銀行の家族カードとは|発行のメリットや使用上の注意点について解説

リリース日:2023/09/15 更新日:2023/09/15

銀行のキャッシュカードは、契約者である口座名義人と同じ口座の入出金ができる、家族名義のカードを作ることができます。ひとつの口座を複数の家族が利用できるので、家計の一本化や家族への仕送りに役立つでしょう。

ただ、家族カードを発行するには、条件や利用上の制限があるため、申し込み前に理解しておくことが大切です。ここでは、銀行の家族カードの概要やメリット・注意点を解説するとともに、あわせてクレジットカードの家族カードについても紹介します。

  1. 家族カード(代理人カード)とは
  2. 家族カードの発行条件
  3. 家族カード発行のメリット・使用上の注意点
  4. クレジットカードの「家族カード」とは
  5. クレジットカードの家族カードの申し込み条件
  6. クレジットカードの家族カードのメリット・利用上の注意点
  7. 銀行の家族カードで家計管理をラクにしよう

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家族カード(代理人カード)とは

家族カード(代理人カード)とは

家族カード(代理人カード)とは、口座名義人の親族に発行されるキャッシュカードのこと をいいます。一緒に暮らす家族に 1枚だけ発行できるとしている銀行が多いようです。

 

例えば、夫の口座をもとに、本人のキャッシュカードのほかに妻用の家族カードを作った場合、夫婦それぞれが入金や引き出しをできるようになります。

家族カードの発行条件

家族カードの発行条件

銀行の家族カードを申し込む前に、家族カードを利用できる人、発行申し込みができる人、必要な書類などを確認しておきましょう。

家族カードを利用できる人

銀行の家族カードを利用できる人の範囲は、各銀行により異なります。例えば、本人と同居している成年者の親族(配偶者、親、兄弟、子)のいずれか1名に発行可能な銀行や、あらかじめ2親等以内の親族を指名しておくことで利用可能な銀行などがあります。

 

また、銀行の家族カードの申し込みの際は、以下のような条件を満たしていることが求められるケースもあります。

 

  • 口座名義人本人と生計を一にする家族である
  • 成年後見人(代理権あり)である

「生計を一にする」とは、「生活費を同じお財布から支出している」関係にある家族のことです。そのため、親元を離れて一人暮らしをしている学生で生活費の仕送りを受けている子供は、生計を一にする家族に該当します。一方で、独立した子供が別世帯で生活している場合は生計を一にする家族には該当しません。

 

 「成年後見人」とは、認知症や精神障害などの理由で、以下のような法律行為を行うことが難しい人を法的に保護しサポートする人です。

 

  • 財産管理:不動産や預貯金などの管理、相続手続きなど
  • 身上保護:介護サービスの契約や介護施設入所の手続きなど

上記はあくまでも一例になるため、家族カードの発行対象者や条件は利用している銀行に確認するようにしましょう。

家族カードの申し込み方

家族カードを申し込むためには、口座名義人本人が銀行の窓口で手続きをする必要があります。この際、代理人の同行が必要かどうかは銀行により対応が異なりますので、出向く前に確認しておくと良いでしょう。なお、代理人だけでは手続きできないため注意してください。

発行手続きに必要な書類

家族カードを申し込む際には、以下の書類等が必要です。

 

  • 預金通帳
  • 銀行届出印
  • 本人と代理人両方の本人確認書類
  • キャッシュカード発行手数料(銀行による) など

本人確認書類として認められる書類には以下のものがあります。

 

  • 運転免許証
  • 個人番号カード(マイナンバーカード)
  • パスポート
  • 在留カードまたは特別永住者証明書
  • 健康保険証
  • 住民票の写し など

銀行により必要書類が異なることがあるため、事前に電話で確認しておくと良いでしょう。

家族カード発行のメリット・使用上の注意点

家族カード発行のメリット・使用上の注意点

銀行の家族カードをより便利に安全に利用するために、メリットや注意点などについても確認しておきましょう。

家族カードを作るメリット

銀行の家族カードを発行すると、以下のようなメリットがあります。

家族でひとつの口座から入金や引き出しができる

家族でひとつの口座から入金したり引き出したりできます。これにより、家計管理が簡単になるでしょう。

キャッシュカードの暗証番号を忘れても家族カードから引き出せる

口座名義人がキャッシュカードの暗証番号を忘れてしまったり、カード自体を紛失してしまった場合など、家族カードを所有している人が代わりにATMで入金・出金をすることが可能です。

