
時短勤務、収入格差、子育てとのバランス…山下真実さんに聞く育休明け復職前に考えておきたいこと


育休から復職後、時短勤務により給料はカットされても、限られた時間で産前同様のパフォーマンスを上げようと頑張るワーキングマザー。そんなとき、度重なる子どもの体調不良を目の当たりにして、ふと「私、何のために働いているんだろう」と思い悩んでしまうことも。出産後、復職を経て株式会社ここるくを起業された山下真実さんは、多くのワーキングマザーの悩みや葛藤を目にしてきました。どんな工夫をして、どんなマインドでいれば、少しでも健やかに育児と仕事の日々を送れるのか、お話を伺いました。

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- 母になったら「意思決定」が私ではなくなった
- 子どもは「殿堂入り」させよう。優先度のランキングに入れてはいけない
- 出産とともに人生年表が引かれる。育休中はお金のことも夫婦で話せるチャンス
- 時短勤務、キャリア、収入比較…。復職に起こりがちなトラップを乗り越える
母になったら「意思決定」が私ではなくなった
マネ活編集部:人気レストランと提携し、託児付きランチプランを提供する「ここるく」は、多くの育休ママたちが利用されているとのこと。山下さんがこのサービスを立ち上げたきっかけや経緯は何だったのでしょうか。
山下:原点となったのは、「今まで気にも留めていなかった当たり前のことが、産後は一気にできなくなるんだ」という私自身の実感でした。代表的なものが外食で、「こんなにもできなくなるのか」と愕然としたんです。ただ、私は自分自身の課題を工夫して乗り越えるタイプだったので、何とかして自分の時間はもつようにしていました。
託児付きランチを思いついたきっかけは、私より少しあとに育休を取った同僚との会話でした。元気のなさそうな顔をしていた彼女に、「最近、どうなの?」と尋ねたら、「毎日近所の児童館に行って、近所のママ友と言い合う愚痴が唯一のストレス発散かな」と言ったんです。他愛のない旦那さんの愚痴なのかなと思って聞いていたら、愚痴の対象が子どもだったんですね。「がんばって作った離乳食を食べてくれない」とか「ずっと抱っこしていたのに寝てくれなかった」とか。
まだ歩き始めたくらいの月齢の子どもたちではありますが、「ママが自分のネガティブな話をしている」ことくらい、言葉が理解できなくても伝わってしまうのでは?と思ったんです。だから、それはやめてほしいと思ったのですが、一方で目の前にいる彼女を責める気にもなれなくて。私も彼女と同じ境遇だったら、愚痴を言うようになっていたかもしれない。当事者意識からくる焦り、恐怖感、危機感を強く感じました。この経験から掘り下げていくと、「ママたちには、自分の時間が明らかに足りていない」ことが見えてきたんです。
マネ活編集部:それで、託児付きランチを思いつかれた?
山下:ランチじゃなくてもいいんですけどね。まずは私が自分の経験からできることとして思いついたのが、外食だったんです。そのワンシーンだけでも変えられれば、何か少しでも力になれるんじゃないかと思って。
まだ起業する前の会社に勤めていたころ、個人的な集まりでの託児付きランチを主催していました。金融コンサルタントとして働いていたので、上手くいかない業務の仕組みの改善策を考えるのが癖になっていたこともあって、まずはやってみようと思いまして。
フリーのベビーシッターさんを探せるサービスを利用して15名ほどと面談し、信頼できそうな方を何名かピックアップ。シッターさんと友達が集まれる日を調整して、レストランの予約を入れるんです。レストラン側には、親たちが食事をする予約とは別に、子どもとシッターさんが過ごす個室も借りられないかと打診しました。個室料がいるならお支払いするからとお伝えして。これがここるくのサービスの原型ですね。今から約9年前、上の子の赤ちゃん時代のことです。

