クレジットカードの申し込み方法には大きく分けて3種類あります。

• 郵送申し込み
• 店頭申し込み
• ネット申し込み

郵送申し込みとは、申し込み用紙を用意して記入し、必要書類とともに郵送する方法です。店頭申し込みは、ご自身でクレジットカードが発行できる店舗まで訪れて申し込みをする必要があります。

ネット申し込みは、申し込み用紙の用意や店頭に行く手間がかからず、ご自身のタイミングでいつでも申し込みできます。

パソコンやスマートフォンから画面の案内に従って情報を入力することで申し込みができ、ほかの申し込み方法では必要になる銀行の届出印が不要になるケースもあるので、申し込みをより簡略化できます。

クレジットカードをネットで申し込むときに必要なものをそれぞれ詳しく解説します。

ネット申し込みでは、各カード会社が指定する方法で本人確認書類の提示が必要です。本人確認書類として認められる書類の例は以下のとおりです。

• 運転免許証
• 顔写真付きのパスポート
• マイナンバーカード
• 在留カード
• 特別永住者証明書

本人確認書類として認められる書類は、カード会社によっても異なりますが、運転免許証やマイナンバーカードなど顔写真付きの本人確認書類が求められる場合が大半です。

一方で、カード会社によっては健康保険証や住民票の写しなどの顔写真の確認できない本人確認書類であっても、ほかの書類と組み合わせることで本人確認書類として認められる場合もあります。

ネット申し込みで本人確認書類を提出する方法として、以下のような方法があります。

• クレジットカードの受け取り時に提示する
• インターネットに画像データをアップロードする
• 郵送で公的証書の原本・コピーを提出する

多くのカード会社では、郵送以外の手間がかかりにくい方法を用意しているので、ネット申し込みでも本人確認が行いやすくなっています。

クレジットカードの支払い額を精算する方法は複数ありますが、代表的なものは銀行口座からの引き落としです。そのため、多くのカード会社では引き落とし口座の情報が求められます。

ネット申し込みをするときは、引き落としに使用する本人名義の銀行口座の情報（銀行名・支店名・口座番号など）がわかる通帳などの書類を手元に用意しましょう。

ネット申し込み後、カード会社からの連絡を受け取るために、メールアドレスと電話番号を準備しておきましょう。

メールアドレスは申し込み後の進捗確認や、重要なパスワードが送られてくる可能性もあるため、メールアドレスのドメイン設定をしている場合は、迷惑メールのフォルダに自動振り分けされないよう気をつけましょう。

カードが発行された後にもメールを通してクレジットカードの重要なお知らせが届く可能性があるので、よく確認するメールアドレスを申し込み時に記入することをおすすめします。

またカード会社によっては重要な連絡は電話で行われることもあります。

クレジットカードのネット申し込み方法の手順は以下のとおりです。

1. カード会社の公式サイトで必要事項を入力する
2. 申し込みが完了すると、カード会社が入力内容を確認し、カード発行の可否を審査する
3. 審査が可決されると、カードが郵送される

ネット申し込みではカード会社の公式サイトにアクセスしてから申し込みを開始し、氏名・住所・生年月日などの基本情報を入力します。基本情報の入力は事実のみを記入し、虚偽のないようにしましょう。

申し込みの受け付けが完了すると、メールなどでお知らせが届きます。その後カード会社は申し込み内容と基本情報の入力内容が事実であるかを確認し、カード発行の可否を審査します。カード発行に関する状況は、審査中であってもカード会社によっては照会可能です。

審査が終わると審査結果がメールなどで送られ、審査が可決した場合にカードが発送されます。申し込みからカード到着までにかかる時間は、カード会社によりますが約1週間〜3週間が目安です。

クレジットカードを申し込むなら、24時間いつでもどこでも申し込めるネット申し込みがおすすめです。

店頭に出向く時間がない方や、仕事の休憩時間に急いで申し込みたい方など、クレジットカードの申し込みに手間をあまりかけることができない方でも、ネット申し込みなら手軽に申し込めるでしょう。

さらに、スムーズに申し込みをするためには必要書類を手元に用意してから取り組みましょう。