公共料金はカード払いがお得?メリットや注意点など徹底解説

リリース日:2022/07/20 更新日:2024/08/21

毎月かかる公共料金や生活費はどのように支払っていますか?クレジットカードで支払えば、毎月どんどんポイントが貯まっていくのでお得です。今回は、公共料金などをクレジットカードで支払うメリットやデメリット、変更方法などを解説します。

  1. クレジットカードで支払える公共料金や生活費とは
  2. 公共料金・生活費をクレジットカードで支払うメリット
  3. 公共料金・生活費の支払うためのクレジットカードの選び方
  4. 公共料金をクレジットカードで支払うときの注意点
  5. 公共料金の支払いをカード払いに変更する方法
  6. 公共料金などの生活費を支払うことで、お得にクレジットカードのポイントを貯めよう!

クレジットカードで支払える公共料金や生活費とは

クレジットカードで支払える公共料金や生活費とは

公共料金とは、公益性の高いサービスに対して支払われる料金で、公的機関が料金の決定や改定に直接関与する料金のことをいいます。電気代やガス代などの光熱関連や、固定電話料金や郵便料金などの通信関連、運賃などの交通関連のほか、水道料、国公立学校の授業料など多岐にわたります。

 

公共料金の支払いにも、クレジットカードが利用できる例が増えてきました。政府が国をあげてキャッシュレスを推進している流れにのって、今後さらにカード払いが可能になる可能性は高いでしょう。

 

生活費とは、公共料金も含め生活に必ずかかる費用のことです。クレジットカードが利用できる公共料金と生活費をまとめました。

クレジットカードが利用できる公共料金と生活費

公共料金
  • 光熱費
  • 水道料金
  • 通信費
  • そのほか
生活費
  • 食費
  • 家賃
  • 家具や家事用具
  • 被服や履物
  • 保険医療費
  • 交通費
  • 教育費
  • 教養娯楽費
  • そのほか
 

生活費の科目の分け方に絶対の決まりはありませんが、ここでは、総務省統計局の家計調査を参考に仕分けし、それぞれクレジットカードでの支払いが可能なのかを解説します。(内容は2024年8月時点のものです。)

光熱費

事業者によってカード払いができます。また、ガス代と電気代を合算して支払える事業者もあります。

水道料金

事業者によって、事前に登録をすることで継続的にカード払いができます。

通信

固定電話、携帯電話、インターネット通信費も、一般的にカード払いができます。

食費

スーパーなどは大手を中心にカード払いに対応している店舗があります。コンビニでもほとんどの店舗が対応しています。

家賃

家賃のカード払いは、家賃を支払う相手がカード払いに対応していれば可能です。不動産業者がオーナーの物件は、クレジットカードに対応している場合もあります。なお、持ち家の住宅ローンの支払いを、カード払いにすることはできません。

 

大規模マンションなどの管理費や修繕積立金についてはどうでしょうか。大手不動産開発会社が管理会社も行っているような場合は、グループ会社の発行するクレジットカードによるカード払いが可能なこともあるようです。

 

また、一戸建ての住宅の修繕費などは、依頼するリフォーム業者などがクレジットカードを取り扱っていればカード払いが可能です。

家具や家事用品

家具・家電・エアコン・インテリアなどがこの科目に入りますが、店舗によりカード払いが可能です。金額も大きくなるので、カード一括払いだけでなく、分割払いを利用することもあるでしょう。日用品や消耗品も、カード払いを扱う店舗は見られます。

被服や履物

ファッション関連の店舗の多くでカード払いが可能です。

保健医療費

病院もカード払いを導入しているところがあります。処方箋薬局やドラッグストアでも、クレジットカードが使える店舗が見られます。

交通費

新幹線などのチケットもカード払いが可能ですし、交通系電子マネーへのチャージもクレジットカードから可能です。

教育費

子供の習い事は、個人の先生の場合はクレジットカードに対応していないこともありますが、全国展開の教室などはカード払いが可能なこともあります。公立学校の諸費用は、集金袋がまだ主流ですが、給食費はカード払いに対応している自治体も出てきました。大学の学費は、残念ながら日本ではまだ対応している学校は限られます。

