楽天銀行口座の開設方法や手数料をわかりやすく解説。利用するほどお得になる理由とは?
ネット銀行がおすすめされる理由。優れている点やおすすめ口座もご紹介
ネット銀行を選ぶ際は、それぞれの特徴を比較して、自分のライフスタイルに最適な銀行がどこなのかを考えてみましょう。主要なネット銀行の特徴をご説明するとともに、手数料や普通預金金利などについて比べてみました。
ネット銀行が優れている点
まずはネット銀行のメリットを見てみましょう。
・都市銀行など他の金融機関よりも金利が高め
・都市銀行など他の金融機関よりも住宅ローン金利が低め
・利用状況に応じて手数料無料やポイントバックなどのサービスが受けられる
・口座開設キャンペーンのキャッシュバックなど特典が豊富
・土日でもオンライン取引ができて便利
・振込手数料やATM時間外手数料等が無料のネット銀行もある
・法人向けのビジネス口座も開設できる(専用WEBページから申し込み)
このように、ネット銀行にはたくさんのメリットがあります。特に手数料に関しては、ほかの金融機関と比べて大きなメリットがあるといえるでしょう。一度きりであれば大して意識しない手数料も、利用するたびに積み重なっていくと考えるとかなりの支出になります。ネット銀行を上手に利用して、手数料を節約してみてください。
また、ネット銀行は金利も高めで、用途別の貯金ができることから、貯蓄口座として利用するにも適しています。金利が低くて貯金のメリットが感じられないという人は、ネット銀行のキャンペーン金利などをうまく利用してみてはいかがでしょうか。
ネット銀行の注意点
ネット銀行にはメリットだけでなく、注意しておかなくてはいけない点もあります。実際に利用する前に知っておきたい都市銀行等の金融機関との違いをまとめました。
・通帳がない
ネット銀行では、基本的に通帳が発行されません。そのため「記帳する」ということもないのが特徴です。取引履歴はネット上で確認することになります。なお、キャッシュカードはそれ以外の銀行と同じように発行されます。
・専用ATMがない
多くのネット銀行では専用のATMがなく、提携ATMを利用して入金や出金をすることになります。どこと提携しているのか、事前に調べておくと良いでしょう。
どんなネット銀行があるの?
ネット銀行と聞いて思い浮かべるのは、一体どこの銀行でしょうか?代表的なネット銀行について、特徴を見てみましょう。
・住信SBIネット銀行
同じ系列の金融機関にSBI証券という証券会社もあります。まとめて口座開設もでき、資金移動などにも便利です。
・楽天銀行
楽天グループのネット銀行です。楽天市場や楽天カード、楽天証券などを使っている人は、連動したサービスが受けられます。
・イオン銀行
大手ショッピングセンター、イオンの銀行です。ネットバンクですが、イオンの店頭でカード申し込みや住宅ローン申し込み、金利シミュレーションなどもできます。
・ソニー銀行
デビットカード機能をつけることで、海外でのデビットカード利用が無料になるという大きなメリットがあります。海外でデビットカードを使いたい人はソニー銀行が便利でしょう。
・新生銀行
新生銀行は、ネット銀行としての性質も持っているものの、店舗もあるという少し特殊な銀行です。窓口で相談ができないと不安という人や、やはりネットだけの銀行には抵抗があるという人に選ばれています。
・セブン銀行
セブンイレブンのネットバンクです。店舗数の多いセブンATMで気軽に利用できるという大きなメリットがあります。また利用によってnanacoポイントを貯めることも可能です。
・GMOあおぞらネット銀行
GMOクリック証券と証券コネクト口座を開設すると、普通預金金利が最大0.11%までアップします。証券口座も利用したいと考えている場合は、あわせて開設すると良いでしょう。
・じぶん銀行
auユーザーにとってメリットの大きい銀行です。カードローン借り換えが年0.5%優遇されたり、WALLETポイントがもらえたりと、auユーザーのみを対象とした特典がいろいろあります。
・ジャパンネット銀行
2000年設立の老舗ネット銀行です。セブンATM、ローソンATM、ファミマなどにあるE-netATM、三井住友銀行ATM、ゆうちょ銀行ATMで3万円以上を引き出す場合、手数料が無料になる大きなメリットがあります。
普通預金金利ランキング
2019年3月27日時点 の普通預金金利について、それぞれの銀行を比較してみましょう。
ただし、これはあくまでも基本の金利です。多くのネット銀行では、証券口座の同時開設や優待プログラムのステージアップなどに応じて、金利の優遇を行っています。
たとえばGMOあおぞらネット銀行では、証券口座を開設すると普通預金金利が0.11%に。イオン銀行の優待ステージが最高ランクの場合、普通預金金利は0.12%になります。
振込手数料ランキング
