海外旅行にクレジットカードを持っていくメリット!おすすめのカードの紹介や、手数料についての解説も

リリース日:2022/07/20 更新日:2024/12/17

日常のさまざまな場面で便利なクレジットカードですが、海外旅行の際にも「お得な使い方」があるのをご存知でしょうか。今回は海外旅行中にクレジットカードを使うメリットや注意点、おすすめのカードについて解説していきます。

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  1. 海外旅行でクレジットカードを使うメリットは?
  2. 海外旅行先でクレジットカードを使うときの注意点
  3. 海外旅行向けのクレジットカードの選び方
  4. 海外旅行ではクレジットカードが大活躍!

海外旅行でクレジットカードを使うメリットは?

海外旅行でクレジットカードを使うメリットは?

海外旅行でクレジットカードを使うメリットとして以下が挙げられます。

 

  • 両替の手間がかからない
  • 多額の現金を持ち歩く必要がない
  • キャッシングを利用すれば現地通貨が引き出せる
  • クレジットカード付帯の保険がある
  • ポイントを貯められる

詳しくみていきましょう。

両替の手間がかからない

海外旅行先では、現地で買い物をしたり食事をしたりするときに、現金を出すなら「現地通貨」が必要です。現地通貨を用意するためには、事前に日本円からの両替が必要になりますが、両替所に行って必要額を交換してもらうのは手間がかかるうえ、足りなくなった場合は再度両替をする必要もあります。一方で、クレジットカードで支払う場合には決済時に現地通貨に置き換えて支払いができるため、両替を行う手間は必要ありません

多額の現金を持ち歩く必要がない

慣れない海外旅行先で多額の現金を持ち歩くのは、盗難や紛失のリスクも高くなるので不安なものです。しかも両替所が少ない地域では、足りなくなった場合に備えて持ち歩く金額が多くなることもあるでしょう。そして万が一盗難の被害にあったとしても、現金では取り戻すことがほぼ不可能です。

 

しかし、クレジットカードがあれば、最低限必要な現金だけを持ち歩けば良いので、多額の現金を持ち歩く不安はありません。万が一クレジットカードが盗難被害に遭い不正に利用された場合でも、場合によっては盗難補償を受けることが可能です。さらに、主要都市であれば、カードを紛失・盗難に遭った際に発行できる「緊急カード」サービスを提供している会社もありますので、事前に確認しておきましょう。

キャッシングを利用すれば現地通貨が引き出せる

クレジットカードを持っていれば、現金が必要になった場合でも、現地のATMでキャッシングを利用して現地通貨を手に入れることができます。

 

海外キャッシングを利用するには手数料やATM使用料も必要になりますが、両替所よりもATMのほうが設置場所も多いため便利でしょう。ATMによっては24時間利用でき、必要な時に必要なだけ現地通貨を引き出せます。

 

また、海外では不利なレートを提示する両替所もあります。クレジットカードのキャッシングで現地通貨を引き出せば、両替レートで損をすることも防げます。

カード付帯の保険がある

多くのクレジットカードには、海外旅行保険が付帯しています。クレジットカードを保有しているだけで加入しているので、わざわざ別途旅行保険に加入する必要はありません。年会費無料のクレジットカードにも付帯しているものもあります。

 

ただし、クレジットカードの種類によっては、「旅行料金などをそのクレジットカードで支払っていること」という条件付きのもの(利用付帯)と、クレジットカードを持ってさえいれば自動的に補償の対象となるもの(自動付帯)があります。

 

また、保険の金額や受けられる補償内容はクレジットカードによって異なりますので、海外旅行をする際には所有しているクレジットカードの保険の付帯条件を確認しておきましょう。

ポイントを貯められる

多くのクレジットカードは利用すると支払額に応じたポイントが進呈されますが、それは海外でカード払いをする場合でも同じです。

海外旅行では現地のグルメを堪能したり、お土産を買ったりと、あらゆる場面で支出が発生します。そういった支出をカード払いにすることで、ポイントを効率的に貯められます




海外旅行先でクレジットカードを使うときの注意点

海外旅行先でクレジットカードを使うときの注意点

海外旅行先でクレジットカードを使うときの注意点は、主に以下の4つが挙げられます。

 

  • 利用可能枠を超えた場合、利用できなくなる
  • 店舗によってはカード払いができない可能性がある
  • チップの支払いに不便な場合がある
  • 海外事務手数料がかかる

それぞれの注意点について、以下で詳しく説明します。

利用可能枠を超えた場合、利用できなくなる

クレジットカードにはそれぞれ「利用可能枠」が設定されており、「利用可能枠」から「利用残高」を引いた金額がその時点での「利用可能金額」となります。例えば、利用可能枠が50万円で利用残高が20万円の場合、その時点での利用可能金額は「50万円-20万円=30万円」です。

海外旅行で安心してカード払いをするために、海外旅行に行く前には利用可能枠にどれくらい余裕があるかを確認しておくことが賢明です。

店舗によってはカード払いができない可能性がある

海外でもクレジットカードは使用できますが、国や地域によっては、個人経営の小さな店舗などで、カード払いができない場合もあります。日本と使用できる国際ブランドが異なり、保有しているクレジットカードでは支払いができないケースもあります。

 

そのため、いざという時のために世界的に広く使われているVisaのクレジットカードを持っていくことや、国際ブランドの異なるクレジットカードを複数枚保有しておくこともおすすめです

チップの支払いに不便な場合がある

渡航先の国や地域によっては、サービスを受けたときにチップの支払いが必要な場合があります。日本ではあまり馴染みがありませんが、ホテルやタクシー、飲食店などではチップを渡す文化がある国も多いです。以下にチップが必要な国と不要な国の早見表を記載しています。状況や金額によって必要になるかどうかは変わりますが、目安として把握しておきましょう。