教養娯楽費

映画館やレジャー施設も一般的にチケット窓口で直接カード払いができます。もし対応していなくても、事前にクレジットカードが利用できるチケット販売業者で入場券を入手するという方法があります。

そのほか

美容院、理髪店:カード払いができる店舗も見られます。

 

たばこはクレジットカードが利用できる店舗で購入すればカード払いが可能です。

公共料金・生活費をクレジットカードで支払うメリット

公共料金・生活費をクレジットカードで支払うメリット

公共料金や生活費をクレジットカードで支払うと、クレジットカードのポイントを簡単に貯めることができます。

 

メリットを以下にまとめ、詳しく紹介していきます。

 

  • 固定費の支払いで気づけばポイントが貯まる
  • 生活費の支払いで無理なくポイントが貯まる
  • 支払いが一元管理できる
  • 支払い日の管理がしやすい
  • 家計簿代わりになり支出が振り返りやすい

固定費の支払いで気づけばポイントが貯まる

家賃や携帯電話、電気やガス、水道などの料金は、毎月必要となる固定費です。これらの支払いは、銀行引き落としを利用しているという人も多いでしょう。しかし、ほとんどの場合、希望すればクレジットカードを利用して支払うことができます。

 

すでに引き落としにしているのに、わざわざクレジットカードにするのは面倒という人もいるでしょう。しかし、クレジットカードは利用金額に応じてポイントが貯まります。毎月数万円単位で必ず発生する固定費をカード払いに切り替えると、年間ではかなりのポイントを貯めることができます。ポイントはクレジット代金の支払いに充当したり、電子マネーに交換できたりできるので、とてもお得です。例でいうと、楽天ポイント楽天Edyにチャージすることが可能※なのでポイントを貯めながら有効活用できるでしょう。

 

※期間限定ポイントはチャージ不可となります。

ただ、口座振替割引を行っている事業者を利用しているご家庭では、月々の利用額によってはカード払いより口座振替にしたほうがお得な場合があります。ポイント還元率と比較して、お得なほうを選ぶと良いでしょう。

生活費の支払いで無理なくポイントが貯まる

普段の買い物といえば、お手頃な価格で買い物ができる近くのスーパーという人も多いのではないでしょうか。クレジットカードというと、デパートやショッピングモールなどで使用することも多いですが、スーパーでもクレジットカードを使える店舗はどんどん増えています。毎日の食料品や日用品などのこまごまとした買い物についてもクレジットカードを使えば、ポイントが貯まっていくので、現金で支払うよりもお得な場合もあります。

 

スーパーなどでは少額の買い物が多くなりますが、月で見るとまとまった金額となりますので、いつの間にか無理なくポイントが貯まります。今まで現金で支払っていたなら、ぜひクレジットカードでの支払いに変更してみましょう。

支払いが一元管理できる

公共料金や生活費などを1つのクレジットカードに集約しておくと、1つの口座からまとめて引き落としされます。銀行口座ごとの引き落としであったり、現金で支払っていたりとしていると、うっかり口座に入金を忘れたり、支払いに行くのを忘れたりということがありますが、これを防げます。

支払い日の管理がしやすい

各種公共料金の支払い日はまちまちですが、クレジットカードに支払いをまとめておけば、月1回、クレジットカードの利用料金の引き落としの日までに口座の残高を確認するだけでよくなります。毎月の支払いのためにお金を分けておくといった手間もかかりません。楽天カードの場合は、給料日に設定されていることが多い25日のすぐ後、27日が引き落とし日(土日祝日の場合には翌銀行営業日)です。それまでに入金しておけば、大丈夫なのですから安心です。

家計簿代わりになり支出が振り返りやすい

公共料金や生活費をクレジットカードで支払うと、クレジットカードの利用履歴がそのまま簡単な家計簿となるので、毎月どのくらいのお金を使っているのかが一目瞭然です。また、楽天カードでは、利用額を自動的に家計簿化してくれるサービスがあります。明細にはメモ機能が搭載されているので、購入した際にメモをしておくと何を購入したのか忘れずに済みます。これまで家計簿をつけようとしていたけれど続けられなかったという人にもおすすめです。




