キャッシュレス決済の種類とは?メリット・デメリットも併せて解説!

リリース日:2022/07/20 更新日:2022/08/16

今急速に普及している「キャッシュレス決済」ですが、クレジットカードや電子マネーなど種類が多くて複雑ですよね。そこでこの記事では、キャッシュレス決済の種類の解説、さらにそれぞれのメリット・デメリットについても紹介します。

  1. キャッシュレス決済の種類とは
  2. キャッシュレス決済のメリット
  3. キャッシュレス決済のデメリット
  4. キャッシュレス決済ってセキュリティ面に不安はない?
  5. キャッシュレス決済に慣れていく
  6. キャッシュレス決済の知識を身に着けておこう

キャッシュレス決済の種類とは

キャッシュレス決済とひとことに言っても、複数の種類があります。

キャッシュレス決済

キャッシュレス決済とは、現金を使わない決済のことです。今の時代、現金を使わない支払い方法はたくさんありますが、広義にはそのすべてがキャッシュレス決済に該当します。そのためキャッシュレス決済の種類は複数あり、把握していないと何をどう利用して良いのかわからなくなるはずです。

またそれぞれの機能を理解して使い分けるとより便利なので、キャッシュレス決済の種類について知っておきましょう。

キャッシュレス決済の種類

キャッシュレス決済の種類は、インターフェース(どのような方法で支払うのか)精算方法(いつのタイミングで支払うのか)の観点から区分できます。ンターフェースでは、「磁気カード」「ICチップ(接触型と非接触型)」「QR・バーコード」の3つに分類されます。

「磁気カード」が採用されているものの例としてはプリペイドカード(前払い)、デビットカード(即時払い)、クレジットカード(後払い)が挙げられます。「ICチップ(接触型と非接触型)」は、接触型はICチップが搭載されたクレジットカードおよびデビットカード、非接触型は交通系ICカード、流通系ICカード、いわゆる「おサイフケータイ」のFelica方式のスマホ決済などがあります。「QR・バーコード」はQRコード決済アプリなどが挙げられるでしょう。

次に精算方法ですが、精算方法は「前払い」「即時払い」「後払い」の3つに分類されます。前払いの具体例としては、プリペイドカード(App Store & iTunes ギフトカード、Google Play ギフトカードなど)、プリペイド型電子マネー(楽天Edy、Suica、nanacoなど)が挙げられます。即時払いは、デビットカードのことです。後払いの具体例は、クレジットカード、後払い型の電子マネー(iD、QUICPay)があります。

厳密に言えば、これ以外の区分の仕方もあるため、もっと細かく複雑に分類されている場合もあります。ただし、上で説明した内容が大枠になっており、仮に少し違う分類の仕方をしていたとしても混乱することは少ないでしょう。

どのような区分をするにしても、キャッシュレス決済の種類を考える際にはインターフェースと精算方法の両方の観点から考える必要があり、もちろん使い分ける際にも、この2つの観点を意識することになります。

キャッシュレス決済のメリット

キャッシュレス決済には複数のメリットがあります。

ポイント還元

キャッシュレス決済を利用することで、ポイント還元を受けることが可能です。また、2019年10月1日から2020年6月までの9カ月間には「キャッシュレス・消費者還元事業」というポイント還元等の取り組みが行われる予定で、増税対策としても注目されています。

仕組みとしては、国がキャッシュレス決済事業者に対して補助金を支給し、中小・小規模事業者がキャッシュレス決済を導入、それら事業者の提供するキャッシュレスサービスを利用した場合、最終的に消費者にポイントが還元されます。消費税率引き上げと同時に開始されますが、その理由は増税に伴い消費が落ち込んでしまうことを防ぐためとされています。

還元キャンペーン

現在、多くの決済事業者が、ポイント還元率を上げるキャンペーンを実施し、顧客の囲い込みを進めています。

現金を持ち歩かなくていい

お札や小銭はかさばるので、クレジットカードやスマートフォンだけ持ち歩く方が楽です。これはキャッシュレス決済本来のメリットと言っても過言ではないでしょう。現金を持ち歩かないということは、ATMに行く手間や手数料もかからないということです。

