3年間で資産1,000万円を達成した元浪費家が語る、モチベなしでお金を貯める「ほったらかし投資」
やる・やらないはすぐ決める。ポイ活で資産形成を着実に進めるゆたかさんに聞く、余計なものを増やさないポイ活の始め方
資産形成の1つの手段として目にすることが増えている「ポイ活」。ポイントにはさまざまなものがあり、情報もあふれるほどあることから、何をどう選ぶのが1番お得になるのかわからずに困っている方もいるかもしれません。そこで、今回はポイ活などを通じて資産形成を進め、その情報を発信しているゆたかさんに、余計なものを増やさない上手なポイ活の始め方について伺いました。
- ポイ活・投資・副業などで資産形成中
- 「娘のため」に一念発起。借金返済から資産形成へ
- やる・やらないの二択の判断をすぐにする。余計なものを増やさないポイ活の進め方
- 等身大の自分で、発信者・受け手双方にメリットのある発信を続けたい
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ポイ活・投資・副業などで資産形成中
マネ活編集部:ゆたかさんの現在のご活動についてお聞かせください。
ゆたかさん:会社員として働きながら、ブログやTwitterでポイ活などお得情報を発信しています。1人娘を育てるシングルファザーなので、我が子のために資産を作るべく、一生懸命やっている状況ですね。離婚した2年前ぐらいまでは借金があったのですが、今はそれを返し終わり、500万円ほどの資産を有しています。
マネ活編集部:ポイ活のほか、投資や副業などにも取り組まれているそうですが、資産形成に特に役立っている手段は何ですか?
ゆたかさん:特にどれといったことはなく、バランス良くといった感じですね。節約、ポイ活、副業、投資と、ひとつずつつまみ食いをしながら資産形成を進めています。ポイ活を通じて節約ができていることがベースにあるのかなと思いますね。使うお金が格段に減り、その分を投資に回せるようになったと感じています。
支出しなければ、そのぶん収入がそのまま資産になる。ただ、支出はコントロール可能とはいえ、やはり限界があります。資産を増やすために支出をある程度減らしつつ、ポイ活や副業、投資と総合力で勝負しようとしているのが私のやり方ですね。
「娘のため」に一念発起。借金返済から資産形成へ
マネ活編集部:先ほど、借金というお話がありました。ゆたかさんが資産形成を始めたきっかけは何だったのでしょうか。
ゆたかさん:過度なストレスから「一発逆転したい」「楽に稼ぎたい」とギャンブルに走ってしまったのが借金の原因です。お察しの通り失敗してしまい、一時期はマイナス100万円に。シングルファザーにもなりました。
実母の協力も得られてはいるものの、父親1人で娘を育てることになったことで、「この子をきちんと育て上げたい」「楽な暮らしをさせてやりたい」「将来の選択肢を伸ばしてあげたい」という気持ちが芽生え、このままではダメだと気持ちを入れ替えたんです。
そこで父親に頭を下げ、まずは借金を返すことに注力。返し終えてから資産形成に励むようになりました。今も娘のためという気持ちが大きいですね。
マネ活編集部:借金返済、そして資産形成に向けて、どのように動いていったのでしょうか。
ゆたかさん:まずは支出を減らして仕事をがんばり、とにかく返済に充てていくことがスタートでしたね。そこから空いた時間に何かできないかと考えるようになりました。以前からやっていたアフィリエイトをきっかけにポイントサイトの存在を知り、ポイ活を開始。ポイントサイトだけではなく、楽天ポイントを始めとしたクレジットカードのポイントも集めるようになりました。
その後、「楽天経済圏」を知って活用を始めます。それらの情報を自分のために整理しようと思って始めたのがブログやTwitterでの発信でした。ブログはもともと書いていたのですが、自分がインプットしたことをアウトプットしていったことで、アフィリエイトからも収入を得られるように。今はどちらも副業として収入源のひとつになっています。
マネ活編集部:ゆたかさんのブログには、かなり多様なポイントを集めていると書かれていました。メインで貯めるポイントは決めているのでしょうか。
ゆたかさん:特に「このポイントを貯めよう」とは決めていないですね。1番活用しているのは楽天ポイントかなと思います。楽天市場での買い物のほか、楽天カードや楽天キャッシュを使った投資信託の購入でもポイントを貯めていますね。
ポイントがお得に貯まる買い回りイベントを活用しているので、期間限定ポイントが1番貯まるんです。貯まった期間限定ポイントは、楽天市場や楽天ペイで使うようにしています。どちらもポイント利用でも利用分に対してポイントが付与されるんですよ。
通常ポイントは月々のカード利用の支払いに充てたり、楽天証券の米国株の購入資金に充てたりしています。
他社ポイントは、最終的にひとつのポイントに交換して集約するようにしています。他社でもポイントで株を買えるものがあるので、そうしたポイントは株の購入に充て、現金を使うことなく投資をしています。