公共料金・生活費の支払うためのクレジットカードの選び方

公共料金・生活費の支払うためのクレジットカードの選び方

では、公共料金や生活費の支払いに向けてクレジットカードを選ぶ場合に、チェックしたい3つのポイントをご紹介します。

ポイント還元率が高い

公共料金や生活費は、毎月必ずかかる費用ですので、ポイントをたくさん貯めることができます。お得さを目指すなら、ポイント還元率の高いクレジットカードを選びましょう。

 

ポイント還元率はクレジットカードにより異なりますが、0.5%程度が標準です。還元率が高いものだと1%や2%のものもあります。年間になると数千円単位の差になりますので、せっかくクレジットカードで支払うなら、できるだけポイント還元率が高いものを選びましょう。

 

例えば、楽天カードは公共料金によっては一部ポイント還元の対象外およびポイント還元率が異なる※ため、楽天カードで支払いを検討している方は事前に確認しておくと良いでしょう。

 

※カード利用獲得ポイントの還元率が異なるご利用先の詳細はこちら

 

入会金・年会費無料

せっかく公共料金などをクレジットカードでの支払いにしてポイントを貯めても、カード自体に入会金や年会費が発生すると、獲得したポイントが年会費に消えてしまうことも…。少しでもお得にしたいと考えているなら、入会金・年会費無料のクレジットカードがおすすめです。

ポイントの使いみち・選択肢が多い

クレジットカードを利用してポイントを貯めても、有効な使い道がなければその効果は半減してしまいます。ポイントを貯める場合には、その使い道についてもチェックしておきましょう。電子マネーへの交換や、支払いに充当できるポイントなら便利です。また、ポイントの有効期限が切れる前に、ポイントの交換がしやすいかどうかもチェックしておきましょう。

公共料金をクレジットカードで支払うときの注意点

公共料金をクレジットカードで支払うときの注意点

公共料金をカード払いにするときには、注意しておきたいことがあります。詳しく見ていきましょう。

 

  • コンビニで公共料金を支払う際、カード払いはできない
  • 口座振替の方が得になる場合も
  • クレジットカードの限度額
  • クレジットカードの有効期限
  • 引越しなど住所変更を伴う場合
  • クレジットカードで決済できないケースにも注意

コンビニで公共料金を支払う際、カード払いはできない

コンビニで公共料金を支払う際には、基本的にカード払いはできません。現金での支払い方法がほとんどですが、コンビニによっては支払い可能な電子マネーもあります。

 

ポイントを付けたい方は、コンビニで指定されている電子マネーを利用すると良いでしょう。

口座振替の方が得になる場合も

前にも少し触れましたが、公共料金の中には、口座振替を選択すると数十円程度の割引を行っている事業者があります。毎月の公共料金の支払い額が一定以下なら、クレジットカードのポイントを得るより口座振替割引を受けたほうが得になる場合があります。例えば、口座振替割引が月に54円なら、ポイント還元率1%で換算すると、月当たり5400円がボーダーラインで、それ以上ならカード払いが、それ以下なら口座振替の方が得になります。

 

口座振替割引の適用がある事業者なら、カード払いにした場合と比較計算をしてから支払い方法を決めるようにしましょう。

クレジットカードの限度額

また、クレジットカードの限度額に余裕がないと、買い物などの利用が高額となった場合に公共料金の支払いのタイミングで限度額オーバーとなり、支払いができなくなるケースも考えられます。普段のクレジットカードの使い方を振り返り、「限度額をオーバーしないか」という点も注意しておきましょう。

クレジットカードの有効期限

公共料金の場合、1度クレジットカードを設定しておけば、有効期限が到来しても自動的に更新されることが多いです(一部のクレジットカードではカード情報の再登録が必要な場合もあるため、注意が必要です)。

