HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)の特徴とは。自分の敏感度をセルフチェックできるサイトも紹介
HSPとは、非常に感受性が強く些細なことにも過剰に反応し、周囲の言動や視線を気にしてしまう気質のことです。今回はHSPの特徴をまとめるとともに、HSP診断サイトやHSPに向いている職業をご紹介します。
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HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは
HSPとは、「Highly Sensitive Person(直訳で「非常に敏感な人」)」の略で、生まれつき感受性が非常に高く、敏感な気質を持つ人のことです。HSPに当てはまるからといって、障がいを持っているというわけではありません。
また、HSPは環境などの後天的な要因でなるものではなく、先天的であることもわかっています。HSPは人口の15~20%と考えられており、比較的少数派であるため、理解されにくい状況となることもあるかもしれません。
HSPの特徴
HSPの人には、以下のような特徴があります。
- 深い情報処理を行う
- 周囲からの刺激を過剰に受ける
- 共感力が非常に強い
- 感受性が強く小さな刺激にも敏感に反応する
深い情報処理を行う
場の空気を読んだり、人の発言の裏側を想像したり、ひとつの物事から多くのことを考える能力に長けています。
その反面、読み取ろうとしすぎて疲れてしまうことも多いようです。
周囲からの刺激を過剰に受ける
人のちょっとした表情の変化や言葉遣いに気づくことができ、人からの刺激以外にも、大きな音や強い匂い、光や天気の変化などに過剰に反応してしまうこともあるようです。
共感力が非常に強い
漫画やドラマ、映画などの登場人物に強く感情を移入するなど、他人との間の心理的な境界線があいまいになることがあります。
そのため、他人が怒られていてもまるで自分のことのように感じ、強いストレスを受けることも多いようです。
感受性が強く小さな刺激にも敏感に反応する
周囲の小さな変化にも敏感に気づきます。食べ物の添加物やカフェイン、肌への刺激にも敏感です。
大きく分けるとこのような特徴があり、人の言動が自分自身を責めているように感じてしまったり、悪いことをしたと気にしすぎてしまったりします。総じて気疲れしやすく、人間関係で悩むことも多いようです。
HSPのセルフチェックができるサイト
上記の特徴を読んで「もしかしたら自分もHSPかもしれない」と思った人もいらっしゃるのではないでしょうか。ネット上でHSPを簡易的に診断できるサイトを使ってチェックしてみましょう。
例えば、
- 忙しい日が続くとベッドや暗い部屋にこもりたくなる
- 強い光やにおい、布地の感触、サイレンの音などに敏感
- 暴力的な映像は苦手なので見ない
などの質問に答えることで、自分がHSPの特徴を多く持っているのかを判断できます。
HSPセルフチェック|ディスカヴァー・トゥエンティワン
出版事業や学習プラットフォーム事業を展開している会社のサイトです。サイト内での10個の質問に順番に答えていくことで、HSP診断を行えます。
HSP診断テスト
48個の質問に答えるHSP診断テストです。診断結果は、-52~140のスコアで表示され、スコアが高いほどHSPの傾向が強いという診断になります。
HSP傾向がある方に向いている仕事
HSPは、その感受性の強さゆえに仕事環境次第では能力を発揮しづらく、意欲を維持して仕事を続けるのが大変ということもあるかもしれません。
一方で、その特性を活かして最大限に能力を発揮できる仕事もあります。ここでは、HSP傾向がある方に向いていると思われる職業をご紹介します。
事務、経理
コツコツと作業を行い、正確性が求められる事務や経理の仕事はHSPに向いているといえるでしょう。また、専門的な分野になると会計士や税理士などの士業も考えられます。
専門的な技術職
PCや機械と向き合うプログラマーやエンジニア、自動車の整備士などもHSPが自分の技術を発揮しやすい仕事です。
芸術系
フォトグラファーやイラストレーターなど、感受性の高いHSPの能力を生かした芸術系の仕事も良いでしょう。自身の能力を活かせる、最適な職場が見つかるかもしれません。
自然と触れ合える仕事
植物と接するフラワーショップや、自然の中を歩くツアーガイドなども、小さな変化に気づきやすいHSPにおすすめです。ただ、天気の変化や強い陽の光に弱いなどの特徴があれば考慮する必要があります。
このテーマに関する気になるポイント!
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HSPとは?
人の気質を表す言葉で、生まれつき感受性が非常に高く、敏感な気質を持つ人のことです。
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HSPとは何の略?
「Highly Sensitive Person(非常に敏感な人)」の頭文字を取ったものです。
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HSPは人口に対しどのくらいの割合?
15~20%と考えられています。
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HSPに向いていると思われる職種は?
事務や経理、エンジニア、芸術系などです。
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
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へぇ!HSP診断って簡単にできるのね。自分の特性を知るのは良いことよね