家族カードを利用する際の注意点

家族カードを利用する際は、次のことに注意しましょう。

口座名義人が亡くなると家族カードは使えなくなる

口座名義人が亡くなった場合は、銀行へ連絡することで口座が一時的に凍結されるため、家族カードの機能も自動的に停止され、現金を引き出すことができなくなります。

相続トラブルに発展する可能性もある

口座名義人が亡くなったことを銀行に連絡しないままお金を引き出した場合、「遺産相続前にお金を引き出した」とみなされる可能性があります。ほかの相続人からの不信感を与えるリスクもあり、親族間に深い溝ができる恐れも出てくるので、注意が必要です。

仕送り金以上のお金も引き出せてしまう

家族カードを使って離れて暮らす家族(子供や親など)に仕送りをする場合、仕送り以上の金額を引き出されてしまう可能性があります。例えば、仕送り金は毎月10万円と決めていても、家族のメインの通帳で残高がたくさんある場合、10万円以上のお金を引き出せてしまうということです。

クレジットカード機能は使えない

口座名義人のキャッシュカードにクレジットカード機能が付いている場合でも、家族カードで利用できるのはキャッシュカード機能のみです。クレジットカードとしても利用したい場合は、クレジットカードの家族カードを申し込む必要があります。

 

なお、クレジットカードの家族カードについては次項で詳しく解説します。

クレジットカードの「家族カード」とは

クレジットカードの「家族カード」とは

クレジットカードの家族カードは、契約者である本会員の家族に発行されるカードです。銀行の家族カードと同様、家族カードがあれば、一部を除いて本会員が利用できるサービスを同じように利用できます。

 

多くの場合、自らが本会員になるよりも年会費が安く、定職に就いておらずクレジットカードを作りにくい人でも家族カードという形でクレジットカードを持てます。

利用可能額は本会員の利用可能枠の範囲内となる

家族カードが利用できるのは、本会員のクレジットカードの利用可能枠の範囲内です。例えば、本会員のクレジットカードの利用可能枠が120万円の場合、本会員と家族カードの合計で120万円までが利用可能ということになります。それぞれが120万円まで利用できるわけではないので注意しましょう。

家族カードの名義は実際に使う家族の名前

家族カードの場合、カード券面に印字されるアルファベットの名前はそのカードを使う家族の名前です。家族カードを発行してもらったら、それぞれが自分のクレジットカードを使うことになり、暗証番号も個別に決めることができます。

利用代金の引き落としやポイントは合算される

毎月の利用代金は、家族カードの分も本会員にまとめて請求され、本会員の指定した口座から引き落とされます。

 

また、クレジットカードには利用代金に応じてポイントが進呈されることが多いですが、本会員と家族カードそれぞれで貯めたポイントは合算されるのが一般的であるため、より効率的に貯めることが可能です。

クレジットカードの家族カードの申し込み条件

クレジットカードの家族カードの申し込み条件

家族カードの申し込み条件は、一般的に「本会員と生計を一にする配偶者・子供(18歳以上・高校生不可)・親」とされています。

 

18歳以上の子供でも高校生の場合は不可となっていることもあるので、申し込み前に規約等で確認しましょう。

クレジットカードの家族カードのメリット・利用上の注意点

クレジットカードの家族カードのメリット・利用上の注意点

家族が別々のクレジットカード会員になるのではなく、家族カードを利用することによって、さまざまなメリットがあります。また、気を付けたい注意点もありますので、申し込み前に確認しておきましょう。

家族カードのメリット

家族カードを利用することには次のようなメリットがあります。

年会費が無料または安い

本会員が利用しているクレジットカードに年会費がかかる場合でも、家族カードの年会費は無料になったり安くなったりすることがあります。本会員と同程度のサービスを利用できるにもかかわらず年会費が無料または安くなるのは嬉しいメリットです。

 

なお、楽天カードでも家族カードの年会費は無料です(楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードは550円(税込み))。

