11月の祝日「勤労感謝の日」とは。由来や真の意味を知ろう

リリース日:2019/12/10 更新日:2019/12/10

11月23日は、「勤労感謝の日」です。勤労感謝の日とは、一体どのような歴史に由来する祝日なのでしょうか?休日の1日として当たり前に過ごしてしまうのではなく、その由来についても意識してみましょう。

11月の祝日「勤労感謝の日」とは。由来や真の意味を知ろう
  1. 勤労感謝の日が11月23日になった理由
  2. 今も行われている「新嘗祭」
  3. 勤労感謝の日には何をする?
  4. 知っているようで知らない「祝日」と「祭日」の違い

勤労感謝の日が11月23日になった理由

勤労感謝の日が11月23日になった理由

勤労感謝の日は、もともと新嘗祭(にいなめさい)と呼ばれる皇室の行事を行う祭日でした。とはいえ、新嘗祭も最初から11月23日ではありません。明治初、新嘗祭は旧暦11月の2度目の「卯の日」に行われていました。明治5年に太陽暦が採用された際、新嘗祭は新暦11月の2度目の卯の日に行おうとしたのですが、その日が偶然11月23日であるとから、それ以降11月23日が新嘗祭の日となりました。

新嘗祭が勤労感謝の日になったのは、1948年のことです。第二次世界大戦後、GHQは宮中行事としての新嘗祭を残しつつ、国民の祝日から切り離す政策をとったため、宮中行事であった「新嘗祭」の日は、「勤労感謝の日」に装いを改めて国民の祝日になりました。

今も行われている「新嘗祭」

今も行われている「新嘗祭」

新嘗祭は、「新しい穀物を奉るお祭り」です。その年に収穫された新しい穀物を神様に捧げて、感謝するとともに、国家の安泰や国民の繁栄を祈るのが新嘗祭です。

祭日としての新嘗祭はなくなりましたが、新嘗祭のお祭り自体は、現在も行われています。もともと皇室の行事だった新嘗祭ですから、宮中でも天皇陛下がご自身で育てられた新穀をお奉りして召し上がるという行事が行われています。

しかし、新嘗祭は皇室だけの祭事ではありません。五穀豊穣を祝う新嘗祭のお祭りは全国の神社でも行われており、例えば東京の浅草神社の新嘗祭には一般客も参列することができます。浅草神社は新嘗祭を記念して「新嘗祭特別御朱印」頒布しますが、新嘗祭の参列者には特別に「新嘗祭参列特別御朱印」が頒布されます。参列は予約制なので、希望する人は電話で予約をしましょう。

勤労感謝の日には何をする?

勤労感謝の日には何をする?

勤労感謝の日は、「勤労」に対する感謝をする日とされています。もともとの新嘗祭は穀物の実りを神に感謝するものでしたが、現在では「働く人」に対する感謝の日になっているということですね。

この「勤労」というのは、一概に会社に勤めている人だけを指すとは限りません。金銭の発生しない家事に携わる人など、広く「仕事」をしている人への感謝をするのが勤労感謝の日です。

勤労感謝の日には、「母の日にカーネーションを贈る」「ハロウィンに仮装をする」といった決まった行事はありません。しかし、勤労感謝の日の11月23日は秋の行楽日和であり、おいしい旬の食べ物も多い季節ですから、日々の勤労の疲れを癒やして年末に向けての活力にするためにも、楽しくリフレッシュできる時間を過ごすのがいいでしょう。

勤労感謝の日の近辺では、各地で様々なイベントも開催されます。紅葉のライトアップや紅葉祭りといった紅葉関連のイベントや、ウォーキング大会イベント、親子で遊べるイベント、手作り品の製作イベントなど、多くの団体や企業がイベントを開催していますから、近隣で行われるイベントをチェックしてみましょう。「勤労感謝の日なのに、家族で外へ出かけると却って疲れてしまう」という人もいるかもしれませんが、外へ遊びに行ったり、体を動かしたりするのはリフレッシュにも役立ちます。

充実した1日を過ごすためにスポーツやキャンプ、ゴルフへ行ったりするのも良いでしょう。思わぬアクシデントに備える1日単位で加入できるレジャーの保険もあります。詳しくは楽天損保からご確認いただけます。


また、秋はおいしいものも多い季節です。果物やキノコ類、サンマなど、旬の食材を使った食べ物を食べるというのもいいでしょう。旬の食材は栄養価も高く、心身の疲れを癒やしてくれるものです。

11月23日は、年末が近づく11月の後半にある休日です。その年の残り1カ月と1週間を良いものにするためにも、過ごし方を改めて考えてみましょう。

知っているようで知らない「祝日」と「祭日」の違い

知っているようで知らない「祝日」と「祭日」の違い

勤労感謝の日は、本来は祝日ではなく祭日でした。それでは、祝日と祭日は、一体どこが違うのでしょうか?

そもそも、祭日というのは、その字の通り、神道のお祭りを行う日のことでした。一方、祝日というのは、法律で決められている「国民の祝日」のことです。

もともとの祭日は、11月23日のほか、1月1日のお正月、2月11日の建国記念の日、春分の日、秋分の日、そのときの今上天皇の誕生日などが該当します。

とはいえ、戦後、「祭日」という言葉は使われなくなり、「祝日」に統一されています。カレンダーや営業時間の案内などにも、「祝日」とあるはずです。漠然と「祝祭日」といった言葉が使われることもありますが、本来の由来を知ることで、休日が「祝日」なのか「祭日」なのかを意識しやすくなります。

これまで、祝祭日を単なる休日のひとつとしてしか認識せず、何気なく過ごしていたという人も多いでしょう。しかし、祭日には歴史的な由来があります。どのような日なのかを知っておくことで、感じ方も変わるのではないでしょうか。今年の勤労感謝の日は、ただなんとなく過ごすのではなく、ぜひ意味を理解した上で充実した1日を過ごしてください。

平林恵子
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー
平林恵子

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

人事労務関係の仕事からライターへ転身。経験を活かしてコラム執筆を行っています。2017年、見識を深めるためにFPの資格を取得しました。税金や給与計算などに詳しくない方にもわかりやすい解説を心がけています。

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