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疾病(しっぺい)とは?種類や保険について解説

人生100年時代と言われる現代において、私たちは常に病気のリスクと隣りあわせにあります。特に「三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)」や、それに加えた「七大疾病(高血圧性疾患・糖尿病・肝硬変・慢性腎不全)」は、1度発症すると治療が長期化し、医療費も高額になる傾向があります。
これらの病気は、誰にとっても無関係ではありません。もしもの時に経済的な不安なく治療に専念するためには、事前の備えが不可欠です。ここでは、三大疾病・七大疾病がどのような病気で、なぜ医療保険による備えが重要なのかを詳しく解説します。
疾病(しっぺい)とは

疾病とは、主に医学的用語として使われるものであり、具体的な症状や原因が客観的に診断されたものです。辞書で「疾病」という言葉を調べると、「病気、疾患」と出てきます。疾病と病気は、ほとんど同じ意味に思われがちですが、厳密には少し違いがあります。
病気は、体調が悪い状態全般を指し、原因がはっきりしていなくとも、本人が不調と感じている場合も含まれます。
一方、疾病は医師による診断を受け、治療が必要であると判断された病気のことを指します。医療保険では、三大疾病、七大疾病といった言葉が頻繁に使われます。
「三大疾病」とは

「三大疾病」とは、がん(悪性新生物)、心疾患(急性心筋梗塞)、脳卒中のことです。三大疾病は、日本人の死因のうち半数以上を占めています。
厚生労働省の「令和5年人口動態統計の概況」によると、日本人の死亡数に占める死因の割合は、がんが24.3%、心疾患が14.7%、脳血管疾患(脳卒中を含む)が12.1%となっています。全体で約5割の人が三大疾病で亡くなっており、これらが非常に重大な病気であることがわかります。
がん
がんは、体の中に生まれたがん細胞が増殖して、体にダメージを与える病気です。人間の細胞は常に増殖と死滅を繰り返し新しくなりますが、何らかの原因でがん細胞が生じると、これが正常な細胞から栄養を奪い取ります。がんんが進行すると、徐々に衰弱し、最終的には命に関わることもあります。
がんは体のいろいろな部位に発生し、その部位によって名称が付けられています。代表的なものとしては、肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がんなどが挙げられます。
心疾患(急性心筋梗塞)
心疾患は、心臓に血液を送る冠動脈が狭くなったり詰まったりすることで起こる病気の総称です。特に深刻なのが「急性心筋梗塞」で、冠動脈が急に詰まって血液を失った心筋の動きが弱り、最終的には心臓が壊死してしまいます。
脳卒中
脳卒中とは、正式には「脳血管障害」という名称で、なんらかの脳の血管の障害が原因で引き起こされる病気の総称です。具体的な病名としては、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血があります。
脳卒中は、一命を取り留めても寝たきりや言語障害などの後遺症になる確率が高い病気です。そのため、入院期間もほかの病気に比べて長くなる傾向があります。そのため、入院期間もほかの疾病に比べ長くなる傾向にあります。
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「七大疾病」とは
「七大疾病」とは、前述の三大疾病に、糖尿病・高血圧性疾患・肝硬変・慢性腎不全を加えたものです。この七大疾病は、いずれも生活習慣病の一種です。
生活習慣病とは、偏った食事や運動不足、喫煙、飲酒などの習慣によってもたらされる病気のことです。これらの病気が原因で、重大な合併症を引き起こす可能性もあるのです。厚生労働省の「令和5年患者調査」によると、七大疾病の患者は約3,565万人にものぼり、日本人の約3.4人に1人が罹患している、非常に身近な病気であることがわかります。
疾病と保険の関係

医療保険では、三大疾病や七大疾病という言葉がよく使われますが、どのような関係があるのでしょうか。ここからは、疾病と保険の関係について解説します。
三大疾病保険
三大疾病は、死に至る危険性があるだけでなく、入院や治療、介護が長期にわたり医療費が高額になる可能性が高い病気です。そのため、多くの人が三大疾病保険に加入しています。
一般的な三大疾病保険は、通常の終身保険にプラスして三大疾病も保障します。例えば、死亡時や高度障害状態になった場合の保険金とは別に、三大疾病で所定の状態になった場合には、100万円や200万円といったまとまった給付金を受け取れる可能性が高いです。
前述のとおり三大疾病は入院だけでなく、その後の治療や介護、リハビリなど長期にわたって費用がかかる可能性があるため、このようにまとまったお金が受け取れるのは安心材料のひとつでしょう。どのような状態を保障の対象となるかは、保険会社によって異なるので必ず確認しましょう。
七大疾病保険
七大疾病保険は、がん、心疾患(心筋梗塞)、脳血管疾患(脳卒中)の三大疾病に加え、高血圧性疾患、糖尿病、肝疾患、腎疾患までをカバーできる保険です。より多くの病気に備えられる点がメリットですが、保険料は高くなります。自分に必要な保障を考えて、三大疾病保険と七大疾病保険のどちらの保険を選ぶのか検討しましょう。
人生100年時代、病気のリスクは誰にでもあります。特に三大疾病や七大疾病は、治療が長期化し、高額な医療費がかかる可能性があります。しかし、事前に備えておけば、もしもの時も経済的な不安なく治療に専念できます。

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※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。



























