トラベラーズチェックは廃止された?換金場所や方法、代替手段についても解説

リリース日:2022/12/19 更新日:2023/10/13
鈴村ひろみ
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FP2級技能士|元保育士
金融分野を中心に執筆しているWebライター。 保育士時代に多くのワーキングママと関わる中、お金の問題の重大さを痛感しました。 お金の悩みに深く寄り添える記事を執筆します。

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

海外旅行における防犯性の高い決済手段として用いられていたトラベラーズチェック。すでに日本では発行が廃止されていますが、多額の現地通貨を持ち歩かなくても済む手軽さや防犯性の高さから、かつては多くの人に利用される決済手段でした。ここでは、トラベラーズチェックの概要とメリット・利用する際の注意点、あわせてトラベラーズチェックに代わる決済手段についても解説します。

  1. トラベラーズチェックとは
  2. トラベラーズチェックのメリット
  3. トラベラーズチェックを利用する際の注意点
  4. 手元にあるトラベラーズチェックの換金方法
  5. トラベラーズチェックに代わる決済はクレジットカード
  6. トラベラーズチェックは早めに換金!今後はクレジットカードの携帯を

トラベラーズチェックとは

トラベラーズチェックとは

トラベラーズチェックとは、海外旅行者が現地通貨を利用せずに旅行先でお支払いできる小切手の一種です。現地での支払いの際に店側にトラベラーズチェックをサインして渡すことで現金の代わりに利用したり、旅行先の両替所などで現地通貨に換金したりすることができ、「旅行小切手」とも呼ばれています。トラベラーズチェックは、銀行や郵便局、旅行会社などが発行していましたが、2014年3月末に日本での新規発行は終了しました



しかし、新規発行が終了していても、今でもトラベラーズチェックが利用されている国があったり、以前入手したトラベラーズチェックの換金ができたりと、以前より限定的ではあるものの活用の方法はまだあります。

トラベラーズチェックは現金よりも防犯性と安全性に優れている

トラベラーズチェックは現地で現金に換金でき、現地通貨に代わって決済に利用できるため、旅行先で多額の現金を持ち歩く必要がありません。海外では、日本よりも多くの盗難やスリによる被害が報告されている場所もあるので、現金を持ち歩く必要がないトラベラーズチェックは防犯面において安心できる決済手段といえるでしょう。



また、トラベラーズチェックの本人認証は署名にて行われます。そのため、他人に不正使用される心配が少なく、安全性が高いのが特徴です。

トラベラーズチェックの利用方法

日本での新規発行は終了していますが、トラベラーズチェックは、日本または現地の発行場所にて発行していました。基本的な利用の流れは以下のとおりです。

 

 

  1. トラベラーズチェックの発行を受ける(銀行・郵便局・カード会社・旅行会社・両替商など)
  2. 2つある署名欄のうちの1つに本人がサインをする(ホルダーズサイン)
  3. 現地での決済や現地通貨への両替の際、もう1つの署名欄に窓口の人の前で本人がサインをする (カウンターサイン)
  4. 筆跡が本人のものであることを窓口の人が確認する

クレジットカードや電子マネーの場合、本人確認は暗証番号などで行われるのが一般的です。そのため、暗証番号さえわかっていれば他人でも利用することができてしまいます。一方で、トラベラーズチェックの場合は、筆跡にて本人確認を行うため、発行時にサインをした本人が、必ず決済時にもサインをする必要があります。

トラベラーズチェックのメリット

トラベラーズチェックのメリット

トラベラーズチェックの大きなメリットは、現地通貨の用意が不要で、紛失時にも所定の手続きを踏めば再発行が可能な点でしょう。



通常現金であれば、どんな支払いにも対応できるように余裕をもって持ち歩かなければなりませんし、紛失したり盗難にあったりしても再発行はもちろんできません。一方、トラベラーズチェックであれば、多額の現金を持ち歩く必要がないうえに、紛失した際はチェック番号をたどっていけば再発行が可能です。