託児とランチの予約が一度で済むことも「自分の時間」を確保しやすくする「ここるく」の工夫のひとつ
マネ活編集部:一時預かりなどに預けてランチをするのではなく、店にシッターを呼ぶ発想がすごいです。
山下:これにはメリットが2つあり、まずは一緒にランチをしたい友達に「子どもを預けてきてね」と言わずに済むため、誘いづらさがやわらぐこと。もうひとつは、何かあれば駆け付けられる距離感が、子どもを預けるハードルを下げてくれたことです。意思決定が自分の手にあることって、とても心強いんだと思いました。
マネ活編集部:自分の胸三寸で決められる点に良さがあったわけですね。
山下:出産前まではそうだったはずなんですよね。だけど、子どもが生まれた瞬間に夫やシッターさん、さまざまなところにお伺いを立てて調整しないと、自分の意思決定を遂行できなくなってしまう。その歯がゆさにママたちは戸惑っているんだろうなと。
マネ活編集部:自分と友人たちとの間で始めた取り組みを、ビジネスとしてサービス展開することになったのは、どういった経緯だったのでしょうか。
山下:友人の姿を見たとき、個人の力量、努力といったものではなく、現代の子育て環境の構造そのものがはらんでいる課題だと一瞬で腑に落ちたんです。育休中のママたちは自分自身を大切にできずに、子育ての流れに飲み込まれるような感覚を抱いてしまうんじゃないかと。私自身が育休から復職したのち、およそ2年経って起業しました。
マネ活編集部:サービスを立ち上げられ、育休中のママたちを見続けてきたなかで、育休中の過ごし方に変化はありますか?
山下:あります。私が起業してサービスを立ち上げた頃は、託児してランチすることに対する罪悪感がママたちにかなりあったんです。育休中には仕事など「やるべきことを何もしていない」感覚が強く、自分のためにお金や時間を費やすことに対し、贅沢なんじゃないか、わがままなんじゃないかと抵抗感を抱いている人がほとんどでした。
マネ活編集部:直接そうした言葉をお聞きしたことがあるのでしょうか。
山下:ここるくを利用してお寿司を食べているときに、泣き出してしまった方がいました。「大丈夫ですか」とお聞きしたら、「子どもを預けて私がこんなに美味しいものを食べていていいのかと思ったら、涙が出てきてしまいました」とおっしゃられたんです。その言葉を受けて、このサービスは私の価値観を押し付けてしまっているだけではないか?と不安を抱きました。世の中に必要だと思って自信をもって投入したサービスだったけれど、みんながみんないいと思うわけではないと、身につまされた気がして。
ただ、半年後くらいに、このママがまた来てくださったんです。我慢できずに、「どうして来てくださったんですか」とお聞きしたところ、「あの日、帰宅後に余裕をもって子どもと接することができていて、初めてあの時間は必要なものだったと気付けたんです。だから、もう1回来ました」と言ってくださって。ああ、良かったと思いましたね。
こうしたママが珍しくなかった頃から、ここ1、2年くらいは自分に対して自分の時間をもってもいいんじゃないかと思えているママが増えたと思っています。やっぱり葛藤はあると思いますが、世間も「いいよ、ママもそういう時間をもつのは当たり前だよ」と変わってきているので、抵抗感が薄らいできているのかなと。育休中の過ごし方自体にも、変化が見られるんですよ。
マネ活編集部:どういった変化ですか?
山下:以前までは、育休中に自己投資をしようと思ったとき、ママたちが選ぶのは仕事につながる勉強や資格取得だったんです。それが、今では仕事には直接関係のない資格や趣味に関するものに変わってきていると感じます。コロナ禍の影響からオンラインでいろいろ参加できることもあり、興味のあるセミナーに気軽に参加できるようになった側面もあるのでしょう。仕事に関係することでないと時間を取ったらダメだと思っていた心境に変化が生まれていると感じています。