チップが必要な国と不要な国の一例(レストランの場合)

必要な国 サービス料込なら不要な国 不要な国
  • アメリカ
  • カナダ
  • ドイツ
  • エジプト
  • トルコ
  • イギリス
  • フランス
  • フィリピン
  • タイ
  • インド
  • 韓国
  • 中国
  • シンガポール
  • オーストラリア
  • ニュージーランド

 

レストランなどでは、伝票にチップ分を書き加えることでクレジットカードでもチップを払うことができます。しかし、ホテルなどで荷物を運んでもらったり、ベッドメイキングをしてもらったりしたときに渡す細かいチップについては、現金で行わなければなりません。タクシーの場合は、クレジットカードで支払う場合でも、チップ込みの支払いではなく、チップ分は別に現金で渡すほうが良いとされています。

 

このように、チップの支払いのためには、クレジットカードよりも現金のほうが便利です。

海外事務手数料がかかる

クレジットカードを海外で利用すると、日本円を現地通貨に変換した各国際ブランドが定めるレートに加えて、カード会社に支払う手数料である「海外事務手数料」がかかります

 

海外事務手数料は各カード会社によって異なりますが、一般的に2.20%~3.85%程度に設定されている場合が多いです。例えばレート換算で1万円の買い物の場合、2.20%の事務手数料が加わるため請求額は1万220円となります。

海外旅行向けのクレジットカードの選び方

海外旅行向けのクレジットカードの選び方

海外旅行に持っていくクレジットカードの選び方は、主に以下の2つのポイントがあります。

 

  • 付帯サービス
  • ポイント還元率

それぞれのポイントについて、以下で詳しく説明します。

付帯サービス

クレジットカードに付帯するサービスの内容はクレジットカードによって異なります。

海外旅行に持っていくクレジットカードを選ぶのであれば、海外旅行傷害保険が付帯しているものや、空港ラウンジが利用できるものを選ぶと良いでしょう

また、海外旅行の時だけではなく日常的に使いやすいサービスが付帯しているかもポイントです。ご自身の目的にあわせて付帯サービスを比較・検討しましょう。

ポイント還元率で選ぶ

同じ金額を支払った場合に、ポイント還元率が高いクレジットカードのほうが多くのポイントが貯まります。

例えば、海外旅行での30万円の出費をすべてカード払いでしたとします。還元率が1%のクレジットカードであれば3,000ポイント貯まりますが、還元率が0.5%のクレジットカードの場合は1,500ポイントしか貯まりません。

塵も積もれば山となるので、ポイント還元率が高いクレジットカードを選ぶことを意識すると良いでしょう

海外旅行ではクレジットカードが大活躍!

海外旅行ではクレジットカードが大活躍!

ここまで紹介してきたように、クレジットカードを海外旅行に持っていくことでさまざまなメリットがあります。

海外旅行に持っていくクレジットカードを選ぶときは、現地で便利に活用できるサービスが付帯しているか、ポイント還元率が高いか、などの点を意識しましょう。

海外旅行に持っていくクレジットカードをお探しの場合は、楽天カードがおすすめです。楽天カードは海外キャッシングに対応(※1,2)しているほか、海外旅行傷害保険(※3)も付帯しています


さらに楽天プレミアムカードなら、世界145カ国にある1,500カ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」の発行を無料で申し込みできます。(※4)


どのクレジットカードを作成しようかとお悩みの方は、楽天カードを検討してみてはいかがでしょうか。

※1 楽天カード・アメリカン・エキスプレス®・カードは海外でのキャッシングはご利用いただけません。
※2 アメリカン・エキスプレス®のカードは、アメリカン・エキスプレスのライセンスにもとづき楽天カード株式会社が発行・運営しております。
※3 保険の適用には一部利用条件等がございます。
※4 「プライオリティ・パス」の会員証は、2025年1月より、「プライオリティ・パス メンバーズシップカード」から「デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)」に変更となります。また、楽天プレミアムカード会員様は2025年1月以降、プライオリティ・パスにて無料でご利用いただけるラウンジご利用回数が年間5回までに変更となり、6回目以降のご利用料金は1回あたりUS35$となります。なお、無料で利用できる施設が国内・国外の「ラウンジ」のみとなり、プライオリティ・パス社のアプリまたはWebサイトのラウンジ情報にて、「お食事」「リフレッシュ」「休憩」のカテゴリーに分類される施設はご利用いただけません。ご利用の際は、ご利用予定の施設がどのカテゴリーに分類されるかご自身でご確認ください。 詳細はこちらをご確認ください

 

※この記事は2024年11月時点の情報をもとに作成しております。

このテーマに関する気になるポイント!

  • 海外でクレジットカードを使うメリットは?

    両替の手間がかからない、多額の現金を持ち歩く必要がない、キャッシングを利用すれば現地通貨が引き出せる、クレジットカード付帯の保険がある、ポイントを貯められるなどがあります。

  • 海外旅行先でクレジットカードを使うときの注意点は?

    利用可能枠を超えた場合にカード払いができなくなること、店舗によってはカード払いができない可能性があること、チップの支払いに不便な場合があることになります。

  • 海外旅行に持っていくクレジットカードはどのように選べば良い?

    海外旅行傷害保険が付帯していたり、空港ラウンジが利用できたりするもの、ポイント還元率が高いものを選ぶのがおすすめです。




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muse
この記事を書いた人
フリーライター 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
muse

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

お金のお得な情報から、資産運用に関するコンテンツ、自身の経験を活かした投資や起業に関するコラムまで、幅広い執筆活動を行っています。福岡在住、ガジェット好き。

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