クレジットカードでも投資商品が買えるようになったので、私はクレジットカードを利用して積立投資をしています。先取貯蓄ならぬ先取投資ですね。残ったお金で投資しようというスタイルはあまり上手くいかないことが多いので、先に決めた額を投資に回してしまうのはひとつの手だと思います。
やる・やらないの二択の判断をすぐにする。余計なものを増やさないポイ活の進め方
マネ活編集部:今回のテーマは「余計なものを増やさず、シンプルに資産形成に繋げていく上手なポイ活の進め方」です。いかがでしょうか。
ゆたかさん:難しいテーマですよね。「余計なもの」をどう捉えるか次第でもありますが、コツは大きく4つあります。まず1つ目は、頭のなかに余計な情報を置いておかないという意味でいうと、やるかやらないかをすぐ決めることだと思います。
ポイントが貯まるイベントをやっていると知ったそのときに、やるかやらないかを決めてしまい、やるならパッと終わらせてしまう。「あとでやろう」が蓄積すると頭がいっぱいになりますし、知らず知らずのうちにストレスにもなってしまいます。再び手順を見直すという手間も発生するので、とにかくすぐ決めることが大切です。
2つ目のコツは、物理的なことでお話すると、ポイントカードを持たず、アプリを利用することです。私は財布も持たず、スマホオンリーで外出することが多いので、ポイントカード系アプリのフォルダ、QRコード決済系アプリのフォルダと分けてまとめておき、サッと使えるようにしています。アプリであれば財布がポイントカードだらけになることもありませんし、持ち忘れや探す手間もなくスムーズに使えますよ。
マネ活編集部:ゆたかさんはいろいろなポイントを貯められていますが、ポイント自体は絞らないほうが良いのでしょうか。
ゆたかさん:そうですね。こちらに関しても、私は迷うくらいならどれも貯めておき、ポイント交換で集約していくやり方を勧めています。そもそも、どのポイントが貯めやすくお得になりやすいかどうかは生活エリアやスタイルによって異なるため、一概には言えないんですよ。とりあえず始めてみて、あまりにも貯まらず手間だけかかるなと感じられたら、そこでやめればいいと思います。
マネ活編集部:ポイ活を始めると、つい頭が「ポイントをより貯めること」に向いてしまうような気がします。それでしんどくなってしまったりすることもあると思うのですが、どうしたら良いでしょうか。
ゆたかさん:そうですよね。余計なものを増やさないための3つ目のコツでもありますが、大切なのは、ポイントを貯めることを目的にしないことです。例えば、ポイントがいつもよりたくさんもらえるから買おう、申し込もうとなると、結果的に無駄なものを増やすことに繋がる可能性があります。
ポイントはあくまでも結果なので、「申し込みたいものがあるから、せっかくならポイントサイトからできないか」「今ならお得だから、このタイミングでほしかったものを買おう」と考えることが大切ですね。
あとは、貯めたポイントをどう使うのかを考えて貯めなければ意味がないのかなとも思います。使い方は私のように投資でもいいですし、「外食費に充てたい」「趣味のものをひとつ買う」「生活費の補填用」と何でもいい。貯めたポイントを何となく浪費に使ってしまうのが1番もったいないと思っています。ポイントを使ったから実質タダと言う方もいますが、タダでそのポイントを得たわけではありませんから。
余計なものを増やさないための4つ目のコツは、周りと比べないことです。比べず焦らず、自分が情報を得たときにやるかやらないかを判断し、やろうと決めたものはすぐにやってしまう。シンプルな流れを作れれば、無理なく無駄なくポイ活を進めていけるのではないでしょうか。
等身大の自分で、発信者・受け手双方にメリットのある発信を続けたい
マネ活編集部:今後のゆたかさんの展望をお聞かせください。
ゆたかさん:これまでもこれからも、変わらずありのままの私をブログやTwitterで見せていきたいです。SNSの発信者のなかには、自分を盛って大きく見せている人も少なくないように感じます。失敗談はあまり人に言わないほうがいいと思っている方もいるかもしれませんが、私は失敗も含めて伝えたうえで、こんな私でもポイ活を通して資産を貯められたんだよと発信していきたいなと思っています。
発信者の自分だけが得する発信ではなく、フォロワー・読者の方にもきちんと得になる情報を伝えたいですね。自分の経験から、本当におすすめできるものを紹介し続けていきたいです。
資産形成に関しては、1年前に「5年後に1,000万円」を自分なりの目標にしました。その目標達成のため、今後も資産形成に取り組んでいきたいです。
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
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