キャッシュカードとは?クレジットカードとの違いや、発行方法と使い方について解説

リリース日:2022/10/24 更新日:2022/10/24

銀行口座を開設する際に申し込みができるキャッシュカード。形や大きさはクレジットカードと同じですが、その役割や使い方は全く異なります。ここではキャッシュカードとクレジットカードの違う点、キャッシュカードの使用方法などをご紹介します。

  1. キャッシュカードとは?
  2. クレジットカードやデビットカードとの違い
  3. キャッシュカードの申し込み方法
  4. キャッシュカードの使用方法
  5. 証番号を間違えたり忘れてしまった場合はどうなる?
  6. ATMの利用限度額について
  7. キャッシュカードを紛失・破損した場合の対応
  8. 一体型のカードとは?
  9. キャッシングってキャッシュカードと関係あるの?
  10. 楽天銀行は便利でお得なメリットがたくさん!

キャッシュカードとは?

キャッシュカードとは?

キャッシュカードとは、ATMを利用して入出金するときに使用するカードです。キャッシュカードがあれば、街中やコンビニなどに設置してあるATMで、現金を引き出したり預けたりできます。

 

ATM導入前は、銀行の預金を下ろす際に、通帳と印鑑を銀行の窓口に持って行くのが主流でした。もちろん現在でもそのようにしてお金を引き出すことはできますが、キャッシュカードがあればわざわざ銀行の営業時間に窓口に行かなくても、近くのATMで預金の出し入れができるので便利です。

クレジットカードやデビットカードとの違い

クレジットカードやデビットカードとの違い

同じくお金に関わるカードとして広く普及しているものに、クレジットカードやデビットカードといったものがありますが、キャッシュカードとは役割が違います。

 

クレジットカードは、お買い物をするときの支払い手段として使うカードです。店頭で提示したりネットショッピングで使用したりすると、支払いは後日になります。通常1カ月分の利用額の合計を、銀行預金口座からの引き落としなどで支払います。

 

デビットカードもお買い物の支払いに利用するカードです。クレジットカードとの違いは後払いにならない点です。デビットカード決済では、決済をした時点で即座に紐付けてある銀行預金から代金が引き落とされます。今ある預金残高以上に支払いをすることはできないので使いすぎを防ぎやすいという特徴があります。

 

一方、キャッシュカードはATMを操作して現金を引き出したり預けたりするために使うカードです。基本的にお買い物をするためのカードではないので、レジで提示して決済するというような使い方はできません。ただし近年では、クレジットカードやデビットカード機能が一体型となったキャッシュカードも登場しています。メリットなどの詳細は後述します。

 

なお、クレジットカードの申し込みの場合には年齢制限があり、高校生を除く満18歳以上でなければ申し込みができません。また、カードが発行されるまでには入会審査があり、職業や収入状況などから返済能力があると判定された人のみがカードを所有することができます。

 

キャッシュカードの所有については、原則年齢制限はありません。デビットカードは金融機関によって発行できる年齢が異なりますが、対応している銀行を選べば中学生や高校生でも自分のカードを持つことは可能となっています。

キャッシュカードの申し込み方法

キャッシュカードの申し込み方法

キャッシュカードは、銀行で口座を開設するときに一緒に申し込めます。すでに銀行口座は持っていて、まだキャッシュカードを作っていないなら、銀行店舗の窓口で申し込みが可能です。

 

申し込み時には、一般的に印鑑と本人確認書類が必要です。本人確認書類には、運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなどが利用できます。

 

また、キャッシュカードの暗証番号は自分で決めることになります。暗証番号はATMでの預金の引き出し時などに必要になりますので、覚えやすく、他者に類推されにくい番号を考えておきましょう。

 

なお、キャッシュカードは預金口座ごとに発行されるので、複数の口座を持っている場合は、その数だけキャッシュカードを持つことになります。

キャッシュカードの使用方法

キャッシュカードの使用方法

ATMにはキャッシュカードの差し込み口があり、そこにカードを挿入することで画面の操作ができるようになります。カードを挿入するときは向きに注意しましょう。ほとんどのカードには矢印または三角のマークが印字してあるので、マークのある側から挿入します

証番号を間違えたり忘れてしまった場合はどうなる?

証番号を間違えたり忘れてしまった場合はどうなる?

お金を引き出すときなど、ATMの操作時に暗証番号の入力を求められることがあります。
暗証番号を連続して複数回間違えて入力してしまうと、キャッシュカードにロックがかかってATMを利用できなくなります。

 

ロックがかかるまでの回数は、セキュリティの事情などにより公表していない金融機関が多く、一概に何回までならOKと断言することはできません。しかし、短時間に何度も連続して入力を間違えてしまうとロックされる可能性が高くなります。うっかり1回、2回間違った程度でロックがかかることは通常考えにくいでしょう。

 

1度ロックがかかってしまうと、基本的にはカードの再発行や暗証番号の再登録が必要になります。カードの再発行の手続きは銀行の窓口で行います。一部の銀行では会員サイトから手続きを行うことも可能です。

 

窓口での手続きの場合は本人確認をするので、通帳や印鑑、運転免許証などの本人確認書類も一緒に持参しましょう。一般的に新しいカードが手元に届くまでには、10日程度の時間を要します。

 

また、暗証番号を忘れてしまった場合は銀行窓口で暗証番号の再設定手続きができます。

 

このように暗証番号を忘れたり間違えたりしてしまうと時間も手間もかかってしまうので、暗証番号はしっかり管理するように気を付けましょう。

ATMの利用限度額について

ATMの利用限度額について

キャッシュカードとATMを利用した現金の取引については、1日当たりの利用限度額が定められています。利用限度額を超えて現金を引き出したり、預け入れたりすることはできません。

 

利用限度額は金融機関やキャッシュカードの種類によって異なりますが、最も低い金額で1日当たり50万円から100万円程度を設定している所が多いようです。

 

一般的に、銀行窓口での現金取引については、基本的に利用限度額の設定はありません。

キャッシュカードを紛失・破損した場合の対応

キャッシュカードを紛失・破損した場合の対応

キャッシュカードを紛失した場合は、すぐに銀行へ届け出をして利用停止の手続きをしましょう。その後、新しいキャッシュカードを再発行してもらいます。

 

連絡をしないまま放置していると、第三者に拾われて勝手に使われてしまうなどのリスクが高まります。盗難の場合はさらに危険ですので、気付いた時点ですぐに銀行に連絡を入れることが重要です。

 

キャッシュカードが破損した場合も、銀行に連絡して再発行の手続きをしましょう。折れたり割れたりしていなくても、磁気ストライプやICチップに傷が付いたキャッシュカードはATMが情報を読み取れないからです。中には、ATMで磁気不良が修復でき、カード再発行が不要な銀行もあります。

 

なお再発行には各銀行が定めている所定の手数料がかかる場合があります。

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