Amazonの「ほしい物リスト」の作り方解説!住所と名前が知られないための設定とは

リリース日:2020/04/14 更新日:2020/04/15

プレゼントのやり取りや災害時の寄付などには、Amazonの「ほしい物リスト」が活用できます。ここでは基本的なリストの作成法や、氏名や住所など匿名性を保つための設定の仕方などを解説しています。

Amazonの「ほしい物リスト」の作り方解説!住所と名前が知られないための設定とは
  1. 「ほしい物リスト」って何?
  2. 「ほしい物リスト」の作り方
  3. 「ほしい物リスト」にはこんな使い方も
  4. 注意点

「ほしい物リスト」って何?

「ほしい物リスト」って何?

「ほしい物リスト」は、インターネットショッピングのAmazonで利用できるサービス。自分が購入する予定の商品や、誰かからプレゼントしてほしいと思う物のリストを簡単に作成できます。リストに商品を追加するときも、Amazonの各商品ページにある「ほしい物リストに追加する」というボタンを押すだけです。

 

「ほしい物リスト」は自分専用に非公開で利用するほかに、公開することもできます。公開設定にしておけば、Amazon上で自分のリストを検索したり、自分のURLを知らせたりすることで、その人に自分がほしい物を伝えることができます。逆にだれかの「ほしい物リスト」を見せてもらえば、そのリストの中からプレゼントを選んで贈ることが可能です。

「ほしい物リスト」の作り方

「ほしい物リスト」の作り方

Amazonのアカウントを持っている人は、サイトの右上にある「アカウント&リスト」のメニューから、「ほしい物リスト」を選択すると作成画面に進むことができます。リストの名前を入力し、公開・非公開を選択すると「ほしい物リスト」の作成完了です。

 ほしい物リスト①

 

ほしい物リスト②

より詳細な設定をするには、「ほしい物リスト」のページにある設定ボタンを押します。公開・非公開の設定では、「公開」に設定するとAmazon上でリストを検索できる状態になります。「非公開」では、自分以外は閲覧できません。もう一つの「リンクをシェアする」にしておくと、URLを知っている人だけに公開することができます。

 

設定画面では誕生日と、リストを見た相手へのコメントが入力できます。リストを公開するときには、伝えたい情報を入れておくと良いでしょう。一つ気になるのが「サプライズにする」という項目かもしれません。「サプライズにする」にチェックを入れておくと、リスト内の商品をだれかが注文してくれた場合でも、未購入の商品として表示されたままになります。商品が届くまで、相手がどれをプレゼントに選んだのかわからないということです。

ほしい物リスト③

また、リスト内各商品の優先順位は、最低から最高まで5段階に設定できます。希望する個数やコメントを入力する欄もあるので、閲覧者により詳しい情報を伝えることが可能です。

ほしい物リスト④

「ほしい物リスト」にはこんな使い方も

「ほしい物リスト」にはこんな使い方も

「ほしい物リスト」は、知人同士でプレゼントのやり取りをする以外にも、いろいろな使い方があります。例えば、「ほしい物リスト」のURLをSNSなどで公開し、不特定多数の人々からプレゼントを募集するという使い方です。人気ブロガーが「ほしい物リスト」を公開したところ、多くの品物が届いたという例があります。また地震や豪雨といった災害があった場合、地方公共団体などが支援物資を募集する手段として「ほしい物リスト」を活用することもあるようです。

 

リストを公開して不特定多数からプレゼントを募集する場合、気を付けたいことがあります。自分の名前や住所を、相手に知られないようにすることです。これは設定に工夫することで可能になります。まず自分の名前を相手に知られないよう、リストの設定で受取人をニックネームにすることが必要です。本名はお届け先住所の最後に、「○○様方」のように記入しておけば届きます。住所は最初からだれにも知らされないようになっています。またマーケットプレイスを利用すると住所が知られる可能性があるため、「第三者の出品商品の発送同意書」のチェックは外しておくのがよいでしょう。

 

「ほしい物リスト」から、プレゼントを贈る側の情報はどうでしょうか。基本的に、贈る側の名前や住所は相手に知られることがありません。したがってプレゼントを贈ったことを相手に知らせたいならば、メールなどを使うことになります。ギフト設定をすると、カードなどに贈る側の名前が表示される可能性があるようです。

 

なお、クレジットカードで支払うと、伝票に名前が表示されるかもしれないので、匿名性を保つためにはそれ以外の支払い方法を選択した方が良いでしょう。

注意点

注意点

「ほしい物リスト」を活用した災害時の支援物資募集の例としては、2019年9月に千葉県を襲った台風15号のケースがあります。千葉市はTwitterを通して、「ほしい物リスト」による物資の寄付を募集しました。1万回以上リツイートされ広く拡散した結果、多くの寄付が集まり、屋根を補修するためのブルーシートを確保するのに役立ったということです。

 

注意したいのは、寄付の募集に便乗して、災害支援とは関係ない物まで「ほしい物リスト」に掲載する人がいるということです。2016年の熊本地震では、いくつかの避難所から支援物資を募る「ほしい物リスト」が公開されました。リストにはテレビやゲーム機、一眼レフカメラなど支援物資として疑問が残る物が掲載されていて、ネットなどで話題になりました。寄付する側としては、災害への便乗である可能性を考慮しながら、支援するためのお金を無駄にしないよう注意することが必要でしょう。

 

このようにAmazonのインターネットショッピングでは、プレゼントや寄付などのやり取りに便利な機能が活用できるようになっています。誕生日やクリスマスなどで役立つ場面がありそうです。大きな災害があったときには、「ほしい物リスト」による寄付の募集を探してみてください。リストには被災者が必要とする物が並んでいます。支援物資を自分でリストから選べるので、より気持ちが伝わります。

 

楽天市場でも、Amazonの「ほしい物リスト」に似た「お気に入り機能」があります。賢く使ってお買いものを楽しんでみてください。

黒川ヤスヒト
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(AFP)
黒川ヤスヒト

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

証券会社でリテール営業を経験し、AFP資格を取得。現在ライターとして、パーソナルファイナンスに関する情報の発信を手がけています。 関心分野は、ライフプランに関する意識調査や最新の金融商品・サービスなど。

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