Question

現金貯金と投資の割合について

社会人以降毎月一定額を現金で銀行口座へ貯金してきましたが、「貯金から投資へ」という流れになっており、また昨今の値上げなどの状況を踏まえると、このまま現金を持ち続けた場合、同じ額でも数年後には価値が下がっている可能性もあると思い、このまま現金貯金継続で良いのか迷っています。つみたてNISAは満額しており、投資の元本割れリスクも考えるとあまり高額を投資へまわすのは躊躇してしまうのですが、おすすめの投資額と現金貯金額の割合や、参考にすべき考え方などはありますでしょうか?

haluさん

質問者
年齢 20代
職業 会社員
世帯年収 400万円〜600万円未満

Answer

風呂内亜矢
この記事を書いた人
1級ファイナンシャル・プランニング技能士 CFP認定者
風呂内亜矢

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

26歳のとき、貯蓄80万円でマンションを衝動買いしたことをきっかけに、お金の勉強を始める。現在は夫婦で複数の物件を保有し賃料収入を得ている。2013年ファイナンシャルプランナーとして独立。現在はテレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。 書籍は『コツコツ続けてしっかり増やす!誰でもできるNISAの教科書(ナツメ社)』など約30冊。YouTube「FUROUCHI vlog」も更新。

ポイント!

つみたてNISA満額は充分優秀

どうしても増額したければ500万円を超える部分で検討を

一般的な預貯金の目安として、最低限確保したいお金として100万円(生活費の3〜6ヶ月相当)、大きなライフイベントに対応できるお金として500万円というものがあげられます。500万円を超える資金については、緊急で使う可能性が高くはないため、投資に充てることも選択肢としては考えられそうです。

 

一方で、初めての投資ということであれば、既にある預貯金や毎月の預貯金の5〜10%程度をおすすめしています。既に500万円の貯蓄がある人でも50万円程度までから始める、毎月5万円の貯蓄ができている人であれば、5,000円程度から始めるというイメージです。

 

haluさんは、つみたてNISAを既に満額されているということですね。年間40万円を預貯金ではなく投資に既に充てられている状況なので、決して少なくはなく、充分投資に資金を配分されている状況といえそうです。
来年、2024年以降は、つみたてNISAに相当する新NISA内の「つみたて投資枠」も年間120万円までと大幅に投資できる金額が増えますが、焦って金額を増やす必要性は必ずしも高くはないでしょう。どうしても増額してみたいとお考えであれば、まずは既にある資産の500万円を上回る金額の範囲内で検討されると手堅い選択になりそうです。

 

投資は10年以上使う予定がない予算を使うと良いとされます。ただ、10年以内にどんな出来事があるか、読み切れない部分もあります。手元にすぐ動かせるお金を置いておくことも大切なことなので「とにかく投資額を増やさなければ」と焦りすぎる必要はありません。
haluさんは充分投資に積極的に取り組まれている方だと考えられます。

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