リボ払いの返済シミュレーションのやり方を解説【リボ払い利用者必見】

リリース日:2022/07/20 更新日:2022/08/16
トウマ
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大学卒業後、証券会社に就職。お客様の株の売買や新規口座開設の案内などカスタマーサポート業務を担当。在職中に証券外務員I種の資格を取得。資格取得後は幅広い金融商品を取り扱う業務に従事。現在はWebライターとして活動。証券会社時代の経験を活かして、投資やFX、クレジットカードなどのお金に関する情報を初心者向けに発信しています。

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

リボ払いを無理なく活用していくためには、返済のシミュレーションをしっかり行うことが大切です。リボ払いの返済シミュレーションが自分でもできるように、本記事ではリボ払いの仕組みや手数料の計算方法を丁寧に解説します。

  1. クレジットカードのリボ払いの仕組みとは?
  2. リボ払いと手数料との関係
  3. リボ払いのシミュレーション例を紹介
  4. リボ払いの注意点
  5. リボ払いはしっかりシミュレーションをして確認を

クレジットカードのリボ払いの仕組みとは?

クレジットカードのリボ払いにはふたつの種類があります。それぞれ返済額が違ってくるため、しっかり仕組みを把握しておくことが大切です。

リボ払いの定額方式

リボ払いの支払い方法のひとつに定額方式があります。定額方式は、支払う残高に関係なく、毎月の支払い金額がほぼ一律になる方式です。そのため、新しく買い物をしても毎月の支払い額は変わらないので、無理なく返済ができます。
なお、定額方式には、返済額に手数料分を含める元利定額リボルビング払いと、手数料分を加算した額が返済額となる元金定額リボルビング払いがあります。

例えば、最初に100,000円の商品を購入して、毎月の返済額を20,000円にしたとします。途中新しく買い物をして、支払い残高が100,000円以上になったとしても、毎月の返済額は20,000円のままです。ただし、支払い残高が増えるため、支払回数や手数料はその分多くなってしまいます。定額方式にする場合は、そういったデメリットを理解して利用するようにしましょう。

リボ払いの残高スライド方式

もうひとつの支払い方法が、残高スライド方式です。定額方式と違い、支払い残高の金額によって毎月の支払い額が変わります。支払い額の設定はカード会社によって違います。

例えば、残高が100,000円未満は10,000円、100,000円以上200,000円未満は15,000円、200,000円以上は20,000円の支払い額だった場合。最初に30,000円の商品を購入すれば、毎月10,000円の返済になりますが、返済の途中で200,000円以上の商品を購入すると、毎月の返済は20,000円になります。このように、残高スライド方式は支払い残高によって返済額が増減する支払い方法です。残高が増えると支払い額が多くなるため、支払い額を固定しているよりも返済を効率的に行うことができます。

画像出典:fotolia

リボ払いと手数料との関係

リボ払いは、ショッピングおよびキャッシングの支払いで利用できます。ショッピング利用(ショッピングリボ)かキャッシング利用(キャッシングリボ)かによって手数料やその発生タイミングが変わってきます。

ショッピングでリボ払い時に手数料が発生する

そもそも「ショッピングリボ払いって何?」という人のために簡単に説明しましょう。ショッピング利用の際は商品代金をカード会社に立て替えて貰いますが、このときの支払い方法に、毎月設定された一定額ずつ支払うリボ払いを利用するというものです。

ショッピングでのリボ払い時に発生する手数料のタイミングですが、利用した日の翌月からになります。例えば、6月10日にショッピングリボ払いで買い物をした場合、7月から手数料がかかることになります。そのため、利用した月の手数料は発生しないことになります。ちなみに、ほとんどのカード会社がショッピングリボ払いの手数料を実質年率15.00%に設定しています。キャッシングリボ払いより低く設定されていますが、計画的な利用を心掛けることが大切です。

リボ払いの手数料の日割計算方法

リボ払いの手数料の日割は
・利用残高×実質年率÷365日×利用日数(うるう年は366日)
で求められます。

実質年率とは、1年間借りた場合の年率です。例えば、100,000円を実質年率18%で10日間利用したとすると手数料は493円。もし、30日間借りた場合は1,479円となり、だんだん手数料は高くなります。このように、日割計算は1日経過するごとに手数料が変動していきます。ほとんどのカード会社では、手数料の計算は日割となっています。

リボ払いの手数料の月割計算方法

もうひとつが月割の計算方法です。
リボ払いの手数料の月割は
・利用残高×実質年率÷12カ月×利用月数
で求められます。

例えば、100,000円を実質年率18%で、6月1日から7月末日までの2カ月間利用したとすると手数料は3,000円になります。6月1日から8月末日までの3カ月間利用した場合は、4,500円の手数料になります。このように、ひと月が経過するごとに手数料が変動していきます。日割と比べると導入している会社はあまりありませんが、念のため覚えておきましょう。

リボ払いのシミュレーション例を紹介

次に、実際のリボ払いのシミュレーションを紹介します。カード会社によって手数料が異なるので、今回は楽天カードを例にして説明します。

楽天カードで10万円を使った時のシミュレーション

楽天カードのショッピングリボ払いのシミュレーション例を紹介します。また、月々の返済額を10,000円にした場合とします。

ショッピングリボ払いは手数料が15%となるので手数料の合計は6,875円、トータルの返済額は106,875円になります。支払い回数は10回で、回数が増えるごとに月々の返済額は減っていく形です。

楽天カードで50万円を使った時のシミュレーション

次に500,000円利用した場合のシミュレーションです。

ショッピングリボ払いの場合、返済回数は50回、手数料の合計は159,375円です。返済額の合計では659,375円となります。利用金額や毎月の支払い額によって、支払い期間や手数料の額が異なるのでリボ払いは計画的に利用するようにしましょう。

リボ払いの注意点

クレジットカードをつくるときにサービス内容を確認

クレジットカードを作る際、サービス内容を確認せずに申し込みをすると「思っていた内容と違う」といったトラブルの原因になります。サービス内容は、カード会社によって内容が異なるためしっかり確認することが大切です。

例えば、
・リボ払いの手数料が思っていたものと異なっていた
・リボ払いの支払い額が手数料込みの支払い額、もしくは手数料が含まれていない支払い額になっていた
・支払い方法が異なっていた(実はリボ払い限定のクレジットカードだったなど)
など違いは様々です。

何も知らないままクレジットカードを申し込むと、利用可能枠が少なかった、手数料が思っていたより高かったということもあります。そうならないためにも、申し込む前に必ずサービス内容は確認するようにしてください。

リボ払いを利用したときは明細書を確認

リボ払いを利用したときは、必ず明細書を確認してください。なぜなら、リボ払いは利用残高に応じて支払い期間や手数料が変わるからです。特には利用残高にかかるため、リボ払いを利用するたびに手数料が高くなっていきます。明細書を確認せずに買い物などを続けていると、手数料がかさんでいることに気付かず、気付いたときには返済が困難な状況になっていることも考えられます。そうならないためにも、明細書が送られてきたら忘れずに確認するようにしましょう。なお、明細書はクレジットカードの会員ページやアプリからも確認できます。

リボ払いはしっかりシミュレーションをして確認を

リボ払いは利用残高に応じて、支払い期間や手数料が異なります。リボ払いを利用したあとに、返済が難しいといったことにならないよう、リボ払いを利用する前にしっかりシミュレーションを行い、無理なく返済できるか確認しておくことをおすすめします。

ショッピングリボ払い返済シミュレーション|楽天カード

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