クレジットカードの支払い方法の種類まとめ!【一括、分割、リボ払いなど】

リリース日:2022/07/20 更新日:2022/08/16

クレジットカードには様々な支払い方法があります。一括払い、分割払い、リボ払いのほか、ボーナス払いやフレックス払いなどもあり、使い分けに悩むことも。今回はこれらの支払い方法について、それぞれ特徴や注意点を解説していきます。

  1. クレジットカードの支払い方法(1) 1回払い
  2. クレジットカードの支払い方法(2) 2回払い
  3. クレジットカードの支払い方法(3) 分割払い
  4. クレジットカードの支払い方法(4) リボ払い
  5. クレジットカードの支払い方法(5)ボーナス払い
  6. クレジットカードの支払い方法(6)フレックス払い
  7. クレジットカードの支払い方法をうまく使いこなそう!

クレジットカードの支払い方法(1) 1回払い

クレジットカードの利用分は、後払いです。お店などで決済をすると、翌月のカード会社によって決められた日に、対象月の利用分がまとめて登録した金融機関の口座から支払われます。

クレジットカードの代表的な支払い方法は「1回払い」でしょう。一括払いと表現されることもあります。たとえば、楽天カードでは毎月1日~末日までに利用した分が翌月の27日に引き落とされます(楽天市場利用の場合は当月25日までに決済が完了した分)。したがって楽天カードの場合、7月5日に5万円を1回払いで利用したとすると、8月27日にこの5万円が口座から支払われるという仕組みです。

「1回払い」は、実際の支払いが後日になるだけで、支払いは1回で終わります。分割払手数料は発生しません。

画像出典:GettyImages

クレジットカードの支払い方法(2) 2回払い

クレジットカードには「2回払い」という支払い方法もあります。名前のとおり、利用金額が2回に分けて請求されるという支払い方法です。

少しわかりにくいかもしれませんので、楽天カードの2回払いを例にして考えてみましょう。

・7月5日
10万円の商品を楽天カード2回払いで購入
・8月27日
1回目の支払い5万円
・9月27日
2回目の支払い5万円

以上のように、2回に分けて支払いが行われます。カード利用分の締日や支払い日はカード会社によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。また、一部のクレジットカードを除き、基本的に2回払いでの分割払手数料はかかりません「大きな金額の買い物を分けて支払いたいけれど、手数料はかけたくない」という場合に利用すると便利です。

ただし、「2回払い」はすべてのお店で利用できるわけではありません。インターネット通販などお店によっては対応していないことがあります。2回払いを利用したい場合は、事前にお店に確認しておきましょう。

クレジットカードの支払い方法(3) 分割払い

続いて、「分割払い」について解説します。先ほどの2回払いも分割払いの一種ですが、3回以上の分割払いでは、支払い回数によってカード会社で決められた分割払手数料が加算されますので、別に考えていきましょう。

分割払いの回数はクレジットカードにより設定が異なりますが、3回から24回払いまで選べるようになっていることが多いです。
具体的な支払い方法として、12万円の商品をクレジットカードの6回払いで購入した場合で考えてみましょう。単純に12万円を6回で割ると1回あたりの支払いは2万円ですが、ここに分割払手数料が加算されます。ですから、毎月の支払いは「2万円+分割払手数料」になります。

高額な買い物では月々に分けて支払いたいと考える人がいるでしょう。24回払いということは2年かけて支払いをするということ。支払い回数が多くなると月々の支払い金額は少なくなりますが、その代わりに分割払手数料がかかります分割払手数料との兼ね合いを考えながら、上手に使いましょう。

クレジットカードの支払い方法(4) リボ払い

リボ払いとは、月々の支払い金額がほぼ一定になる支払い方法です。リボ払いには元金定額リボルビング払い」と「元利定額リボルビング払い」の2種類の支払い方法があり、どちらが採用されているかはカードやカード会社によって異なります。

「元金定額リボルビング払い」とは、あらかじめ月々の支払い額を設定しておき、毎月「設定支払い額+リボ手数料」を支払う方法です。ウィズアウト方式とも呼ばれます。

たとえば、2万円の支払いを月々5,000円に設定したリボ払いにすると、毎月「5,000円+リボ手数料」を支払います。分割払いとの違いは、利用金額にかかわらず月々の支払い額が一定であるという点。例では利用金額を2万円としましたが、仮に5万円になったとしても、月々の支払い額は「5,000円+リボ手数料」です。

「元利定額リボルビング払い」とは、設定した月々の支払い額の中に、リボ手数料が含まれる支払い方法で、ウィズイン方式とも呼ばれます。元金定額リボルビング払いと異なり、設定支払い額を5,000円にしておけば、毎月の支払いは5,000円のみです。

リボ払いを選択すると月々の支払い金額がほぼ一定になるというメリットがある反面、負担が少ないため気軽に高額な買い物をしてしまう恐れがあります大きな買い物をすれば、その分支払い期間も長期化してしまい、リボ手数料の総額も増えてしまいます。また、リボ払いの利用可能額を超えた利用はできません。リボ払いを選択するときはきちんと支払い計画を立て、毎月の支払い額を無理のない金額で設定することをおすすめします。

クレジットカードの支払い方法(5)ボーナス払い

続いて、「ボーナス払い」について解説しましょう。ボーナス払いは名前のとおり、夏・冬のボーナス時期に合わせて支払いをする方法です。実際の支払い時期はカード会社によって異なりますが、企業のボーナス支給時期に合わせて1月や8月に設定されていることが多くなっています。ボーナス払いには、1回・2回払いがありますが、1回払いであれば分割手数料はかかりません。

たとえば、楽天カードでボーナス払いを利用すると、2月1日~6月末日までの利用分が夏季(6月・7月・8月)の支払いになり、9月1日~11月末日までの利用分が冬季(12月・1月)の支払いとなります。したがって、利用時期によっては半年にわたって支払いを先延ばしにすることが可能となるのです。

ボーナス払いはボーナスの支給される会社員ではなくても利用することができます。ただし、ボーナス払いを利用できないお店がありますので、利用したい場合はお店に確認しておきましょう。

クレジットカードの支払い方法(6)フレックス払い

フレックス払いとは、毎月最低限の支払い金額が決められているけれど、余裕がある場合には、追加返済ができるという支払い方法です。追加返済は、随時ATMなどから行います。金銭的に余裕があるときにまとまった金額を返済することができるため、結果として早く支払いを終えることも可能です。

毎月の支払い金額が設定されている点はリボ払いと同じですが、異なるのはフレックス払いは1回目の支払い時には手数料が発生しない点です。2回目以降は、フレックス払いについても手数料が発生します。

クレジットカードの支払い方法をうまく使いこなそう!

クレジットカードの支払い方法は1回払いだけではなく、分割払いやリボ払い、ボーナス払いなど複数の方法があります。支払い方法それぞれに特徴や注意点がありますので、その時々の状況に合わせて、支払い方法を上手に使い分けることが大切です。無理のない返済ができるよう、計画的にクレジットカードを利用しましょう。

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ERI
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(2級FP技能士)/宅地建物取引士
ERI

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

不動産会社や住宅メーカーで働いていた経験から、主に不動産や金融関係の執筆を行っているWebライター。その他、グルメや地域ネタなどのジャンルの記事執筆も行っています。初心者にもわかりやすい言葉でテーマを解説しています。
保有資格:宅建・FP2級・教員免許など

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