「ふるさと納税」でWeb検索すると、ふるさと納税を取り扱うサイトが多数ヒットします。「楽天ふるさと納税」もその中のひとつで、楽天のふるさと納税サイトです。楽天市場でお買い物するのと同じ感覚でふるさと納税ができます。

楽天ふるさと納税最大の特徴は、楽天ポイントが貯まること。通常のお買い物と同じように、基本ポイントに加えて各種キャンペーンポイントが貰えます。もちろん、スーパーポイントアッププログラム（SPU）の対象。楽天カードを使っていれば、カード利用ポイントももらえて一石二鳥です。

また、楽天ポイントを使って寄附することもできます。ポイントを使った寄附も通常の寄附金額に含まれるので、ポイントが貯まっている人は積極的に使っていきたいですね。

楽天ふるさと納税のメリットとデメリットを確認しましょう。

メリット

・楽天ポイントが使える

すでに説明したとおり、楽天ふるさと納税は通常のお買い物と同様にポイントを使ったり貯めたりできます。返礼品に加えてポイントも得られるので、寄附金額に対する還元率を上げられるでしょう。

お買い物マラソンの買いまわりを利用すれば、10％還元も可能。例えば楽天ふるさと納税で10の自治体に1万円ずつ、合計10万円寄附したとしましょう。通常の1,000ポイントに加え、買いまわりの9,000ポイントが得られるので、1万ポイントが貰えます。返礼品の還元率の30％に楽天ポイントの10％を加えれば、40％還元ということに。ほかのキャンペーンを組み合わせれば、さらなるポイントアップもできます。

・楽天ユーザーにとって使いやすい

楽天ふるさと納税は楽天市場と同じレイアウト。普段から使い慣れている楽天ユーザーなら、お買い物と同じ感覚で寄附ができます。申し込んだ人のレビューも参考になるでしょう。

会員登録していないふるさと納税サイトでは、住所や氏名を1から入力しなくてはなりませんが、楽天ふるさと納税ならすでに登録されている住所・氏名・クレジットカードのデータをそのまま使えます。

デメリット

・取り扱っていない自治体がある

楽天ふるさと納税にすべての自治体が載っているわけではありません。最大手の「ふるさとチョイス」は約1,400の自治体を取り扱っているのに対し、楽天ふるさと納税は約800なので、寄附したい自治体が載っていない可能性があります。

・楽天ユーザー以外にはメリットが少ない

楽天ふるさと納税の最大の魅力が楽天ポイントなので、普段まったく楽天を使わない人はあまり恩恵を感じないかもしれません。

とはいえ、ふるさと納税のためだけに登録するのもよいでしょう。1万円の寄附で少なくとも100ポイント貰えるので、次の自治体への寄附で全部ポイントを使えば9,900円で1万円分の寄附ができます。また、楽天に登録しなくても楽天ふるさと納税を使うことは可能です。

・IDの切り替えを忘れてしまうリスク

楽天ふるさと納税では注文者が寄附者になります。例えば夫名義で寄附する際、誤って妻の楽天IDを使うと、妻が寄附したことに。妻が専業主婦の場合は軽減される税金がないため、高いお金を払って返礼品を手に入れることになってしまいます。楽天ふるさと納税を申し込む際には、注文者情報が合っているかしっかり確認しましょう。