初心者でもわかりやすい!暗号資産(仮想通貨)の始め方からおすすめ取引所まで徹底解説
難しいと思われることの多い仮想通貨ですが、初心者でも売買で利益を上げることは可能です。この記事では仮想通貨の仕組みや特徴、取引方法を紹介しています。しっかりと理解したうえで、まずは少額からスタートしましょう。
- 暗号資産(仮想通貨)とは
- 暗号資産(仮想通貨)投資で利益を出すには
- 暗号資産(仮想通貨)の始め方
- おすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所4選
- 暗号資産(仮想通貨)のメリット・デメリット
- 暗号資産(仮想通貨)を始めるときの注意点
- 楽天ウォレットで暗号資産(仮想通貨)を始めよう!
暗号資産(仮想通貨)とは
暗号資産とは、インターネット上で取引される財産的価値のことをいいます。「ビットコイン」がその代表です。不特定多数の相手に対し、物品やサービスの対価として利用することができます。
利用者の需要と供給など、様々な要因によって価格が変動するのもその特徴です。
・暗号資産の定義
「資金決済に関する法律」では、暗号資産を以下のように定めています。
●不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法的通貨(日本円や米国ドル)と相互に交換できるもの
●電子的に記録され、移転できるもの
●法的通貨または法的通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではないもの
中央銀行を介さない財産的価値が決済手段となっているという点が画期的です。
・暗号資産の種類
暗号資産には数千もの種類があるといわれますが、ビットコイン以外を総称して「アルトコイン」と呼んでいます。いずれも金融庁や財務省の承認を受けた事業者を介して入手・換金ができます。
暗号資産(仮想通貨)投資で利益を出すには
暗号資産が注目されてきた理由のひとつはその値動きです。短期的にも高い利益が期待できる投資対象になっています。利益を出すための仕組みは以下のとおりです。
・売却益で利益を出す
ほかの投資と同様に、価格が安いときに購入し、価格が高いときに売却することで売買差益を出すことができます。値動きが大きいものもあれば、小さいものもあります。過去には、価格が数十倍から数百倍になる暗号資産もありました。
・ステーキングで利益を出す
預貯金に金利がつくように、暗号資産を保有するだけで、継続的に利益が得られる仕組みをステーキングといいます。
具体的には、暗号資産保有者がブロックチェーンのネットワーク管理に参加することで、その対価として報酬を得るプロジェクトが登場しています。
参照元:GMOコイン ステーキング
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暗号資産(仮想通貨)の始め方
「暗号資産に興味はあるけど、何だか難しそう」と考えている人は少なくありません。暗号資産を始めるための4つのステップを解説します。
1. 必要書類を準備する
暗号資産を始めるには、暗号資産(仮想通貨)取引所(以下、取引所)にて口座開設を行う必要があります。インターネット上で完結できるため、手続きは簡単です。
本人確認書類として以下のような書類が必要です。
●運転免許証
●マイナンバーカード
●健康保険証
●パスポート
詳しくは口座開設を予定している取引所のホームページにて確認しましょう。
2. 暗号資産取引所の口座開設
取引所の公式ホームページより、口座開設の申し込みを行います。インターネット上で氏名や住所、電話番号などの個人情報を入力し、本人確認書類をアップロードします。
口座開設にはある程度時間がかかるので、暗号資産取引に興味がある、早く始めたいと思ったら、余裕を持って早めに手続きを行いましょう。
3. 口座に日本円を入金する
口座開設が完了したら、取引所の口座に日本円を入金します。指定した銀行口座から自分の暗号資産口座に資金を移す方法や、コンビニから現金で入金する方法などがあります。
最初は少額から始めるのが良いでしょう。入金には手数料がかかる取引所もあります。よく考えて入金額を決めるようにしましょう。入金した日本円は、必ずしも暗号資産に投資しなければいけないということではなく、口座内に日本円として残しておくことも可能です。
4. 仮想通貨の売買を始める
入金が完了したら、取引を開始することができます。気になる暗号資産を選択し、希望額を日本円と交換します。
暗号資産を取引所で売買するとき、買値と売値に違いがあるかもしれません。これはスプレッドといって、スプレッドの差が大きいほど、取引費用が高くなります。
おすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所4選
数多くある暗号資産の取引所の中から、おすすめの取引所を4つご紹介します。自分に合った取引所を選択しましょう。
おすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所
1. コインチェック(Coincheck)
コインチェック(Coincheck)のおすすめのポイントは、以下のとおりです。
●取り扱い暗号資産は16種類で、国内の取引所では最多
●最低500円から売買が可能
●マネックスのグループ会社で、セキュリティ対策は万全
暗号資産取引アプリのダウンロード数は国内最多で、最短5分で口座開設を完了できます。初心者の人でも始めやすい取引所です。
参照元:コインチェック
2. bitFlyer
bitFlyerのおすすめポイントは、以下のとおりです。
●取り扱い暗号資産は13種類で、100円からでも始められる
●世界でもトップクラスの強固なセキュリティシステム
●Tポイントをビットコインに交換できる
2020年度のビットコイン取引量では国内No.1を誇る、実績のある取引所です。操作も簡単で、初心者の人でも気軽に始めることができます。