ポイントやマイルを効率良く貯められる

クレジットカードの特徴のひとつに、利用代金に応じて貯まるポイントやマイルがあります。家族カードの利用分もポイントやマイル進呈の対象になるので、無駄なく貯めることができるでしょう。

家計管理がしやすい

家族カードで利用した金額は本会員の利用分と合算して請求されるため、家計費を一本化でき家計管理がしやすくなります。利用明細も基本的には本会員に通知されるので、何にいくら使ったのかを確認することが可能です。

本会員と一部同じ付帯サービスが受けられる

クレジットカードにはさまざまな付帯サービスがあり、一部の例外を除いて家族カードでもほぼ同じサービスを受けることが可能です。海外旅行傷害保険が付いていれば、海外で事故に遭った際、補償の対象になります。クレジットカードで購入したものが破損したり盗難に遭ったりした場合に補償されるショッピング保険も同様です。

 

なお、本会員がゴールドカードなどのステータスカード会員の場合、家族カード利用者も、本会員と同様のサービスを受けられることがあります。空港ラウンジの無料利用などがその一例です(ただし、カード発行会社や空港ラウンジによって条件が異なる場合がございますので、利用される際には利用条件をご確認ください)。

クレジットカードの家族カードの注意点

家族カードの利用で気を付けたい注意点もあります。

本会員に利用明細が知られてしまう

家族カードの利用明細が本会員に通知されるため、いつどこで何を買ったのかが本会員に知られてしまいます。家計の一本化というメリットがある反面、プライバシーは守れないという弱点があるのです。

 

クレジットカードによっては、家族カードの利用明細を別に送付してくれることもありますが、その場合でも本会員は内容を把握できるようになっています。

利用可能枠に制限がある

上述したように、クレジットカードの利用可能枠は、本会員だけの場合と変わらないため、家族カードを利用する家族の人数が増えると、1人当たりの利用できる金額は少なくなります。突発的な出費がある際に利用可能枠が足りなくなる可能性があるため、利用金額については家族間で調整が必要でしょう。

銀行の家族カードで家計管理をラクにしよう

銀行の家族カードで家計管理をラクにしよう

銀行の家族カードは、主に口座名義人と生計を一にする家族に発行されるキャッシュカードです。家族カードを作りたい場合は、名義人本人が直接銀行に申し込み手続きをします。家計管理が楽になることや、家族への仕送りが手数料不要でできるなどのメリットがある一方、クレジットカード機能は使えず、口座名義人が亡くなると利用できなくなるという制限があります。

キャッシュカード機能ではなく、クレジットカード機能も利用したい場合は、クレジットカードの家族カードを申し込むと良いでしょう。年会費無料の楽天カードでは、家族カードも年会費無料で最大2枚まで作れます。海外旅行傷害保険の対象(※1)にもなり、家族でポイントを貯められるようになるので、家族カードの申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。

 

※1 保険が有効となるには、日本を出国する以前に『募集型企画旅行の料金』に該当する代金を利用条件のある楽天カードで支払っていることが条件になります。

 

※この記事は2023年8月時点の情報をもとに作成しております。

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このテーマに関する気になるポイント!

  • 銀行の家族カード(代理人カード)とは?

    口座名義人の親族に発行されるキャッシュカードのことです。

  • 家族カードを利用できるのはどのような人?

    口座名義人と生計を一にしている家族や2親等以内の親族など、銀行によって利用できる人が異なるため、作成を考えている銀行に確認する必要があります。

  • 家族カードにはどのようなメリットがあるの?

    口座が一本化できるので家計管理がしやすいことや、離れて暮らす家族に仕送りをしやすいといったメリットがあります。

  • 家族カードを使う際に注意することは?

    口座名義人が亡くなると利用できなくなることや、家族カード保持者が自由にお金を引き出せてしまうことに注意が必要です。

  • クレジットカードにも家族カードはある?

    はい、あります。家族カード会員は、本会員と同じサービスを年会費無料または安く利用できる場合が多いです。

木内菜穂子
この記事を書いた人
木内菜穂子

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

金融機関や税理士事務所勤務での知識を生かし、FP1級、AFP、日商簿記2級などの資格を取得しました。現在は、金融・保険をメインとしたライターとして執筆活動をしています。お金に関する情報をわかりやすくお伝えできるよう日々努めています。

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