2019年11月11日時点での振込手数料に関するサービスについて比較してみます。なお、ここではインターネットバンキングを使って振り込んだ場合を比較しました。提携ATMなどを使った場合、この金額より高くなる可能性があるため注意しましょう。
タイプ別、向いているネット銀行探し
ネット銀行の多くでは、投資や住宅ローンなどを利用することで、ATM手数料無料や振込手数料無料、預金金利アップといった多くのサービスが受けられるようになります。そのため表面上の金利や手数料だけでなく、自分がどのくらい関連サービスを利用するのかについても考えて銀行を選びましょう。
・マネ活女子におすすめ:楽天銀行
日頃からマネー関連のニュースや節約を意識しているマネ活女子におすすめなのは、金利やATM手数料の優遇が大きく、プラスアルファのメリットがある銀行。これらの条件すべてに当てはまるのが、楽天銀行です。
ネット銀行のなかには、預金の優遇措置を行っているところも多くあります。楽天銀行では、楽天証券との口座連携「マネーブリッジに申し込むことで、普通預金の金利が「年0.10%」にアップ。外貨預金や定期預金ではなく流動性が高く日常使いに適した普通預金金利がメガバンクの100倍になり、金利アップ条件もゆるいというのは、楽天銀行の大きなメリットです。
※マネーブリッジの優遇金利「年0.10%」の適用は普通預金残高300万円以下の部分のみです。
普通預金残高300万円を超える部分に関しては「年0.04%」の金利が適用されます(2022年4月時点)
普通預金は、銀行口座を開設するのであれば絶対に利用するものです。普段使いの口座でもしっかりメリットが得られる楽天銀行は、マネ活女子にぴったりだといえるでしょう。
また、楽天銀行を楽天市場や楽天カードと合わせて利用することで、楽天ポイントをさらに効率よく貯められるようになります。楽天証券も合わせて利用すれば、より一層大きなメリットが得られますから、楽天銀行口座を開設する際は、ほかの関連サービスについても利用を検討してみましょう。
さらに、銀行経由で使える無料の資産管理ツール「マネーサポート」もおすすめです。楽天銀行以外の預金や投資資産など、自分自身が保有している資産の合計や推移がひと目でわかるので、資産管理に大いに役立ってくれるでしょう。
・楽天以外のヘビーユースしているサービスがある人におすすめの銀行
auユーザーであればじぶん銀行、イオンカードを持っていてイオンで買い物をすることが多い人はイオン銀行など、自分がよく使うサービスと同じグループが運営しているネット銀行を選ぶのがおすすめです。
とはいえ、「携帯はau、実店舗での買い物はイオン、ネット通販は楽天市場」という方もいるでしょう。そういう場合は、それぞれの銀行で得られる優遇サービスを比較してみてください。
一見お得そうに見えても、自分には到達できないような条件をクリアしなければその特典が得られないのであれば、契約する意味がありません。自分が使っているサービスと提携している銀行を見比べるだけですから、それほど大きな手間にはならないでしょう。ぜひ一度確認してみてください。
・面倒なことを意識せずにお得を実感したい人におすすめの銀行
あれこれ考えずにお得にネット銀行を利用したいという人は、契約する時点で自分のネット銀行の使い方に合った銀行を選ぶようにしましょう。
たとえば、家や職場の近くにセブンイレブンがあって、ATMでこまめにお金を引き出す人であれば、セブン銀行がおすすめです。どのネット銀行でもATM無料回数を設定していますが、「今月は何回使ったっけ?」といちいち考えたり調べたりするのは面倒なものです。最初から何回でもATM手数料が無料になる銀行を選んでおけば、間違いありません。
また、海外でのデビットカード利用を意識しているなら、ソニー銀行です。ソニー銀行のキャッシュカードにデビットカード機能をつけておけば、海外でお得に利用できます。
・ネット銀行をよりお得に使うために
このような特徴は、銀行を開設したあとにも関わってくることです。どのネット銀行にするか決めたあとは、振込や家賃の支払い、光熱費の引き落としなど、できるだけ多くの取引をその銀行で行うようにしてみてください。これによってポイントが貯まったり、ステージが上がったりして、さらに多くのメリットが受けやすくなります。
いろいろな取引に使ってみたものの、あまりメリットが感じられないというときは、自分の使い方と契約したネット銀行が合致していない可能性があります。定期的に見直しを行い、うまく使えていないと感じたら、他行への乗り換えも視野にいれて、よりお得な銀行を検討しましょう。
詳細は楽天銀行公式ページから確認できます。利用状況に応じて、ATM手数料や他行宛振込手数料が無料になるなどの特徴についてもチェックしておいたほうが良いでしょう。
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