QRコード決済のメリット・デメリットを解説!今おすすめの決済方法とは

リリース日:2020/01/27 更新日:2024/09/26

クレジットカードや電子マネーなどと並び、キャッシュレス決済として利用されているQRコード決済。ここではその使い方、ユーザーとお店が受けるメリット・デメリット、還元率の比較による「ペイ」の選び方などを解説しています。

  1. QRコード決済とは
  2. QRコード決済のしくみ
  3. メリット・デメリット
  4. 楽天ペイならお得にポイントが貯まる!使える!
  5. 参考サイト

QRコード決済とは

QRコード決済とは

QRコード決済はキャッシュレス決済の一種です。お店側が表示するQRコードを自分のスマートフォンのカメラで読み取ったり、自分のスマートフォンの画面に表示されたQRコードをお店の人に読み取ってもらったりすることで代金の支払いができます。同じキャッシュレス決済でもEdyなどの電子マネーでは、ICカードやスマートフォンを読み取り機にタッチすることで決済します。キャッシュレス決済にもさまざまな方式があるのです。

キャッシュレス決済のなかで、QRコード決済はどれくらい使われているのでしょうか。2019年8月に消費者庁が公表した「キャッシュレス決済に関する意識調査結果」をみてみましょう。「比較的利用する頻度の高いキャッシュレス決済手段」について訊ねると、もっとも多かったのがクレジットカードで86.4%。次いでWAON・nanaco・楽天Edyなど交通系以外の電子マネーが56.2%、Suica・ICOCAなどの交通系電子マネーが44.4%、そして楽天ペイ・PayPay・LINE PayといったQRコード決済が17.7%となっています。

全体でみるとQRコード決済の利用はまだ少ないようです。QRコード決済がもつメリットへの理解が浸透することで、これから利用が広がっていくのかもしれません。

QRコード決済のしくみ

QRコード決済のしくみ

お店でQRコード決済する方法は、大きく分けて2つあります。ひとつは「ユーザースキャン方式」。この方式ではお店のレジなどに表示されているQRコードを利用します。ユーザーは自分のスマートフォンでQRコード決済のアプリを立ち上げ、それを読み取るだけです。金額は自分で入力するタイプと、最初から指定されているタイプとがあります。金額を確認して画面をスライドまたはタップすることで完了です。楽天ペイでは「QR払い」がこれに相当します。

もうひとつが「ストアスキャン方式」。この方式では自分のスマートフォンにQRコードを表示し、それをお店のレジで読み取ってもらいます。その後お店の方で金額を入力し、決済を完了します。楽天ペイでは「コード払い」と呼ばれているものです。

またQRコード決済のしくみで知っておきたいのが、支払うためのお金をどのように準備しておくかということ。前もって決済アプリにチャージしておくか、決済アプリにクレジットカードを登録しておくかの2通りがあります。前もってチャージしておく場合は、銀行口座やクレジットカードなどから金額を指定してチャージするという形。クレジットカードを登録して使う場合はQRコード決済後に、クレジットカードを通して銀行口座から引き落としとなります。




メリット・デメリット

メリット・デメリット

QRコード決済を利用する前に知っておきたいのがメリットとデメリット。ユーザー側とお店側、両面からみてみましょう。

 

ユーザーのメリットとして挙げられるのが、おつりなど小銭の受け渡しがないこと。さらにキャンペーンなどを含め、ポイントの還元を受けられるという点があります。ここまではほかのキャッシュレス決済でも同じことが言えるかもしれません。QRコード決済のアプリで特徴的なのは、個人間での送金が可能だということです。割り勘をするときなども便利な機能となります。

QRコード決済のデメリットとしてよく言われているのが、スマートフォンの充電が少ないときに困るという点。クレジットカードやICカードなどと大きく異なります。

QRコード決済の導入は、お店側にもメリットがあります。導入コストが低いということがもっとも重要かもしれません。ユーザースキャン方式であれば、紙に印刷したQRコードをレジに置いておくだけです。中小のお店では、クレジットカードやICカードの導入が難しいという場合もあります。QRコード決済がキャッシュレス決済の普及をより広げるかもしれません。

デメリットとして心配されているのがセキュリティ面。お店のQRコードがすり替えられ、支払ったお金がお店以外の口座へ振り込まれてしまうという事件が起こっています。これからの普及に向けてさまざまな対策が講じられるでしょう。

楽天ペイならお得にポイントが貯まる!使える!

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現在まで多くのQRコード決済アプリが登場しています。そのなかでQRコード決済を行うことで、楽天スーパーポイントを貯められるのが「楽天ペイ」。ほかの楽天サービスを利用することで貯めたポイントを、QRコード決済で使うこともできます。早めに使っておきたい期間限定ポイントがある場合、楽天ペイがあれば便利でしょう。楽天ペイのポイント還元率は0.5%。クレジットカードとの連携で実質1.5%の還元となります。

ちなみに2020年1月1日からは「【第2弾】楽天ペイアプリのお支払いで最大5%還元」というキャンペーンが始まっています。エントリーすれば、楽天スーパーポイントを貯めるチャンスとなるでしょう。※こちらは2020年3月2日までのキャンペーンとなります。

QRコード決済アプリを選ぶ際に気になるのは、還元率と使えるお店。代表的なものを比較してみました。還元率はクレジットカートとの連携で上がるタイプと、利用金額で上がるタイプとがあります。また使えるお店については、これからさらに増えていくことが予想されます。

 



QRコード決済を実際に使うときには、普段自分が使う店が対応しているかの確認が重要です。また通常の還元率だけではなく、還元率がアップするキャンペーンの開催に注目することで、よりお得に使えるようになります。

QRコード決済は、いまのところキャッシュレス決済全体に占める割合は高くありませんが、導入コストの低さなどから、これから中小の店舗で利用が広がる可能性がありそうです。スマートフォンに決済アプリを入れておけば、ポイントを貯めたり使ったりする機会も増えるでしょう。

参考サイト

・消費者庁|キャッシュレス決済に関する意識調査結果(2019年7月)2020.1.21
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_research/price_measures/pdf/price_measures_190815_0003.pdf




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黒川ヤスヒト
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(AFP)
黒川ヤスヒト

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

証券会社でリテール営業を経験し、AFP資格を取得。現在ライターとして、パーソナルファイナンスに関する情報の発信を手がけています。 関心分野は、ライフプランに関する意識調査や最新の金融商品・サービスなど。

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