ママがランチの間、店内や徒歩5分以内の託児スペースで「ここるく」認定のプロの保育スタッフが子どもを預かってくれる

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子どもは「殿堂入り」させよう。優先度のランキングに入れてはいけない
マネ活編集部:ますます共働き世帯が増えている昨今ですが、山下さんの目から見てママたちに変化はありますか?
山下:復職に対する意識が変わりました。私が一人目の出産を迎える頃は、「復職する? どうする?」と上司から聞かれるのが普通で、復職することが前提ではなかった。ただ、今は産休育休を経て復職するのが当たり前の流れになっています。大企業では特にそうですね。
ただ、そうなると「復職しない選択肢」を検討しないまま、深く考えずに復職してしまう人が出てきます。復職しない選択肢をあえて見ないようにしている方もいるかもしれません。しかし、復職する場合・しない場合の可能性をシュミレーションすると、自分の「思いや決心」が浮かび上がってきます。当たり前のように復職してしまうと、その「思いや決心」が陰に隠れたままになることも。
マネ活編集部:思いや決心、どのようなものですか?
山下:働くことに、どれくらい覚悟を決められるかだと思っています。「働く」と決断して、自分なりの納得感や覚悟を育休中に積み重ねていくと、復職後にブレたりモヤモヤしたりしにくいと思うんですよ。
マネ活編集部:覚悟をもたずに復職すると、子どもと仕事どっちを取る?という思考になってしまうこともあります。
山下:そういう悩み、非常に多く聞きます。私は「子どもか仕事かで天秤にかけちゃダメですよ」と伝えています。だって、冷静に考えたら絶対に子どもが勝ちませんか? 自分より大切な子どもと、自分の人生の一部である仕事を比較したところで、仕事が勝つことはないんです。ここを比べてしまうと、答えには行き着けない。子どもを大切にしたいのは当然のことなので、「子どもは『殿堂入り』にしましょう」と伝えているんです。
仕事をしていると子どもを大切にできないのではと考え出してしまうと、どうあがいても「仕事をしないほうがいい」結論にしか行き着きませんから。で、子どもをランキングから外した上で、「母になった自分」という今までとは異なる自分としてランキングを付けていきましょうとお伝えしています。
マネ活編集部:先ほど、育休中の自己投資についてお聞きしましたが、それ以外ではどのように過ごしておくと良いでしょうか。
山下:個人的には、自分ともっともっと向き合う時間を確保してほしいなと思っています。赤ちゃんの生活リズムに合わせて生活していると、自分の時間が細切れになりますよね。寝静まった夜、暗いリビングで録画した番組を見たり、コンビニスイーツを食べるのがせいぜいだったり。
マネ活編集部:そうですね。
山下:でも、ママがほしい「自分の時間」って本当はそうじゃない。もっとゆったりした気持ちで、1時間なり2時間なり、「この時間が確保できている」安心感がある時間だと思うんです。そうやって自分と向き合える時間を意識的に取ってほしい。これは贅沢でも悪でもなくて、自分のメンテナンスとして必要な時間なんですよ。
あとは、自分と向き合う時間をもつことは、「私」を主語にすることにもつながります。
マネ活編集部:「私を主語にする」ですか。
山下:子どもを産むと、会話の主語がいつの間にか子どもになるんですよね。「うちの子が」「〇〇ちゃんが」と、夫にも友達にも子どもを主語にして話してしまう。自分の時間を少しもつことで、「私」を主語で話す会話が増えると思うんです。そういった会話が増えれば増えるほど、「私」を思い出しやすくなります。好きだったこと、出産前にやっていたこと、昔やりたいとおもっていたこと。この「思い出すこと」がとても重要です。思い出せたら、過去から現在、未来と自分を主語にした思考ができるようになっていくと思います。
マネ活編集部:その思考ができるようになると、復職後に「私はどうして働いているんだっけ?」と迷いにくくなるのでしょうか。
山下:そう思います。この「どうして働いているのか」は、母になる前はあまり考えなくても働いてこられましたよね。天秤にかけるときも、仕事内容と給与年俸の釣り合いなど、考えるポイントはシンプルだったんじゃないでしょうか? 母になるとそれが複雑化する一方、お金以上にやりがいを求める人が増える傾向にあります。そういう意味で、働くことの理由や目的を自分なりに棚卸しすることはとても大切なことだと思います。