紛失時に備えて、発行時に受け取るチェック番号は財布とは別場所にて慎重に保管しておくと安心でしょう。



なお、トラベラーズチェックには有効期限がありません。取得後、海外旅行で利用する場面がなかったとしても、次回以降の旅行で変わらず利用できる点も魅力でしょう。

トラベラーズチェックを利用する際の注意点

トラベラーズチェックを利用する際の注意点

トラベラーズチェックを利用する際に最も注意しておくべき点は、利用できる店舗が少ないということです。



トラベラーズチェックは、海外の主要なホテルやレストラン、百貨店などで現金同様に決済が可能なところが多いですが、2023年8月現在、対応している店舗が少ないのが実情です。決済に対応していない場合は、あらかじめ両替所にて手数料を支払い現地通貨へ換金しなければなりません。

手元にあるトラベラーズチェックの換金方法

手元にあるトラベラーズチェックの換金方法

「使っていないトラベラーズチェックが残っている」という人もいるかもしれません。トラベラーズチェックの新規発行は終了しているものの、以前発行されたトラベラーズチェックを換金することはできます。主な換金方法は以下のとおりです。

 

  • 日本円に換金する
  • 外貨に換金する
  • 旅行先で現地通貨に換金する

なお、トラベラーズチェックの換金場所は、大手銀行(三菱UFJ銀行・みずほ銀行など)やカード発行会社のAmerican Expressが一般的です。ただし、日本においては換金場所も減少傾向にあり、換金できる銘柄も自行発行のものに限定されていたりするので、手元にトラベラーズチェックが残っている人はなるべく早く換金した方が良いかもしれません。

本人以外の換金が可能なケース

トラベラーズチェックは、原則購入した本人が換金します。しかし、亡くなった家族が所持していた場合は、相続人が払い戻しを受ける相続手続きが可能です。換金所によっては亡くなった家族との関係を証明するものの提出が求められることもあるため、戸籍謄本などを用意しておくと安心でしょう。



また、旧姓の頃に発行したトラベラーズチェックも換金可能です。この場合も本人確認のため、改姓したことがわかるような本人確認書類を用意しましょう。旧姓のパスポートがあれば、現在のパスポートとあわせて提出することで本人確認が可能です。

トラベラーズチェックに代わる決済はクレジットカード

トラベラーズチェックに代わる決済はクレジットカード

上記のとおり、近年トラベラーズチェックは使われなくなりつつありますが、現在決済方法として普及し、主流になっている決済方法のひとつが、クレジットカードです。現金不要で決済できるのはもちろんのこと、キャッシング機能が付帯していれば現地のATMで現地通貨を引き出すことができます。

楽天カードの海外利用関連サービスは以下のとおりです。

 

  • 海外での紛失・盗難に対するサポートがある
  • 海外ATMから現地通貨のキャッシングが可能※
  • 海外にも利用可能店舗が多い
  • 海外旅行傷害保険が付帯されている
  • 日本語による海外アシスタンスサービスがある

※楽天カード・アメリカン・エキスプレス®・カードは海外でのキャッシングは利用できません。
上記サービスを詳しく解説していきます。

海外での紛失・盗難に対するサポートがある

楽天カードは、海外での紛失・盗難に対し365日24時間受付可能な「紛失・盗難専用ダイヤル」を設けています。また、Visa・JCBカードの場合、渡航中のみ利用可能な緊急カードを現地で手配することも可能です。発行した緊急カードは日本国内では利用できないため、帰国後にカードの再発行が必要となります。

海外ATMから現地通貨のキャッシングが可能

キャッシング枠のある楽天カードを持っている場合、楽天カードは海外キャッシングに対応しているため、現地通貨が必要になった場合、最大24時間いつでも海外ATMからキャッシングが可能です。海外ATMは、各国主要都市の空港や銀行に設置されていることが多いので、目的地に向かう前に空港でキャッシングをしておくか、目的地周辺の海外ATMの設置場所を確認してから出発すると安心です。



