クレジットカードを2枚持つメリットは?選び方とおすすめカードも紹介
この記事では、クレジットカードを2枚持つことで得られるメリットや利便性についてまとめました。記事を読むことによってクレジットカードの基礎知識や2枚目以降におすすめなクレジットカードについて知ることができます。
- クレジットカードの種類を理解する
- クレジットカード2枚持ちのメリット
- クレジットカードを2枚持つとこんなに便利
- 楽天サービスのユーザーにおすすめの「楽天カード」
- クレジットカードを2枚持つ際の注意点
- クレジットカードの特徴を理解してカード2枚持ちを上手に活用しよう
クレジットカードの種類を理解する
クレジットカードには大きく分けると「プロパーカード」と「提携カード」の2種類のカードがあります。
プロパーカードとは
プロパーカードとは、クレジットカード会社が自社単体のブランド名で発行しているカードです。
代表的なブランドには
・American Express
・DinersClub
・JCB
があります。
国際ブランドでもVisa は独自にクレジットカードを発行していないので、Visa、Mastercardのプロパーカードはありません。
提携カードとは
提携カードとは、国際ブランドとカードを発行する会社が提携して発行されたカードを指します。交通・航空会社やデパート、量販店、コンビニなど提携先は多岐に渡ります。
クレジットカード2枚持ちのメリット
プロパーカードと提携カードの特徴を知ると、クレジットカードを2枚持つ意味やメリットが理解できます。
プロパーカードのメリット
プロパーカードは入会金が必要になるケースもありますが、充実した付帯特典などのメリットがあります。
ステータスカードが手に入りやすい
プロパーカードのメリットにステータスが高いクレジットカードを手に入れやすいことがあげられます。
プロパーカードにはゴールドやプラチナなど、ステータス(ランク)の高いクレジットカードがあり、カードの利用状況が良い会員は、ランクアップのインビテーション(招待状)をカード会社から受けることがあります。ランクが上がることで付帯特典も増え利用範囲が広がります。
発行停止のリスクが低い
プロパーカードは国際ブランドがクレジットカードの発行元になるので、発行元であるカード会社がカードの発行を終了しない限り、カード自体が使えなくなることはありません。提携カードの場合は、発行会社との提携の契約が切れてしまうとカード自体が使えなくなる可能性があります。
提携カードのメリット
提携カードはプロパーカードの付帯特典にはない、提携先企業のオリジナルポイントなどの付帯特典があります。
入会時のポイント付与
クレジットカードによっては入会時に複数ポイントの付与があります。
楽天カードの場合、新規入会&利用でポイントがもらえるキャンペーンが実施されています。(2020年6月時点)
提携先の特典
提携先で利用できる様々な特典があります。例えばデパートが発行しているクレジットカードでは買い物の度に5%OFFや毎月◯日はお客様感謝デーでポイント2倍などの特典があります。
クレジットカードを2枚持つとこんなに便利
クレジットカードを2枚持つことで様々なシチュエーションで利便性を感じることができます。
決済サービスのクレジットカード対応・非対応に困らない
決済サービスによって対応・非対応の国際ブランド(Mastercard、Visa、JCBなど)がある場合があります。
店舗や企業が決済サービスを選ぶ際に便利さや手数料によって決済対応ブランドを選定する場合があるからです。2つ以上の国際ブランドのクレジットカードを持つことで支払いの幅が広がります。
生活スタイルに合ったカード選択で高いポイントが得られる
自身の生活スタイルに合わせてクレジットカードを選択することで、高いポイント特典を受けることができます。
例えば、旅行が趣味や出張が多い仕事などの方は、普段使いでは汎用性の高いカードを選択し、2枚目には航空会社の提携カードを利用することで、チケットの申し込みの際にマイルが他のクレジットカードより多く付与されるなど、趣味や生活スタイルに合わせて選択することでお得に使い回すことができます。
楽天サービスのユーザーにおすすめの「楽天カード」
楽天グループのサービスを利用しているユーザーならば、1枚は持っていたいのが「楽天カード」です。
一言で「楽天カード」と言っても、付帯サービスに違いがありますので、下記で紹介いたします。
楽天カード
楽天カードは年会費が永年無料です。また新規入会特典で楽天ポイントが2,000ポイント、入会後のカード利用特典の条件をクリアすれば、さらにポイントがもらえます。(2020年6月現在)
カード利用特典のポイントは時期によって変動があるので、楽天カード新規入会キャンペーンのウェブページ をチェックするといいでしょう。
楽天PINKカード
楽天PINKカードは楽天カードの基本サービスはそのままに、月額330円(税込み)のカスタマイズサービスに加入することで、楽天グループの優待サービスや優待チケット、保険サービスなどの様々な特典が受けられ、女性向けのデザインやサービスが充実したクレジットカードです。
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードは楽天カードの上位カードです。年会費が11,000円(税込み)かかりますが、その分豪華な特典もついてきます。
楽天ANAマイレージクラブカード
楽天ANAマイレージクラブカードは初年度の年会費が無料の、楽天カードとANAの提携カードです。200円の利用で1マイルが付与されたり空港のラウンジを利用できるなど、空の旅が楽しくなる様々な特典が特徴です。
アルペン グループ 楽天カード
アルペン グループ 楽天カードは年会費が無料の、楽天カードとアルペングループの提携カードです。
両社で使えるポイントの付与や、スポーツ関連用品のメンテナンス料金の割引など、スポーツ関連の特典が充実しているクレジットカードです。
クレジットカードを2枚持つ際の注意点
クレジットカードを2枚 持つ際には注意すべきポイントもあります。
年会費の損益分岐ラインを把握
クレジットカードには年会費が必要な場合があります。
例えば、年会費が 10,000円でポイントの還元率が5%の場合、年間200,000円のカード使用で年会費の10,000円が回収できることになります。ポイント以外の付帯サービスも含めて、お得になっているのかを把握する必要があります。
使用金額の管理・把握
例えば、クレジットカードを2枚持つと管理の手間も2倍になります。
月々の支払い金額の把握や、口座引き落とし日の残高の管理なども2枚分行うことになります。管理する枚数が増えれば増えるほど、支払い金額と残高の管理に手間がかかることになります。
クレジットカードの特徴を理解してカード2枚持ちを上手に活用しよう
クレジットカードを複数枚持つ場合の2枚目は、1枚目の不足を補うことや、ライフスタイルに合わせて目的を明確にすることで、上手に使い分けができるでしょう。
公共料金の支払いや携帯電話代金のように毎月発生する料金もクレジットカードで支払いできることが多い 、毎月の固定費の支払いなどに複数枚のクレジットカードを上手に活用すれば、年会費が必要な場合でも特典メリットを受けることができるでしょう。
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。