細切れの時間ではなく、「しっかりと確保された1、2時間」があってはじめて、ゆったりとした気持ちになれる
出産とともに人生年表が引かれる。育休中はお金のことも夫婦で話せるチャンス
マネ活編集部:お金にも、出産前後では大きな変化が起こると思います。
山下:起こりますね。貯蓄などお金に関する計画含め、子どもが生まれた瞬間に人生年表が子どもの年齢で自動的に引かれてしまう、と私はよく言っています。妊娠するまでは、「何歳までに転職して」「何歳までに結婚して」と自分で理想のライフプランを練れていたのが、子どもが生まれると「6年後には小学校に入学して、卒業したら3年後には高校受験があって…」と明確に人生年表が引かれてしまう。「子どもが高校卒業までは都内からは出にくいな」とか「小学校6年間は引っ越しを控えたい」とか、具体的にライフプランができてくるんですよね。
マネ活編集部:受験費用なども「ここまでに貯めないと」と期限がおのずと決まってくるわけですね。
山下:だから、育休中はライフプランやお金について夫婦で話し合ういいタイミングだと思います。いっそのこと、ファイナンシャルプランナーさんなど、お金のプロに一度相談してみるのもいいのではないでしょうか。我が家でも、以前から頼りにしているライフプランナーさんに、年1回ペースで定期的に話をしているんです。
マネ活編集部:プロにお話する際、具体的にどのような方向性でお話することになるのでしょうか。
山下:家庭によって異なるとは思います。たとえば、住宅ローンを組んで持ち家を買うタイミングがこれから来るかもしれないとして、どう考えているのかを夫婦だけではなくプロにも同席してもらって話すとか。我が家担当のファイナンシャルプランナーさんとは気さくに聞ける間柄なので、わからないことが出てきたときに「どう思う?」と尋ねています。

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時短勤務、キャリア、収入比較…。復職に起こりがちなトラップを乗り越える
マネ活編集部:復職後に陥りやすいトラップに、時短勤務による収入の減少があると感じています。子育てが加わっていることもあり、体感的なしんどさはあまり変わらないのに、時短勤務で収入はカットされている。お金だけのことを考えたら、「あれ、私って何のために働いているだっけ?」と思ってしまうこともあります。
山下:時短だと通常給与の6割から8割程度まで減りますからね。多かれ少なかれ、そこの葛藤は皆さん感じていると思います。でも、時短になった分、勤務時間中は今まで以上に集中して、脇目もふらず仕事をがんばっている。仕事への気持ちは何一つ変わってないどころか、復職前よりがんばっていると感じている方のほうが多いと思うんですよ。
「こんなに効率的に仕事ができるんだ」「こんなに自分ができるとは知らなかった」といった経験をされている。だからこそ、給料が下がってしまうことが腑に落ちないんですよね。職場復帰に当たっての状況は千差万別なのでもちろん一概には言えませんが、アドバイスを求められる時は、「もしもフルタイム勤務で戻れるなら、そのほうがいいと思います」とお答えしているくらいです。
マネ活編集部:時短勤務を選ぶ以上、給料カットは仕方がない。そのなかで、どう気持ちを整えたらいいでしょうか。
山下:時短勤務の期間は、仕事人生のなかでも一定期間ですよね。なので、時短勤務自体も自分にとっての「投資」なのではないかと思っています。復職をしていなければ、その先のキャリアはもっと描きづらくなっているはず。だから、給与が時短勤務で減るくらいは、投資相当分だと思うんですよ。
マネ活編集部:キャリアを途絶えさせないための投資?
山下:そもそも、子育てをしながら一生懸命働くことで得られる経験は、非常に素晴らしいものです。私も「何のためにそんなに一生懸命働いているんですか」と聞かれるんですが、そのたびに「全部子どもに還元するため」と答えているんですよ。私はもともと怠け者なのですが、仕事だと頑張れちゃう。つらくても面倒くさくても、仕事だから限界を超えるように挑戦しようと思える。私から仕事を取ってしまうと、成長機会が失われてしまうと思います。
そして、こうした自分の経験や仕事を通じて得た人脈は、長い目で見て子どもに還元できると思うんです。子どもの悩みに「こんな風にしてママは乗り越えたことがあるよ」と伝えられたり、自分のつらかったときを思い返しながら話を聞けたり。それに、子どもが大人になったあと、したいことが出てきたときに、私の人脈で何か力になれることがあるかもしれないとも思っています。

