新幹線の切符の買い方とは?お得に乗車チケットを買う裏ワザ

リリース日:2020/08/13 更新日:2022/05/29

長距離移動をする際の便利な交通手段に、新幹線があります。しかし乗り慣れていないと、切符の買い方もよくわからないという方も多いはず。今記事では新幹線の切符に関する基礎知識と、お得に買うための裏技を紹介します。

  1. 今さら聞けない新幹線の切符の買い方をおさらい
  2. 新幹線の切符を買うときに注意したいこと
  3. みどりの窓口で買う場合の注意点
  4. ネットで買う場合の注意点
  5. 往復割引や「えきねっとトクだね」など、お得に新幹線の切符を買う方法

今さら聞けない新幹線の切符の買い方をおさらい

今さら聞けない新幹線の切符の買い方をおさらい

大前提として、新幹線は「特急列車」のひとつです。新幹線の切符は大きく分けて「乗車券」と「特急券」の2種類。乗車券は普通列車(各駅停車等)の目的地までの運賃、特急券はその目的地へ行くまでに乗る特急列車の利用料金です。通常、電車に乗るときには乗車券が必要ですが、それに加え「目的地まで速い方法で行くために特急券を使う」という認識でいれば問題ありません。

 

また、普通列車と新幹線の大きな違いは速さ以外に、「座席」にもポイントがあります。通常の特急券を買うと新幹線の「自由席」に乗れますが、これにプラスして「指定席券」を購入すると目的地まで確実に座ることが可能です。指定席券は520円ほどの追加料金で購入できるため、目的地までが遠く確実に座りたい場合は購入しましょう。

 

もちろん特急券でも自由席に座ることはできますが、自由席が満席だった場合は立ち乗りとなってしまいます。お盆や年末年始など混雑が予想される時期は特に、指定席券があると安心かもしれません。

 

なお指定席にはさらに上のクラスの「グリーン車」と「グランクラス」という特別な席があります。これらは指定席よりも高額になりますが、座席の幅や前後の間隔が広く、移動時間をより快適に過ごせるでしょう。

新幹線の切符を買うときに注意したいこと

新幹線の切符を買うときに注意したいこと

新幹線の切符を買うときには、気をつけておきたいポイントがふたつあります。

 

1. 有効期限

新幹線の切符を購入するときは、乗りたい日付を「本日」「○月〇日」など指定する必要があります。自由席の場合、新幹線に乗る日しか有効にならないため気をつけましょう。ただ長距離の切符の場合、「101km以上200kmまで2日間、400kmまで3日間、600kmまで4日間」といったように乗車券のみ有効期間が延びます。

 

指定席の場合はもう少し特殊です。乗る電車の日時を指定し、この指定した電車に乗り遅れた場合は「指定席券が無効」となります。ただし救済措置として「座席指定日の当日に限り、自由席には乗車できる」というところがポイント。乗り遅れないのがベストですが、万が一のために覚えておきましょう。

 

最低限押さえておきたいのは、「新幹線の切符は基本的に利用当日のみ有効」ということです。

 

2. 買い方

新幹線の切符は主に「JR駅の券売機」「窓口(みどりの窓口)」「インターネット」から手に入れられます。通常、電車の券売機と新幹線の券売機は別々の場所に設置されているためご注意を。これらの買い方に関する注意点は次の項目で紹介しますが、インターネットよりも窓口のほうが簡単に購入できます。

みどりの窓口で買う場合の注意点

窓口で買う場合の注意点

新幹線の切符を買う際、初心者の方でも安心して購入できるもっとも確実な方法は、みどりの窓口の利用です。新幹線に乗り慣れていない人でも、窓口なら駅員さんと会話をしながら購入できるので、自分で券売機などを操作する必要がありません。

 

「どこから乗ってどこで降りるか」と「自由席にするか指定席にするか」の2点を伝えるようにしましょう。

ネットで買う場合の注意点

ネットで買う場合の注意点

最近はインターネットでいつでも切符を買うことができます。わざわざ駅まで買いに行かなくても良く、事前に用意をしておけるのがメリットです。注意したいポイントは、「乗車駅と降車駅」「自由席か指定席か」といった点を自分で選択しながら買わなければならないというところ。パソコンの操作に慣れていないと苦労するかもしれません。

 

また、インターネットで買う場合はクレジットカードが必須となります。場合によってはチケットレスで乗車ができるため、「切符をなくしてしまいそうで不安」という方には適しているでしょう。

往復割引や「えきねっとトクだね」など、お得に新幹線の切符を買う方法

お得に新幹線の切符を買う方法とは

新幹線は移動時間をぐっと短縮できる代わりに、切符が高額になってしまいがちです。少しでも安く購入するのであれば、以下の方法を試してみましょう。

 

・インターネットでの事前予約

 

上述したとおり、新幹線の切符はインターネットで事前予約ができます。JR東日本の場合、「えきねっとトクだ値」というページから予約をすると通常価格より10%~35%程度安く購入することも可能です。

 

また「えきねっとトクだ値」は混雑時期にも適用されており、13日より前であればさらに安く購入できる「お先にトクだ値」というキャンペーンも適用されています。さらに乗車日から3日以内の駅レンタカーも安くなる特典が付いています。

 

・往復割引

往復割引は片道601キロを超える場合に、乗車券が割引される制度のことを指します。行き帰りのそれぞれの値段が1割引きされます。基本的には同じ経路でのチケットを購入した場合にのみ適用されますが、一部の区間では行きが新幹線・帰りが在来線という組み合わせでも往復割引が適用されることがあります。

 

通常乗車券の有効期限は、片道の長さによって変化します。片道100キロまでは当日のみ有効、101キロ~200キロまでは2日間、以降200キロごとに1日ずつ有効期間が加算される仕組みなので、往復割引が適用となる片道601キロ以上~800キロの場合は往復で10日間の有効期限があります。期限内で、後戻りしなければ何度も乗車降車することができるので使い方によってはとてもお得な制度だと言えるでしょう。

 

事前に往復分の切符を購入することで、多少ですが運賃を安くすることができますので、まとめて買ってしまいましょう。

 

・金券ショップ

金券ショップに行くと、通常の新幹線切符より割安な切符を買うことができます。ここで買える切符は基本的に指定席券と引き換えができるため、新幹線に乗る数日前に購入し、窓口などで座席指定をするようにしましょう。

 

旅行や出張で新幹線を利用するなら、改めて切符の買い方と仕組みを理解しておくと安心です。往々にして新幹線での移動は高くつきがちですが、こちらでご紹介した安く切符を買うポイントを実践して、お得に利用してみてください。

 

行きたい場所が決まったら、さっそく取り掛かりたいのがホテルや航空券の確保。楽天トラベルでは、オンラインで予約することができます。定期的に発行される割引クーポンを使えば、予約する際にその場で料金から割り引かれるというお得なシステムもあります。

 

また旅行の準備のひとつとして、キャッシュレス決済の楽天ペイをスマホで使えるようにしておくと便利です。多額の現金を持ち歩かなくて済み、食事や買い物での支払いもスムーズ。旅をより快適なものにできるでしょう。

げんげん
この記事を書いた人
げんげん

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

自動車ディーラーでの営業職を経て、現職であるFP関連出版社に転職。実際にお客様と対面するFPとの交流等で刺激を受け、自身もFP資格を取得し「生活に役立つFP知識」をわかりやすく紹介するために日々奔走中。

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