クレジットカードで自動車税を支払うメリット!注意点や支払い方法も解説

リリース日:2022/07/20 更新日:2024/04/01
分銅 雅一
この記事を書いた人

税理士/公認会計士

分銅 雅一

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税理士/公認会計士

分銅 雅一

2006年税理士試験合格。2017年公認会計士試験合格。
2013年に税理士登録し、税理士法人東京シティ税理士事務所にて不動産税務と相続の実務に従事。
2015年に野村證券株式会社にて自社株式と事業承継の実務に従事。
2018年11月に自社株式と不動産の承継専門の会計事務所を立ち上げ。
”一つの終わりを意義ある始まりに、関わる人の願いを繋ぐ承継支援”をキャッチフレーズに、相続と事業承継の支援に取り組んでいる。

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

自動車の所有者に対して課せられる自動車税。自動車税をクレジットカードで支払うことでポイントを貯められます。ここでは自動車税をクレジットカードで支払うメリットや、具体的な支払い方法を解説します。

  1. 自動車税(種別割)はクレジットカードでの支払いも可能!
  2. クレジットカードで自動車税(種別割)を支払うメリット
  3. 自動車税(種別割)をクレジットカードで支払う方法
  4. クレジットカードで自動車税(種別割)を支払う注意点
  5. ポイントが貯まってお得!自動車税(種別割)の支払いにおすすめのカードは?
  6. クレジットカードで自動車税を払えばこれだけポイントが貯まる!(楽天カードの場合)
  7. 自動車税(種別割)を支払うならクレジットカードがおすすめ!

自動車税(種別割)はクレジットカードでの支払いも可能!

自動車税(種別割)はクレジットカードでの支払いも可能!

自動車税(種別割)の支払い方法として一般的なのは、口座振替や銀行、郵便局、コンビニなどで納付書を提出して現金で支払う方法ですが、一部の自治体を除きクレジットカードでも納付が行えます

 

クレジットカードで納付が行えるようにしてほしいという要望が多かったことを背景として、住民サービスの向上と納付の利便性向上のためにカード払いを導入する自治体が増えているのです。

 

例を挙げると、東京都の場合はパソコンあるいはスマートフォンを使って、税額1,000万円未満の自動車税(種別割)が納付できます。クレジットカードでの支払いができれば、24時間いつでも納付が行えるので、仕事などで忙しい人にとって便利だといえるでしょう。


自動車税(種別割)の支払方法は、大きく分けて下記の6つです

現金払い 銀行などの金融機関や郵便局、都道府県税事務所、コンビニなどで、納付書と現金を添えて支払う。
口座振替 あらかじめ口座振替の手続きをすることで、預金口座から自動引き落としで支払う。口座振替の申し込みは期限が設定されているため、早めの手続きが必要。
クレジットカード 納付書に記載された納付番号、確認番号、納付区分などを納付用のWebサイトに入力し、手数料と一緒に支払う。クレジットカードでの納付に対応しているかどうかは事前に確認が必要。
ペイジー(Pay-easy) インターネットバンキングやATMを通じて支払う。ペイジーでの納付に対応しているかどうかは事前に確認が必要。
スマートフォンアプリ決済 納付書に印字されたバーコードやQRコードを読み取って支払う。スマートフォンアプリでの納付に対応しているかどうかは事前に確認が必要。
eLTAX電子納税 インターネットを通じて、インターネットバンキング、クレジットカードなどから選択して支払う。
 

クレジットカードで自動車税(種別割)を支払うメリット

クレジットカードで自動車税(種別割)を支払うメリット

メリット1:自分の都合にあわせて納税可能

金融機関窓口で自動車税(種別割)を支払う場合、窓口の順番待ちなどで時間をとられてしまうことも珍しくありません。また、コンビニ払いもできますが、勤務先や自宅のすぐ近くにコンビニがないという状況もあるでしょう。しかし、クレジットカードで自動車税(種別割)を支払えば、パソコンあるいはスマートフォンで自分に都合の良いタイミングでどこからでも納付が行えます(自治体によって利用可能な期間、時間が異なります)。忙しい人にとって、場所や時間を柔軟に納付ができる点は大きなメリットでしょう。