自分の経験や「ここるく」サービスを利用してきた育休ママたちのエピソードを交えて、「復職あるある」をたくさん語ってくれた山下さん
マネ活編集部:そう思えると、なんだかとてもすっきりします。復職後のお金に関していうと、夫との関係性の変化もあるかと思います。夫との収入格差で夫婦関係に優劣がついてしまったり、自分が勝手に引け目に感じてしまったり。山下さんはどう思われますか?
山下:難しいですよね。そこも含めて夫婦で乗り越えなくてはいけない話だと思います。高い給料をもらっている人のほうが社会から認められている感覚は、男女関係なくあると思うんです。だからこそ、給料が少ないほうが何か補わなければと思ってしまうのでしょう。
しかし、夫と私でどちらが多く稼いでいるかが問題ではなく、家族としてどんな課題があるのかという話だと思います。子ども、夫、私の一家で一隻の船、ひとつのチームなのだから、全体としてどうやっていくのかという視点に夫婦とも切り替えなければいけないですよね。船を進ませるための時短勤務なのだと夫婦がお互いに納得、理解しておくことが大切だと思います。
マネ活編集部:どうしても視野が狭くなりがちですが、広げて長期的な目線で見ることが大切なんですね。
山下:こうやってお話している私も、起業のタイミングと子育てが重なったこともあり、起業前後で収入が減ってしまいました。やはり、そのことに負い目のような気持ちが生まれましたね。夫も収入差からくる優劣意識を感じ始めているなと思ったことがありました。
マネ活編集部:どうされたのですか?
山下:真正面からぶつかり合いました。「この日に子どもをどちらが見るか」を相談するとき、夫のほうが稼いでいるからといって自動的に夫が優先されるべきという話ではない、それとこれは別だよねと。
マネ活編集部:パートナーの反応はどうでしたか?
山下:「あ、そっか」でした。悪意なくシンプルに伝えてもらわないと気付かない部分があるんですよね。男性の多くが、「察するのは無理だ」というじゃないですか。だから、ちゃんと具体的に話すことが大切。言われたことを気にするタイプの夫なら、「気づかなかったことに文句を言いたいわけじゃない」と伝え、「これをやってくれると助かる」とプラスの面を伝えるほうが、受け入れやすいんだと思います。
マネ活編集部:「俺のほうが稼いでいるんだから」という言葉が、ぽろっと出る夫もいるかと思うのですが…。
山下:「私、お金のためにあなたを選んだと思ってるの?」と尋ねてみたらハッとしてくれないですかね。お金を稼げなくなったら、あなたを捨てていいの? そうじゃないでしょ?という。
マネ活編集部:おっしゃる通りです。大変さが積み重なりすぎてそういう発言になることもあるのかもしれません。互いの価値観を話すこと、大切ですね。最後に、コロナ禍という未曽有の状態で子どもを産み育て、育休から仕事復帰するママたちに、メッセージをいただけますか。
山下:コロナ禍の中で復職されるママたちは、外出自粛により、子どもを遊ばせることに苦労されていたり、ママ友を作ることもできなかったり、母親学級もなかったりと、非常に不安ななかで子育てを経験されてきました。復職にも強い不安、大きな悩みを抱えている方が多いと思っています。
まず、私が伝えたいのは、悩んでいるのはおかしなことではなく、ものすごく自然なこと。復職後にバリバリ働いている先輩ママたちも、同じ状況だったら今のようにニコニコ働けていたかはわからないと思います。それくらい大変な状況を経て復職するのだから、何か困ったことがあれば、素直にSOSを出していいと思います。パートナーや上司、友達やカウンセラーなどプロの方たち、誰を頼ってもいい、抱え込んでひとりで悩むことだけはないようにしてほしいです。
また、悩みは必ずしも解決しなければならないものではありません。悩んでいる自分との付き合い方を見つけることも、ひとつの解決方法だと思います。コロナ禍でなくても、ママたちは迷い悩みながらやっているんですから。私も未だに悩みしかありません(笑)。ただ、その悩みも自分の魅力になっているんじゃないかというくらいの気持ちで、ふてぶてしくやっていっていいと思っています。
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産後を見据えて、自分らしい働き方を確立した志賀祥子さんに聞くこれからの女性の働き方「少し先の未来」を想定した逆算キャリアで、会社員からフリーランスに転身、その4年後に株式会社MaVieを立ち上げた志賀祥子さん。どのようにキャリアを築かれてきたのか、フリーランスとして自分で稼いでいく働き方についてお話を伺いました。