なお、海外キャッシングを利用する際は、ATM手数料と利息が発生します。旅行後にすぐ返済できれば問題ありませんが、利息が発生することを忘れずに計画的に返済するようにしましょう。
※楽天カード・アメリカン・エキスプレス®・カードは海外でのキャッシングは利用できません。

海外にも利用可能店舗数が多い

クレジットカードは、トラベラーズチェックに比べて対応可能店舗が非常に多くあります。クレジットカードで決済を行うようにすれば現金を持ち歩かずに済むので、両替の手間や安全面を考えても安心できるでしょう。楽天カードで選べる国際ブランドは、Visa、MastercardのほかにJCBとAmerican Expressを加えた4つです。

海外旅行傷害保険が付帯されている

多くのクレジットカードには海外旅行傷害保険が付帯されています。それぞれの補償内容はカードによって異なるので、自分にあった内容かどうかを確認しましょう。

 

楽天カードの海外旅行傷害保険は、以下の内容で付帯されています。

楽天カードの海外旅行傷害保険の補償内容

補償内容 保険金額 楽天カード 楽天ゴールドカード 楽天プレミアムカード

傷害死亡

後遺障害

最高額 利用付帯:2,000万円 利用付帯:2,000万円

自動付帯:4,000万円

利用付帯:1,000万円

合計  :5,000万円

傷害治療 1事故の限度額 利用付帯:200万円 利用付帯:200万円 自動付帯:300万円
疾病治療 1疾病の限度額 利用付帯:200万円 利用付帯:200万円 自動付帯:300万円
救援者費用 年間限度額 利用付帯:200万円 利用付帯:200万円 自動付帯:200万円

賠償責任

(自己負担額なし)

1事故の限度額 利用付帯:3,000万円 利用付帯:3,000万円 自動付帯:3,000万円
携行品損害 年間限度額

利用付帯:20万円

(自己負担額:3,000円)

自動付帯:30万円

利用付帯:20万円

合計  :最高50万円

 

上記の表にある「利用付帯」とは、楽天カードが定める保険適用条件を満たした場合に適用される保険です。詳しくは「海外旅行傷害保険のご利用条件について 」を確認してください。

日本語による海外アシスタンスサービスがある

旅行先での病気やケガ、カードの盗難など、万が一の事態にも電話でサポートしてくれるサービスが付帯されています。楽天カード会員なら、現地でのトラブルでも安心な日本語サポートが24時間で対応してくれるので安心です。



日本語で病気やケガの症状を伝えると、現地病院の紹介や保険金請求手続きの流れなどを解説してもらえます。特に言語に不安がある方は、日本語でのサポートについても確認しておくと良いでしょう。

トラベラーズチェックは早めに換金!今後はクレジットカードの携帯を

トラベラーズチェックを利用できる場所は年々減少傾向にあります。日本でも払い戻しや換金に対応できる場所が限られているので、まだ手元に残っている場合は早めに換金してしまいましょう。



そして、トラベラーズチェックに代わり、旅先での決済手段としてクレジットカードを用意することをおすすめします。クレジットカードは、トラベラーズチェックのメリットはそのままに、さらに注意すべき点を改善した決済方法といえます。よりスマートで安全性の高いクレジットカードで、海外で過ごす時間をより有意義にしていきましょう。

 

※この記事は2023年10月時点の情報をもとに作成しております。

このテーマに関する気になるポイント!

  • トラベラーズチェックとは?

    トラベラーズチェックは旅行小切手とも呼ばれ、海外旅行者が現地での支払いに利用したり、旅行先で現地通貨に換金したりすることができる小切手の一種です。

  • トラベラーズチェックは現在も発行されている?

    日本での新規発行は2014年3月末で終了しています。

  • 手元にあるトラベラーズチェックの換金方法は?

    一部の大手銀行やカード会社にて換金可能で、「日本円に換金」「外貨に換金」「旅行先で現地通貨に換金」の3つの換金方法があります。

  • トラベラーズチェックに代わるものは?

    クレジットカードが主流になっています。決済だけでなく海外アシスタンスサービスや海外旅行保険があり、海外でのキャッシングが可能で利用できるなどのメリットがあります。

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