また、クレジットカードによる支払いであれば、クレジットカードの引き落としまでにお金を用意すれば良いため、支払うまでの期間の部分でもゆとりが持てるといったメリットもあります。

 

クレジットカードによる納税の場合「車検更新用の自動車税納税証明書はもらえるのか」と心配になってしまうこともあるかもしれませんが、システムによって運輸支局から納税確認(納税確認の電子化)ができるため、車検更新時の提示も必要ありません。ただし、納税情報の反映まで時間がかかることもあるので、自動車税の納付後すぐに車検を予定している場合には注意が必要です。

メリット2:ポイントやマイルを貯められる

一般的にクレジットカードを使用して支払いを行った場合、カード会社から使った金額に応じたポイントが還元されます。

 

自動車税(種別割)は東京都で自家用車の場合、安くて2万5,000円、総排気量が6リットル超の車では11万1,000円と高額になります。これをクレジットカードで支払えば、その支払い額に応じてポイントやマイルが貯まるので、その分お得だといえるでしょう。ポイントの還元率はクレジットカードによって違うため、できるだけポイント還元率の高いクレジットカードを使えば、多くのポイントやマイルを貯めることができます。


ただし、各種税金や公共料金の納付に関してはポイント還元率を通常利用と別に設けているクレジットカード会社もあるため、確認をしておくと良いでしょう。

 

自動車税(種別割)以外に住民税や固定資産税といった税金もクレジットカードで支払える場合があるので、納税用のためのクレジットカードを用意しておくのも賢い方法だといえます。税金の支払いを一元的に管理することによって、複数の税金を納めないといけない場合に納付漏れを防ぐことも可能です。

 

クレジットカードは利用すればするほどポイントやマイルも貯まっていきます。自動車を所有している場合、自動車税(種別割)は毎年支払わなければならないものになるので、少しでもお得になる方法を日頃から検討しておくことをおすすめします。

自動車税(種別割)をクレジットカードで支払う方法

自動車税(種別割)をクレジットカードで支払う方法

支払い手続きの流れ

 

  1. 必要書類(納税通知書、クレジットカード)を準備する
  2. 自治体の専用サイトなどにアクセスする
  3. 注意事項に同意したうえで、納付情報やクレジットカードの情報を入力する
  4. 入力事項に間違いがないかを確認して、手続きを完了させる

以上のような手続きが、大まかなクレジットカードによる納付の流れになります。この一連の流れを詳しく説明します。

必要書類(納税通知書、クレジットカード)を準備する

クレジットカードで自動車税(種別割)を支払うためには、自治体から送られてきた納税通知書とクレジットカードを準備します。

自治体の専用サイトなどにアクセスする

自治体が独自に設けている専用サイトなどにアクセスし、画面の案内に従って進んでいきます。

注意事項に同意したうえで、納付情報やクレジットカードの情報を入力する

納付を行うために必要な情報を入力しましょう。サイトの利用にあたって注意事項が表示される場合には、内容をよく確認し次の画面に進んでいきます。

納付番号、確認番号、納付区分などを入力し、支払い対象となる税額や内容などに間違いがないことを確認したら、カード番号、有効期限、支払回数、セキュリティ番号などを入力してください。

入力事項に間違いがないかを確認して、手続きを完了させる

入力事項を確認し、問題がなければ手続きを完了させます。

クレジットカードによる支払いは、あくまでもインターネットを通じて行うものです。金融機関の窓口やコンビニの店頭でクレジットカードを直接提示して支払えるわけではないので注意しましょう。また、クレジットカードでの支払いの詳細な条件は自治体ごとに異なるため、事前にWebサイトなどで確認しておく必要があります。

クレジットカードで自動車税(種別割)を支払う注意点

クレジットカードで自動車税(種別割)を支払う注意点

 

  • 決済手数料が発生してしまう
  • 納税確認ができるまでに時間がかかる
  • 納付期限の遅延には対応できない

クレジットカードで自動車税(種別割)を支払う際は、以上のような注意点があります。ひとつずつ解説していきます。

注意点1:決済手数料が発生してしまう

クレジットカードを使っての自動車税(種別割)の納付は時間や場所を選ばない、ポイントやマイルが貯まるなどのメリットがありますが、その一方で注意点もあります。それは、クレジットカードによる支払いでは所定の手数料がかかる場合がある点です。地方税である自動車税(種別割)は自治体ごとに管理されており、その手数料も自治体によって異なります。手数料固定の自治体や、納付金額で手数料が変わる自治体もあるので、事前にWebサイトなどから確認しておきましょう。

