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金(ゴールド)投資のメリット・デメリットとは?お得なタイミングと選び方を解説

資産形成を考えるうえでは、株や債券と並んで金(ゴールド)への投資も選択肢のひとつです。近年、株や債券と比べて安全性が高く、インフレや地政学リスクへの「保険」「分散先」として注目されています。老後資金として金を長期的に積み立てるのも良いでしょう。
金の投資にはメリットとデメリットがある

金の投資をするメリットは価値が広く世界で認められていて、その価値が安定している点です。例えばドルや円などの貨幣は、発行する国の状況によって価値が損なわれる可能性があります。株や債券も、発行する企業の業績に価値が左右されます。金はそれ自体の希少性に価値があるため、より信頼性が高いといえるでしょう。
金の投資をするデメリットは、持っているだけでは配当や利子、株主優待などを受け取れない点です。これは株や債券と大きく異なるところです。株の場合、保有中に受け取れる配当などの「インカムゲイン」、そして買った時よりも高い値で売ると得られる「キャピタルゲイン」の2つの利益が期待できます。金にはインカムゲインがなく、買値より高く売れた時などのキャピタルゲインだけが期待できます。これをデメリットと感じることがあるかもしれません。
金(ゴールド)投資とは

金(ゴールド)投資とは、金(ゴールド)の価格変動や価値保全の特性を活用して資産運用することです。市場では株や債券と同じように、貴金属も売買取引の対象となっています。市場で売買される貴金属は、金(ゴールド)をはじめ、銀やプラチナなどが市場で取引されているので、価格は日々変動します。そこで金の価格が上昇することを見込んで買ったり、価格が下がることを予想して売ったりなど、投資の対象となっているのです。金の単位はg(グラム)やoz(トロイオンス)。なお、1トロイオンスは31.1034768グラムです。
金への投資にはさまざまな方法があります。金の実物を手にしたいという場合は、インゴットと呼ばれる金の延べ棒を購入できます。また金貨の購入も可能です。ただ高価なものなので、保管に困ることがあるかもしれません。そのような場合には純金積立や、金ETFなど金へ投資する投資信託が便利です。これらは株や債券などと同じ感覚で投資できる金融商品です。
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金投資を選ぶとお得なタイミングとは

金の価格が変動するときには、さまざまな要因が働きます。金へ投資するタイミングを考える場合は、それらの状況をチェックすることになるでしょう。要因のひとつは、各国にある中央銀行の動向です。中央銀行は国際的な決済の手段として、基軸通貨の米ドルとともに金も保有しています。一般的に米ドルが安くなると、金が買われ価格が高くなるという傾向があります。例えばアメリカの金利が下がり、米ドルが安くなった時が、金価格が上昇するタイミングとなる可能性があるでしょう。
また地政学リスクも、金の価格に影響を与えます。テロや戦争が起こったり、大企業の倒産が増えたり、各国の政治・経済の状況が悪化する場合があります。そのような場合、価値が安定した金は「有事の金」などと呼ばれ、市場での需要が増え価格が上昇するのです。
2008年のリーマンショックでは大企業が倒産しドル安が進み、金も一時値を下げる状況になりましたが、まず資金が戻ってきたのは、金への投資でした。「有事の金」として金に注目が集まったのは、2001年に米同時多発テロが起こった時です。現在まで続く金の上昇基調の始まりとなっています。
その一方で金の値下がりの原因となったのが、1989年の冷戦終結。国際的な緊張が緩和され、金は売られました。IT革命などアメリカの景気改善で米ドルが高くなったことも、金が安くなる要因となっていました。
そして直近では、世界情勢の不安定化やインフレ懸念の高まりを受け、金の価格は再び高騰しています。安全資産としての金の魅力が改めて認識され、投資家の間で需要が高まっている状況です。
このように金へ投資するタイミングは世界的な危機が訪れる前の時期です。ただし、それを見極めるには、経済や地政学リスクの状況を分析する必要があるため、簡単なことではありません。金の価格が長期的に上昇し続けていることを前提として、あまり売買のタイミングにこだわらず、期間を分散して長期的に積み立てていくのも金投資のひとつの方法といえるでしょう。
投資商品の中で金を選ぶ理由とは

世界的な地政学リスクが高まった時や経済状況が悪化した時にも、金は安全な資産として投資家の注目を集めます。投資のリスクを減らす方法としては、一般的に投資の対象を分散することが推奨されています。世界の株や債券、不動産を対象とした投資に加え、金にも投資することで、より資産全体の安全性が高まるでしょう。

このテーマに関する気になるポイント!
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貴金属投資とはどのようなものですか?
貴金属投資とは、金(ゴールド)や銀、プラチナなどの貴金属の価格変動や価値保全の特性を活用して資産運用を行うことです。これらの貴金属は市場で売買取引の対象となっており、価格は日々変動します。
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金投資のインカムゲインとは何ですか?
金投資には、株や債券のような配当や利子といったインカムゲイン(保有中に得られる利益)はありません。金投資で期待できるのは、購入時よりも高い価格で売却することで得られるキャピタルゲイン(売却益)のみです。
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金利が変動すると金価格に影響はありますか?
金利の変動は金価格に影響を与えることがあります。例えば、アメリカの金利が下がると米ドルの価値が安くなる傾向があり、その結果、金が買われて価格が上昇する可能性があります。
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資産形成において金投資はどのように役立ちますか?
資産形成において金投資は、株や債券、不動産などほかの投資対象と組み合わせることで、資産全体のリスクを分散し、安全性を高める役割を果たします。特に地政学リスクや経済状況が悪化した際に、安全資産として注目されます。
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不安やインフレが強まると金の需要が高まりやすいのね!