東京から、郊外へ。ロードバイクを楽しむために移住したら趣味が充実した

リリース日:2023/04/18 更新日:2023/04/20

はじめまして、篠と申します。

 

8年前の2015年、マンガ「弱虫ペダル」をきっかけにロードバイク沼に足を踏み入れました。現在は自転車で各地の峠道を巡りつつ、 YouTubeやSNSにてスポーツサイクルの楽しさを発信しております。

 

最初は軽い気持ちで始めたロードバイクですが、思いのほかどっぷりハマり、いつの間にか生活の中心になっていました。「ロードバイクをより楽しむため」に仕事を変え、東京都渋谷区から、神奈川県の橋本エリアへ、さらに埼玉県飯能市へと、2度も引っ越しているほどです。

 

今回は、郊外へ引っ越したことで環境が良くなり、さらに生活費に余裕が生まれて、ますます趣味に没頭するようになった話をしたいと思います。

  1. 東京で始めた自転車趣味
  2. 環境が変わると、より趣味を楽しめることを確信した
  3. 飯能に移住し、さらに自転車趣味が加速していく
  4. 移住したことにより、さらに趣味にお金を回せるようにもなった
  5. 郊外に引っ越したことで、趣味に新しい展開ができた
  6. あらためて、郊外に移住してよかったと思う

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東京で始めた自転車趣味

ロードバイクが好きになったのは大学4年のころ。渋谷区初台にある6.5畳のワンルームに住んでいました。家賃は管理費込みで6万9,000円。甲州街道沿いのマンションで、駅もコンビニも徒歩1分と、普通に生活する分には最高の立地でした。

 

しかし、周辺の道路は交通量が大変多く、ロードバイクで走りやすい郊外に出るには1時間以上かかってしまいます。とても自転車趣味に優しい環境とはいえませんでした。

 

また、ワンルームだとロードバイクの置き場もありません。狭い廊下に無理やり置いて、出入りのたびに大変だったのは今でも覚えています。

 

 

東京にいたころよく通っていた多摩川サイクリングコース

 

多摩川の両脇には「多摩川サイクリングコース」といわれている道路があります。この道路は、車が入ってこないことと、信号がないことから、自転車で快適に走り続けられます。

 

都内住みの初心者サイクリストにとっては、オアシスのような存在です。ロードバイクを始めたてのころには、ここによく通っていました。

 

ただ意外と道が狭く、曜日と時間帯によっては混雑してしまいます。私はより快適なサイクリングコースを求めて、休日のたびに始発電車で郊外まで輪行(自転車を電車やバスなどの公共交通機関で持ち運ぶこと)するようになりました。

 

この時は、新宿から電車一本で行ける小田急線の小田原駅や、京王線の橋本駅を起点にライドすることが多かったです。ただ、輪行の電車賃はそれほどではないと思っていても、回数を重ねると結構な負担になります。月に8回も輪行で、約1万円の出費になっていました。

 

いっそのことロードバイクで走りやすい場所に引っ越した方がいいのでは…? 輪行の手間と時間を考えると、郊外に引っ越したいという欲がどんどん高まっていきました。そして、転職のタイミングにあわせて、橋本エリアに引っ越すことに決めたのです。

環境が変わると、より趣味を楽しめることを確信した

橋本に住んでいた頃の定番コース「奥多摩周遊道路」 

 

橋本へ引っ越してから確信しました。やはり自転車を楽しむには「環境」が一番大事です。家を出てすぐに、交通量も信号も少ない道を走れるのはとても大きい。その手軽さがロードバイクに乗るハードルを一気に下げた気がします。

 

ロードバイクのみで富士山まで行けるアクセスの良さや、自宅から走れるコースバリエーションの豊富さのおかげで、毎日のお出かけが楽しみで仕方ありません。環境を変えたことで、私はますますロードバイクにのめり込んでいきました。

 

都内に住んでいた頃は年間走行距離が10,000kmもあればいい方でした。休日の趣味としては十分に乗っていると思う人もいるかもしれませんが、私としてはもっと乗りたかったんです。

 

引っ越した後は休みの日だけなく、半休の日でもふらっと出かけられるようになったので、年間走行距離は15,000km~20,000km程度、獲得標高(自転車で上った高さの累計のこと)は320,000mをそれぞれ超えました。

 

走る力がつくと、アマチュアヒルクライムレース(山などで舗装された坂道を中心としたコースを走るレース)にもチャレンジするようになりました。

 

大人になってから成長を実感することってなかなかありません。がんばった分だけ自分に返ってくるロードバイクは生活のひとつの支えにもなったように思います。

飯能に移住し、さらに自転車趣味が加速していく

同じ自転車趣味の夫と

 

橋本での1人暮らしはとても良かったのですが、5年前の2018年に埼玉県飯能市に引っ越しました。同じく自転車が趣味の夫と出会い、結婚したことがきっかけです。

 

秩父のシンボル「武甲山」を一望できる林道からの眺め

 