注意点2:納税確認ができるまでに時間がかかる

自動車税(種別割)をクレジットカードで支払った場合、システム上で納税確認が可能となるため、車検の時に提示する納税証明書は原則不要となります。

 

しかし、システムの反映には時間がかかるため、納税後すぐに車検が予定されている場合には紙での納税証明書の提示が必要です。この時、クレジットカードで支払いを行っていると納税証明書をすぐに発行してもらえないこともあるため、自動車税の納付から車検まで時間がない場合にはクレジットカードでの納税は避け、金融機関などの窓口やコンビニ、県税事務所で納税を行い、その場で紙の納税証明書を受け取ったほうが良いでしょう。

注意点3:納付期限の遅延には対応できない

自動車税(種別割)は納付期限が決まっており、支払いが遅延すれば延滞金が課せられるため、クレジットカードによる支払いが行えません。納税通知書は使用できるものの、記載されているバーコードが無効になってしまうので、コンビニでの支払いもできません。


この場合には、銀行や郵便局の窓口で現金による支払いを行いましょう。支払いが遅れてしまうと本来であれば不要な延滞金を支払わなければならず、クレジットカード利用によるポイント還元も受けられません。納付期限をきちんと把握して、納税漏れがないように心がけておきましょう。

ポイントが貯まってお得!自動車税(種別割)の支払いにおすすめのカードは?

ポイントが貯まってお得!自動車税(種別割)の支払いにおすすめのカードは?

クレジットカードを使って自動車税(種別割)を納付すると、クレジットカード会社からポイントやマイルなどが還元されます。「楽天カード」も自動車税(種別割)の納付をするとポイントが貯まるのでおすすめです。

クレジットカードで自動車税を払えばこれだけポイントが貯まる!(楽天カードの場合)

クレジットカードで自動車税を払えばこれだけポイントが貯まる!(楽天カードの場合)

自動車税(種別割)は総排気量によって納めるべき税金も異なります。

 

もし、楽天カードで自動車税を支払った場合、500円ご利用につき1ポイント楽天ポイントが進呈されます

 

例えば東京都在住で総排気量1.5リットル超~2リットル以下の自家用車の自動車税3万8,000円を楽天カードで支払った場合、500円ご利用につき1ポイント還元されるので、楽天ポイントが76ポイント還元されることになります。

 

総排気量が増えるほど税金は高くなるものの、楽天カードで自動車税(種別割)を支払えば、その分だけポイントを貯めることが可能です。自動車税(種別割)の仕組みと獲得できるポイントを踏まえたうえで、クレジットカードを賢く使ってみましょう。

自動車税(種別割)を支払うならクレジットカードがおすすめ!

自動車税(種別割)を支払うならクレジットカードがおすすめ!

自動車税(種別割)の納付は原則として毎年5月末日までに行うため、自家用車を所有している限り、自動車税(種別割)は固定費と考えて良いでしょう。自動車税(種別割)をクレジットカードで支払うことで、家のパソコンやスマートフォンからネットでいつでも支払い手続きをすることができます。さらに、ポイント還元も受けられる、お得で便利なクレジットカード納付。まだ利用したことのない人も、選択肢に入れてみるのはいかがでしょうか。

※この記事は2024年2月時点の情報をもとに作成しております。

このテーマに関する気になるポイント!

  • 自動車税(種別割)はクレジットカードでの支払いができるの?

    一部の自治体を除きクレジットカードでも納付が行えます。例を挙げると、東京都の場合はパソコンあるいはスマートフォンを使って、税額1,000万円未満の自動車税(種別割)が納付できます。

  • 自動車税(種別割)はクレジットカードで支払うとどんなメリットがあるの?

    家のパソコンやスマートフォンからネットでいつでも支払い手続きをすることができ、コンビニや銀行ATMでの操作がいらないこと、またポイント還元も受けられることがメリットとして挙げられます。

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