家事育児のアウトソースは投資 株式会社MANABICIA代表・池原真佐子さんに聞くワンオペ育児とキャリアの両立臨月のときに夫の海外赴任が決定。会社の経営とワンオペ育児を両立することになった株式会社MANABICIA代表の池原真佐子さん。どのようにしてキャリアと激動の日々を乗り越えてこられたのか、事前準備やアウトソースの活用方法について伺いました。

100のやりたいことリストから始める。コーチングのプロ小林舞依さんに聞く「自分の価値」の見つけ方~30代の女性。「女性の幸せは結婚、出産」という時代ではないけれど、どこか息苦しさを感じることもあるのではないでしょうか。その背景にあるのは、無意識のうちに縛られている固定観念かもしれません。コーチングに出会い、自分が本当に大切にしたかったことに気づいた小林舞依さん。コーチングで理想の人生を生きられる人を増やしたいとコーチング会社を起業し、前向きに頑張る女性を応援するコミュニティ「東京営業女子会」の主宰も務める小林さんに、本心に気づく方法、自分の価値の見つけ方についてうかがいました。

乳がん体験者コーディネーターに聞いた「がんへの備え」。今の自分にとってのリスクを考える。乳がんを経験後、乳がん体験者コーディネーターを取得し、病気に対する経済的備えについてのアドバイスを行うファイナンシャルプランナーの黒田尚子さん。若くしてがんになった芸能人のニュースに触れたり、周囲から「がんになった」と話を聞くと「自分や家族ががんになったらどうしよう」と漠然とした不安を感じるもの。しかし、具体的にどう備えておけばいいのかは、なかなかわからないものです。治療費はどれくらいかかるのか、がん保険に入ってさえいれば安心なのか。専門家の黒田さんにがんへの備えについてうかがいました。

移住にかかるお金は準備次第 「移住女子」著者・伊佐知美さんが選び直したライフスタイル移住にあたって気になるお金周りの準備や移住の実態について専門家にインタビュー。 暮らし方や働き方が大きく変わった今、出社前提の働き方から解放され、住む場所自体を見直した方もいるでしょう。内閣府が2020年5~6月に東京・大阪・名古屋圏を対象に行った地方移住の関心度に関する調査では、20代30代の働き盛り世代のそれぞれ2割近くが「コロナ禍により移住への関心が高くなった」と答えています。今回お話をうかがった伊佐知美さんは、多くの移住者に話を聞いた「移住女子」の著者。また、自身も2020年夏に東京・沖縄の二拠点居住を開始された当事者です。

時短勤務、収入格差、子育てとのバランス… 株式会社ここるく代表・山下真実さんに聞く復職前に考えておきたいこと育休から復職後、時短勤務により給料はカットされても、限られた時間で産前同様のパフォーマンスを上げようと頑張るワーキングマザー。そんなとき、度重なる子どもの体調不良を目の当たりにして、ふと「私、何のために働いているんだろう」と思い悩んでしまうことも。出産後、復職を経て株式会社ここるくを起業された山下真実さんは、多くのワーキングマザーの悩みや葛藤を目にしてきました。どんな工夫をして、どんなマインドでいれば、少しでも健やかに育児と仕事の日々を送れるのか、お話を伺いました。

不安定な時代だからこそ、いいパートナーシップがカギになる。あつたゆかさんに聞く夫婦のいい関係を築くコツ夫婦やカップルなどパートナーとの関係性を良好に維持するのは、なかなかどうして難しいものです。そして、パートナーだからこそ、お金の話をするのが難しいと感じる人も多いようです。パートナーシップを探求し、支えるアプリ「ふたり会議」や、オンラインコミュニティ「すきだよラボ」を運営するあつたゆかさん。あつたさんがパートナーシップに関心を抱いた背景、円満の秘訣についてお話を伺いました。

