速達郵便の最短到着日は?速達でも追跡サービスが使える?

リリース日:2021/08/17 更新日:2024/09/02

速達郵便は、普通の郵便物よりも早く配達をしてもらえる郵便サービスのひとつです。速達を利用した場合、一体どのくらいで郵便を届けることができるのでしょうか?ここでは、最短到着日やそのほかのオプション内容をご紹介します。

  1. 速達郵便とは?
  2. 速達が到着するまでの所要日数と到着時間
  3. 当日配達ゆうパックを利用する方法
  4. 速達で郵便追跡サービスは利用できる?

速達郵便とは?

速達郵便の出し方と注意点

速達郵便(以降、速達)とは、手紙やはがきなどの郵便物や、ゆうメールをスピーディーに送れるオプションサービスです。基本料金に加えて速達料金を追加で支払うことで、郵便物をスピーディーに届けてもらうことができます。ただし、ゆうパックやスマートレターなどを速達にすることはできないので注意しましょう。

速達の出し方

速達は、郵便局の窓口に行かなくても利用できるサービスです。利用するために必要なのは次の2点だけなので、誰でも簡単に速達サービスが使えます。

 

  1. 縦長の郵便物の場合は封筒表面の右側上部、横長の郵便物の場合は右横部分に赤い線を引く
  2. 通常の郵送料金に加えて速達分の追加料金の切手を貼る

 

あとは、通常どおりポストに投函するか、郵便局の窓口に差し出せば完了です。
手書きでなくても、赤字の「速達」という文字と線が描かれたハンコなどを押して代用することもできます。「速達」と封筒に赤文字で書くことで速達扱いにすることもできるようですが、厳密には「所定の場所に線を引く」のが正式なやり方です。

 

速達を利用するときの追加料金は下記のとおりです。

速達利用時の郵便物(手紙・はがき)・ゆうメールへの追加料金(2024年9月まで)

種類 重量 料金
※基本料金に加算
郵便物(手紙・はがき) 250gまで +260円
1kgまで +350円
4kgまで +600円
ゆうメール 1kgまで +330円
 

この表は速達利用時に通常料金に追加する金額で、この金額だけで速達が送れるわけではないためご注意ください。

 

また、2024年10月1日から料金の改定が決まりました。改定後の料金は下記のとおりです。

速達利用時の郵便物(手紙・はがき)への追加料金(2024年10月から)

種類 重量 料金
※基本料金に加算
郵便物(手紙・はがき) 250gまで +300円
1kgまで +400円
4kgまで +690円
 

速達が到着するまでの所要日数と到着時間

速達が到着するまでの所要日数と到着時間

速達郵便は、通常郵便よりも早めに届くのが特徴ですが、具体的にいつ到着するのかは速達郵便の差し出し地域と届け先地域、またその時の天候や配達状況によって異なります。

 

各種郵便物の到着日数は、郵便局の「お届け日数を調べる」というサービスで確認できます。

 

なお、この日数はあくまでも目安です。このとおりには届かないこともあるのでご注意ください。




当日配達ゆうパックを利用する方法

当日配達ゆうパックを利用する方法

郵便物を当日に届けるためには「当日配達ゆうパック」を利用する方法もあります。引受エリア、配達エリアは東京都内と大阪府内の一部に限られますが、ゆうパックの基本運賃のみで利用でき、おおむね午前中の差し出しで当日中の配達が可能です。ただし取扱地域区分局、引受時刻、配達エリアは各郵便局によっても異なるため、利用するときにはお近くの集荷、配達を受け持つ郵便局に問い合わせを行って確認するようにしましょう。

速達で郵便追跡サービスは利用できる?

速達で郵便追跡サービスは利用できる?

ゆうパックやレターパックには、荷物が今どこにあるのか追跡できるサービスが付随していますが、残念ながら郵便物に速達をつけても、追跡サービスは利用できません。速達と同時に「特定記録」というオプションを追加すれば、追跡サービスを利用することができるようになります

 

特定記録郵便は、郵便物を差し出したときに受け取る受領証に記載された番号で、現在の郵便物の状況を確認できるサービスです。その郵便物は配送先の玄関ポストに投函されるので、先方に手間をかけることもありません。特定記録郵便は郵便局の窓口に差し出すことで利用することができ、料金はサイズにかかわらず2024年9月までは+160円、2024年10月以降は+210円です。

なお、一般書留や簡易書留を利用して追跡サービスを付随させることもできます。この場合は、先方は対面で受け取ることになります。料金は下記のとおりです。

一般書留や簡易書留の追加料金(2024年8月時点)

種類 書留 料金
※基本料金に加算
郵便物(手紙・はがき) 現金書留 +480円
(損害要償額1万円まで)
さらに5,000円ごとに+11円(上限50万円)
一般書留
(現金書留以外のもの)
+480円
(損害要償額10万円まで)
さらに5万円ごとに+23円(上限500万円)
簡易書留 +350円
(損害要償額5万円まで)
ゆうメール 一般書留 +420円
(損害要償額10万円まで)
さらに5万円ごとに+23円(上限500万円)
簡易書留 +350円
(損害要償額5万円まで)
 

郵便にはさまざまなサービスが用意されています。必要に応じて使い分けることで、よりニーズにあった発送ができるようになるでしょう。

郵便局で郵便料金や荷物の運賃を支払う際は、クレジットカード・電子マネー・スマホ決済などのキャッシュレス決済が利用可能です。年会費永年無料のクレジットカード「楽天カードゆうちょ銀行デザイン」なら、通常の新規入会&カード利用特典に加えて、ゆうちょ銀行を引き落とし口座に設定することで+500ポイントがもらえます。利用金額100円につき1ポイントが貯まる(※)だけでなく、貯まったポイントの使い道も豊富。詳しくは楽天カードのホームページをご覧ください。

 

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※この記事は2024年8月時点の情報をもとに作成しております。

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このテーマに関する気になるポイント!

  • 速達とは?

    速達とは、手紙やはがきなどの郵便物や、ゆうメールをスピーディーに送れるオプションサービスです。

  • 速達の送り方は?

    縦長の郵便物の場合は封筒表面の右側上部、横長の郵便物の場合は右横部分に赤い線を引き、通常の郵送料金に加えて速達分の追加料金の切手を貼ってポストに投函するか、郵便局の窓口に差し出せば完了です。

  • 速達に似ている郵便サービスは?

    「当日配達ゆうパック」があります。

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平林恵子
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー
平林恵子

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

人事労務関係の仕事からライターへ転身。経験を活かしてコラム執筆を行っています。2017年、見識を深めるためにFPの資格を取得しました。税金や給与計算などに詳しくない方にもわかりやすい解説を心がけています。

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