参照元:bitFlyer
3. GMOコイン
GMOコインのおすすめポイントは、以下のとおりです。
●入金・出金手数料などが無料
●2種類の取引ツールから選択できる
●現物取引やレバレッジ取引など、複数の取引から自分に合った方法を選択できる
GMOコインは、2021年オリコン顧客満足度調査「暗号資産取引所」にてNo.1に輝きました。手数料が無料である点も、初心者の人には嬉しいポイントです。
参照元:GMOコイン
4. DMM bitcoin
DMM bitcoinのおすすめポイントは、以下のとおりです。
●取引手数料や販売所手数料が無料
●レバレッジ取引できる暗号資産の組み合わせ数は19種類と国内最多
●LINEで気軽にサポートが受けられる
アプリの使いやすさにも定評があります。困ったときにLINEを通じたカスタマーサポートが受けられるので、初心者の人にも安心です。
参照元:DMM bitcoin
暗号資産(仮想通貨)のメリット・デメリット
暗号資産取引におけるメリット・デメリットを解説します。十分に理解したうえで取引を行うようにしましょう。
まず、暗号資産のメリットは、以下の3つです。
●メリット
1. いつでも取引ができる
暗号資産は24時間365日、土日祝日も含め、いつでも取引を行うことができます。株やFXは平日のみであるため、いつでも取引ができる点はメリットです。
専用のアプリを活用すれば、出先でも空いた時間で手軽に取引でき、資産状況もチェックできて便利です。
2. 通貨は世界共通で利用できる
暗号資産は法定通貨と異なり、世界共通の通貨であるため、さまざまな国や地域で利用することができます。両替する必要もないため、両替にかかるコストや手間もかかりません。
資産として保有していても、利用できなければ意味はありません。暗号資産が利用できる場所もどんどん拡大しており、使い勝手の良さにも注目が集まっています。
●デメリット
1. 価格変動のリスクがある
暗号資産のデメリットも3つ挙げられます。通貨によっては価格変動の振れ幅が大きく、資産が目減りしてしまうリスクを秘めているのはデメリットです。
そのため、子どもの教育資金や老後の生活資金など、将来に向けた資産運用の手段としては不向きといえます。あくまでも余剰資金で行うことが大切です。
2. 税率が高い
暗号資産取引で得た利益にかかる税金負担は少なくありません。雑所得として総合課税の対象となり、他の収入と合算して15~55%の税金がかかります。
株やFXの利益は、申告分離課税として一律で約20%の税率です。暗号資産は一般的な投資商品と比較し利益に対する税率が高い点がデメリットといえるでしょう。
暗号資産(仮想通貨)を始めるときの注意点
暗号資産取引は手軽に始められますが、投資対象にするときは注意すべき点が多くあります。暗号資産を始めるときの注意点について解説します。
・余剰資金で始める
暗号資産投資はハイリスク・ハイリターンになるため、資産のすべてを暗号資産に回すことは厳禁です。必ず余剰資金で始めるようにしましょう。
暗号資産への投資は、大きな利益が期待できる反面、大きな損失を被るリスクもあります。十分にリスクを理解したうえで、日々の生活費や緊急時の予備資金・将来に向けた資産運用は別に管理しておくことが大切です。
・情報や知識を身につけておく
暗号資産を始めるのであれば、事前に最低限の知識は習得しておきましょう。「流行っているから」というだけで、暗号資産を始めるのは危険です。
ビットコインやイーサリアムなど、暗号資産の基礎知識としてその特徴や将来性は把握しておきましょう。また、アプリから流れる情報に日々目を通すことも大切です。
・複数の取引所で口座を開設する
口座開設は無料でできる取引所が多いので、複数の取引所に口座を作っておくことをおすすめします。取引所によって取引できる通貨の種類や取引形態が異なります。取引に応じて使い分けることができるよう準備しておきましょう。
また、新しい暗号資産が登場した際にも、複数の取引所の口座を持っていれば、チャンスを逃さずに投資を行うことができます。
・ハッキングや盗難被害に注意する
暗号資産取引には強固なセキュリティが採用されているとはいえ、実際に資金流出事件が起きているのが現実です。自分の資産は自分で守るという考えも重要です。
ハッキングや盗難被害のリスクもあることを考慮し、口座開設の際にはセキュリティ対策が万全な取引所を選択するようにしましょう。また、二段階認証の設定など、取引所が備えている対策はしっかりと行いましょう。
楽天ウォレットで暗号資産(仮想通貨)を始めよう!
初心者には難しいと思われがちな暗号資産ですが、市場の売買で値段が決まっている点はほかの金融商品と同じです。まずは自分に合った取引所の口座を開設し、少額から始めてみることをおすすめします。
今回おすすめした実績のある取引所とは別に、楽天ウォレットで暗号資産を始めるのもおすすめです。取り扱い暗号資産数は5種類と少ないのですが、楽天ポイントで暗号資産取引ができるため、普段から楽天サービスを活用している人には始めやすいでしょう。
このテーマに関する気になるポイント!
- 暗号資産(仮想通貨)とは?
ビットコインを始めとする、インターネット上で取引される財産的価値のことをいいます。 - 暗号資産(仮想通貨)を始めるにはどうすれば良いですか?
まずは暗号資産(仮想通貨)取引所の口座開設が必要です。インターネット上ですぐに開設が可能で、口座が開設すれば、24時間365日いつでも暗号資産(仮想通貨)の取引を行うことができます。 - 暗号資産(仮想通貨)で得た利益には税金がかかりますか?
暗号資産(仮想通貨)の取引による利益は税務上の雑所得です。総合課税の対象なので、給与などの所得と合算し、それに税率を乗じて税額を計算します。
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
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