同じ山付近でも、違うフィールドの飯能は、橋本エリアとは違う魅力を感じました。飯能は清流と緑に恵まれた街で、橋本エリアとは違う独特な山深さがあります。

 

渓谷沿いには緩やかな道もあれば、県道から少し外れた場所には、蜘蛛の巣のように張り巡らされた急勾配の林道もあります。

 

飯能は、短い距離でも獲得標高をたくさん得ることができる「コスパ」がいいエリアだと思います。

 

当時は「獲得標高=経験値」と考えていたので、いかに短い距離でより多く登れるか、というライドを遊び感覚でやっていました。そういう意味では飯能は手軽に経験値稼げるボーナスステージだと思います(笑)。

 

飯能から少し足を伸ばせば、群馬県まで行けます。今までとは違うサイクリングエリアの開拓もはかどりました。特に埼玉県と群馬県の境にある、神流町と下仁田町の林道に日帰りで行けるようになったのは大きいです。一気に楽しみが広がりました。

 

また、ロードバイクで群馬県と長野県の県境にある渋峠にも行けるようになりました。

 

渋峠には「日本国道最高地点」があります

 

渋峠は11月から4月下旬までは積雪により閉鎖されてしまいますが、閉鎖が解禁される日には道路の両脇に雪の壁がそびえ立つようになるんです。

 

「雪の回廊」

 

この様子は絶景で、ドライブをする人や自転車を趣味とする人の間では「雪の回廊」として知られています。私も毎年4月下旬の閉鎖開通日に合わせて「雪の回廊を観に行くソロライド」を楽しんでいます。

移住したことにより、さらに趣味にお金を回せるようにもなった

飯能で自転車趣味を楽しめるようになったのには、金銭的な理由も大きいです。

 

飯能に引っ越したことで家賃が格段に安くなりました。なんと東京に住んでいたときの1Rと同じ価格で3LDKの一軒家を借りられたんです。

 

自転車を置く場所に余裕ができたのを口実に、元々1台ずつだった自転車が夫婦合わせて5台に増えてしまいました(笑)。

 

 

 

スーパーで売られているものも、都心に比べるとかなり安いです。キャベツがひと玉69円、牛肉が100グラム150円前後だったりすることもありました。食費が減った分、より趣味にかけるお金が増えた気がします。

 

今は基本的に在宅ワークなので、空き時間さえあれば気軽に外で自転車に乗れる自由度の高さがたまりません。

 

都心に用事があるときでも、西武線1本で都内に出られるので、この「ちょうどいい田舎」生活を満喫しております。

郊外に引っ越したことで、趣味に新しい展開ができた

飯能にも自転車好きの人は多く暮らしており、地元のサイクルショップを起点に新しい自転車仲間が増えました。

 

サイクルショップの店長にオフロードの魅力を教えてもらい、マウンテンバイクとグラベルバイクにも興味が出てきました。

 

マウンテンバイク

 

ロードバイクだと基本舗装路しか走れませんが、マウンテンバイクは砂利道でも走れますし、森の中の狭い道でも自由に走ることができます。それに加え、えげつない勾配の坂や、段差を登ったり降りれたりする、アトラクションのような乗り物です。

 

グラベルバイク

 

グラベルバイクは、ロードバイクとマウンテンバイクの中間の機能を持った自転車です。舗装路も砂利道もスピードにのせて走れる一台で、探索ライドやツーリングにぴったり。

 

こうした自転車を利用することで、舗装路だけではなく未舗装路も楽しめるようになり、楽しみ方がグッと広がりました。今は走る場所やルートによって車種を変えて楽しんでいます。

 

また、飯能は低山ハイキングも盛んな街です。登山道が綺麗に整備されているので、ふらっとお散歩気分で登れる山がたくさんあります。せっかく飯能に住んでいるので、最近はちょくちょく山歩きも楽しんでいます。

 

飯能は市街地から少し裏道に入ると、すぐにハイキングコースになり、1時間もあればぐるっと山頂に行って帰ってこれます。この手軽さがたまらないです。

 

低山でも市街地が一望できる絶景ポイントがあったり、歩行速度だからこそ目に止まる景色もあり、山歩きの時は自転車と違う良さを満喫しています。

あらためて、郊外に移住してよかったと思う

 

5年間飯能で暮らしてみて、あらためて本当に移住してよかったと思います。自転車を始め、いろいろなアウトドアアクティビティが楽しめる最高の拠点です。そして、家賃や食費などの生活費に余裕が生まれたからこそ、より趣味に没頭することができました。

 

テレワークが可能で、都会の喧騒から離れてリフレッシュしたい方、郊外暮らしはいかがでしょうか。

編集:はてな編集部

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篠
この記事を書いた人

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

ロードバイクで登坂レースに出たり、気ままに景色の良い峠を巡ったりするのが好き。自転車の楽しさをSNSメインで発信。ブログではライドの記録や自転車乗りのために役立つ情報をつづっています。

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