 

レジでの支払い時間短縮

現金を使ったレジ精算は、金額を考えて小銭を出したり、お釣りをもらう手間があります。一方で、キャッシュレス決済であれば金額にかかわらず、クレジットカードやスマートフォンを出すだけで支払いが完了します。そのため支払いは現金よりも早く済むことが多いでしょう。

管理が簡単

現金の場合は、ATMからお金を引き出したタイミングと金額しか把握できません。何を買ったか、どこで使ったかは、自分でレシートを保管したり家計簿などをつけたりして管理する必要があります。しかしキャッシュレス決済の場合は取引履歴が残るので、アプリやウェブサイトで利用状況を確認できます。家計簿や帳簿をつけている方にとっては便利です。

万が一紛失しても補償が効く

現金をなくすと補償はもちろん効きません。運が良ければ交番などに届けてもらえるかもしれませんが、そのまま盗られてしまう可能性も高いでしょう。しかし、キャッシュレス決済であれば決済の種類にもよりますが、紛失に気付いた時点で利用停止にできるうえ、不正に利用された場合でも条件によって被害額が補償される制度を整えています。

キャッシュレス決済のデメリット

メリットの一方で、キャッシュレス決済にはデメリットも存在します。

加盟店でしか使えない

クレジットカードや電子マネーはすべての店舗で使えるわけではなく、使えるのは加盟店のみです。会計時に使えないと困るので、先にどの決済方法に対応しているのか確認した方が良いでしょう。

操作方法に慣れる必要がある

キャッシュレス決済には上で説明した通り複数の種類があり、それぞれ慣れる必要があります。とはいえ基本的には使えるように準備して、あとは提示するだけなので簡単です。

画像出典:fotolia

キャッシュレス決済ってセキュリティ面に不安はない?

キャッシュレス決済事業者は各社とも、セキュリティを最重要課題と捉えていてます。しかも、Visaのような国際ブランドが決済セキュリティのイベントを世界中で開催するなど、安心してキャッシュレス決済を利用するために環境づくりは着々と進んでいます。
前述した通り、万が一不正利用にあった場合は条件次第で全額補償を付ける会社が多くあることからも、キャッシュレス決済は安心して利用できる決済手段と言えるでしょう。

キャッシュレス決済に慣れていく

今後、2020年の東京オリンピックの開催や2025年の大阪万博の開催が予定されていることもあり、キャッシュレス決済はより普及していくと考えられます。そのため、社会も人もキャッシュレス決済に慣れていくことになるでしょう。

キャッシュレス決済とお金での決済方法

現状すべての店舗でキャッシュレス決済が使えるわけではなく、現金のみ、またはキャッシュレス決済が使えてもクレジットカードのみといった店舗もあります。そのためキャッシュレス決済と現金を使い分けると便利です。

キャンペーンやポイントの有効活用

現金での支払いには利用店舗等のポイントカードなどがある場合を除き、何のポイントも付きませんが、キャッシュレス決済ならポイントが付きます。今後キャッシュレス・消費者還元事業が始まれば、より一層ポイントのメリットは大きくなるでしょう。

 

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キャッシュレス決済の知識を身に着けておこう

キャッシュレス決済は今後より普及していくと考えられます。特にキャッシュレス・消費者還元事業が開始されてからはポイントのメリットはより大きくなるので、今のうちにキャッシュレス決済の知識を身に着けた方が良いでしょう。

yeah.peach
この記事を書いた人
yeah.peach

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

元金融系SE。現在はフリーランスとして、Webライティング、Webディレクター業務、受託開発、などで生計を立てている。主な執筆ジャンルはIT(プログラミング、IT転職、受託案件)、金融(投資、税金、クレジットカード、保険)など。

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