引越しなど住所変更を伴う場合

引越しの際には、電力会社、ガス会社、水道局などへの解約の連絡を忘れないようにしましょう。解約をし忘れると、住んでいなくても基本料金などが発生してしまいます。クレジットカードの支払いは締め日以降の後払いですので、気がつくのが遅れて不要なお支払いが発生してしまう可能性もあります。引越しの際の連絡はカード払いにしていなくても当然行うべき手続きですが、特に注意するようにしましょう。

クレジットカードで決済できないケースにも注意

公共料金は地域によってクレジットカードでの決済に対応していないところもあります。引越しなどで新しい地域に住む場合には、事前に確認しておきましょう。

 

ほかにも、カード払いに支払い方法を切り替える場合、有効期限間近のクレジットカードで支払いの登録を行うと、請求タイミングのズレによって支払いができないことがあります。もし、これから公共料金をクレジットカードで支払おうとするなら、クレジットカードの有効期限間近での変更は避けましょう。有効期限が更新されてからの手続きがおすすめです。

公共料金の支払いをカード払いに変更する方法

公共料金の支払いをカード払いに変更する方法

では、公共料金の支払いをクレジットカードで支払うためには、どのような手続きが必要なのでしょうか。カード払いの申し込みやその手続きの窓口は事業者ごとになりますので、自分が利用している事業者のホームページなどで確認しましょう。

 

各社申し込み方法の取り扱いや詳細は異なる部分もありますが、大きくは2パターンに分けられます。

 

  • インターネットからの申し込み
  • 郵送での申し込み

インターネットからの申し込み

Web申し込み、インターネット申し込み、オンライン申し込みなど、表現はさまざまですが、郵送などの紙の記入をすることなく、各社ホームページ上で手続きがすべて完了してしまう方法です。

郵送での申し込み

申込書類を請求し、届いた書類に必要事項を記入して送り返します。インターネットからの申し込み方法に比べて時間がかかりますが、カード情報をインターネット上に打ち込むことに抵抗がある方は、こちらの方法が良いでしょう。申込書類の請求は、インターネットからもできますし、電話で請求することもできます。

公共料金などの生活費を支払うことで、お得にクレジットカードのポイントを貯めよう!

公共料金などの生活費を支払うことで、お得にクレジットカードのポイントを貯めよう!

公共料金や生活費は毎月必ずかかるお金ですので、年間の支払い金額はかなり大きなものとなります。だからこそ、クレジットカードでの支払いを活用すれば、お得に賢くポイントを貯めることができます。還元率がお得なクレジットカードを選択し、ポイントを貯めていきましょう。

楽天カードでは、公共料金も支払うことが可能※です。公共料金によってポイントの還元率が異なるので、口座振替とカード払いのどちらがお得になるかを事前に確認してから支払方法を決めるのがおすすめです。生活で必要な物を購入する際にも楽天カードでの支払いが便利です。また、楽天市場にはさまざまな商品があり、楽天カードを合わせて利用することで楽天ポイントをさらにお得に貯めることができます。この機会に、生活の一部に楽天カードを取り入れてみてはいかがでしょうか。


※一部公共料金は対象外となりますので、詳細ページをご確認ください。

 

※この記事は2024年8月時点の情報をもとに作成しております。

このテーマに関する気になるポイント!

  • 公共料金を支払うときにクレジットカードは利用できる?

    できます。クレジットカードが利用できる例が増えてきましたが、事前に利用できるかどうかを調べておくことをおすすめします。

  • 公共料金や生活費をクレジットカードで支払うメリットは?

    毎月支払う物なので、ポイントが貯まりやすいです。また、クレジットカードで一元化できるので支払日の度にお金を用意する必要もなく管理がしやすいのもメリットです。

  • 公共料金の支払いをカード払いに変更するには?

    インターネット申し込みと郵送での申し込みがあります。




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まねーきねこ
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー
まねーきねこ

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

不動産開発会社で営業を経験後、ハウスメーカーの設計部、商品開発部に勤務。結婚後はファイナンシャル・プランナー資格を取得。

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