マネー教育は難しくない!キッズ・マネー・ステーション代表 八木陽子さんに聞く親子で始める「お金」の話クレジットカードやスマホ決済など、キャッシュレス決済をする場が増えるなか、親として子どもにどうお金について教えていけばいいのでしょうか。マネー教育と聞くと難しく考えてしまいがちですが、親子の日常会話から始めてもいいと八木陽子さんは言います。2005年からファイナンシャルプランナーとして親子にマネー教育講座を開いてきた八木さんに、今日から始められるマネー教育についてお話を伺いました。

ファッション選びは自己投資!人気イメージコンサル・原山葵さんに聞いたイメージコンサルタントとして独立後、3年間で800人以上のお客様に似合う服のアドバイスや買い物への同行を行ってきた原山葵さん。現在、コンサルティング依頼の倍率は20倍と人気を集めています。そんな原山さんも、過去には数えきれないほどの買い物失敗体験を繰り返してきたのだといいます。自己投資としてのファッションやお金を無駄にしない服選びについて、お話を伺いました。

「プラス5万円」は副業なら難しくない!?副業占い師・林知佳さんに聞く、ローリスクで始める副業のススメ人材会社でリモートワーカーとして働きながら、占い師としても活躍する林 知佳さん。他にも、ファッション小物・アパレル販売、YouTube動画投稿、カメラマンなど幅広く活動をされています。今が幸せだと語る林さんですが、キャリアに悩み、10年間で9回もの転職を繰り返した過去も…。どのようにして今の働き方を確立したのか。お話を伺いました。

20代、社会人1年目で貯金180万円!? miiさんが語る「頑張らない」一人暮らしの家計簿、節約術とはさまざまな節約術を駆使し、一人暮らしを始めて1年目で貯金が180万円を超えたインスタグラマーmiiさん。そのやり方をブログやSNSで公開し、Instagramはフォロワー28万人を超えます。どうやって家計をやりくりしているのか、miiさんが心がけていることについてお話を伺いました。

「手書き家計簿」は自信をくれる。 フォロワー7万人超え『づんの家計簿』のづんさんに聞いた、家計簿をつけた方が良い理由オリジナルの手書き家計簿をInstagramに掲載し、フォロワーが7万人を超えるづんさん。出版された書籍も大人気で、たくさんの人が『づんの家計簿』を真似しています。 家計簿をつける意味は、単にお金を貯めるためだけではないのだと言います。家計簿をつけると何が変わるのか、お話を伺います。

ビットコインは不況に強い!? エコノミスト「ミス・ビットコイン」藤本真衣氏に聞いた、暗号資産(仮想通貨)との上手な付き合い方10年近く前からビットコインの持つ可能性に注目し、その普及に尽力してきた藤本さん。現在は、ビットコインを扱う企業の顧問やコンサルティングを務める他、「ミス・ビットコイン」として啓蒙活動も行っています。経済活動が世界的に落ち込んでいる今こそ、ビットコインを始めるべきだとのこと。それはなぜなのか、お話を伺いました。

リスク分散で資産を守る?エコノミスト崔真淑氏に聞く、老後を安心して迎えるために今できることとは新卒で大和証券SMBC金融証券研究所(現:大和証券)に入社し、独立後も経済学を軸にエコノミスト・コンサルタントとして活動されてきた崔さん。経済の仕組みについてわかりやすく解説するなか、自身でも学生時代から投資を続けてきました。 そんな崔さんに、将来に備えるため今すべきこと、投資の始め方についてお話を伺いました。

「稼ぐ力」が幸せを呼び込む?キャリアコンサルタント田中美和氏に聞く、女性のキャリアの作り方新卒で日経ホーム出版社(現 日経BP社)に入社し、約7年間日経ウーマンの編集者として多くの女性に取材をしてきた田中美和さん。 女性の声を聞き、支え続けてきた田中さんに、多くの女性が生きていく中でぶつかる壁や、その乗り越え方についてお話を伺いました。

