韓国のクレジットカード事情を解説!旅行に行くならカードを持って行くべき?

リリース日:2022/07/20 更新日:2024/03/29
まねーきねこ
この記事を書いた人

ファイナンシャル・プランナー

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不動産開発会社で営業を経験後、ハウスメーカーの設計部、商品開発部に勤務。結婚後はファイナンシャル・プランナー資格を取得。

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

世界的に見てもキャッシュレス化が進んでいる韓国。MastercardやVisa、JCBであれば多くの場所でカード払いが可能ですが、中には使えないお店もあるので注意しましょう。今回は韓国のクレジットカード事情を解説します。

  1. 韓国でいつものクレジットカードは使える?韓国のクレジットカード事情とは
  2. 韓国でクレジットカードが使える場所と使えない場所
  3. 韓国でクレジットカードを利用した際のレートはどうなるのか?
  4. 韓国に行く際にクレジットカードを持って行った方が良い理由
  5. 韓国に行く際に、いつも日本で使っているクレジットカードを持って行っても問題ない!

韓国でいつものクレジットカードは使える?韓国のクレジットカード事情とは

日本で作ったクレジットカードであれば、MastercardやVisa、JCBなど国際ブランドがついていますよね。韓国でもこれらの国際ブランドがついたクレジットカードは使えますので、韓国旅行にはクレジットカードを必ず持って行きましょう。

実は韓国は、政府主導でキャッシュレス化を進めた背景もあることから、キャッシュレス決済比率がとても高いことで知られています。経済産業省が委託調査した報告書「我が国におけるFinTech普及に向けた環境整備に関する調査検討」(https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/H29FY/000187.pdf)によると、韓国のキャッシュレス決済比率は96.4%(2016年)にのぼり、キャッシュレス先進国といえるでしょうちなみに日本は19.8%(2016年)と諸外国と比較してもかなり低いです。

韓国におけるキャッシュレス決済の種類について、その内訳をみると、日本で近年よく使われようになってきたプリペイド式の電子マネーはほとんど使われておらず、替わりに群を抜いて利用されているのがクレジットカードです。

ですから、ちょっとした支払いにクレジットカードを出すのは全く問題がなく、現金より便利でお得に使えると考えて良いでしょう。

韓国でクレジットカードが使える場所と使えない場所

クレジットカードが使える場所

韓国では、観光客が利用しそうな場所、例えばホテルやデパート、レストラン、コンビニやカフェなどはもちろん使えます。韓国は法律で年商2,400万ウォン(日本円にして約223万8310円(2019/06/26現在))以上の店はクレジットカードでの支払いを可能にするよう義務づけられているため、カード払いができる店が非常に多いのです。

また、日本では少額なお買い物にカード支払いをするのはためらわれますが、韓国では1,000ウォン(100円相当)以下でもカード払いに対応するよう、法律で定められていますので大丈夫です。

交通に関しても、タクシーはもちろん、空港から市内へのバスチケットを窓口で買う場合や、交通系ICカードのT-moneyを最初に買う時にもクレジットカードを使うことができます

クレジットカードが使えない場所

韓国ではクレジットカードはほとんど使えると考えてよいのですが、実は使えない場所もあります。先ほど「年商2,400万ウォン以上の店はクレジットカード対応が義務化されている」と説明しましたが、逆に年商2,400万ウォンを超えないような小規模なお店、例えば屋台や露店などでは使えないことがあります。

韓国でクレジットカードを利用した際のレートはどうなるのか?

海外旅行中は、為替レートも気になるものです。旅行中に円高になると、円換算で安く買い物ができます。お買い物をクレジットカードで支払った場合には、クレジットカードを使用した時の為替レートが適用されます。クレジットカード請求時のレートではありません。

クレジットカードの利用手数料は、通常お店側が負担するため、利用者側の負担はありませんが、海外で利用した場合には「現地通貨と日本円の為替手数料」が1.60~2.20%程度かかります。(※各クレジットカード会社や国際ブランドにより異なります。)

韓国で現金同士を両替する手数料は5%程度かかりますので、現金よりもクレジットカードは為替手数料の面でもお得です。

韓国に行く際にクレジットカードを持って行った方が良い理由

画像出典:fotolia

海外旅行保険がついているクレジットカードが多い

クレジットカードには、海外旅行保険がついていることが多く、海外旅行保険に別途契約しなくても、ある程度の補償が受けられます。海外旅行保険の補償を受けるためには、出発前に旅行に関する支払いをすることが条件となる「利用付帯」と、保有しているだけで補償が適用になる「自動付帯」があります。利用付帯の場合は、海外に持っていこうとしているクレジットカードで、事前に旅行代金などの支払いをしてから持参する必要があります。

補償内容にショッピング保険がついているクレジットカードもありますので、海外で高額なお買い物をする際にはクレジットカードで支払いをすると安心かもしれません。

例を挙げると、ポイントが貯まりやすいと人気の楽天カードの場合は、海外旅行傷害保険に関しては利用付帯となっています出発前に、海外旅行代金を楽天カードで支払ったりするなど一定の条件を満たすことで、 補償が適用になります。(楽天プレミアムカードは自動付帯です。)

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屋台などで現金しか使えない場合には、キャッシングを利用できる

ほとんどの場所でクレジットカードが使える韓国でも、現金が必要になることもあるでしょう。そんな場合は、クレジットカードを使ったキャッシングを利用するという手もあります。

韓国ではATMの画面は、英語表示はもちろん、日本語表示が可能なものも多く、24時間利用可能です。キャッシングで現金を引き出す場合は「金利手数料」と「ATM利用手数料」がかかりますが、それを含めても両替所などより手数料面でお得な場合が多いです。

海外でキャッシングした後の返済には、カード利用のデータがクレジットカード会社に到着した時点での為替レートが適用になります。返済方法は、通常のカード払いと同様に、定められた期間に締め、登録の銀行口座から引き落としされます。

金利手数料を節約するために、引き落とし日を待たずに繰り上げ返済をすることもできます。中には、海外キャッシングの支払い方法の初期設定が「リボ払い扱い」となっているカードもありますので、手数料を節約したい方は事前に確認しておくとよいでしょう。

韓国に行く際に、いつも日本で使っているクレジットカードを持って行っても問題ない!

これまで見てきたように、韓国ではクレジットカード決済がとても進んでいて、日本でいつも使っている国際ブランドがついているクレジットカードを持って行けば、便利に利用できます。クレジットカードがあれば、多額の現金を日本から持参することもなく、日本円とウォンを両替する手数料の節約にもなります。韓国に行く際には、海外旅行保険がつくクレジットカードを利用してお得に過ごしましょう。

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