出産費用で赤字になる人、黒字になる人

リリース日:2017/11/06 更新日:2020/08/06

出産には思った以上に多額の費用がかかります。出産育児一時金で42万円もらえるとはいえ、それだけではまかないきれず、赤字になる人も多いのだとか。その一方で黒字になる人もいます。一体どのような仕組みなのか、見ていきましょう。

出産費用で赤字になる人、黒字になる人

なぜ赤字になるの?

なぜ出産費用が高いかといえば、妊娠・出産は病気ではないため、健康保険がきかないからです。出産は自費診療になるため、病院やクリニックが自由に料金を設定することができます。たとえば都心の高級なコンシェルジュ付きクリニックで産むと、100万円を超えることもあるそうです。無痛分娩の場合も、普通分娩と比べて価格が高く設定されています。

 

その一方、どこの医療機関で産んでも出産育児一時金は42万円(産科医療補償制度に加入されていない医療機関等で出産すると40.4万円)と決まっています。一般的なクリニックであっても、42万円では足りず、自己負担が発生するケースも多いです。

保険がきいて黒字になるケース

普通分娩では保険がきかないものの、帝王切開や吸引分娩などの手術代は健康保険適用となり、3割負担で済みます。さらに生命保険や医療保険が下りることもあるため、中には20万円ほど黒字になったというケースも。

とはいえ、なるべくなら普通分娩をしたいと考える人がほとんどでしょうから、節約のために帝王切開を選ぶのは現実的ではありません。

あらかじめ保険に入っておくことが大事

出産当日になって突然帝王切開になることもあります。そのときに「保険に入っておけばよかった!」と思っても手遅れです。

帝王切開に限らず、妊娠中にひどいつわりや切迫流産で入院するケースも少なくありません。妊娠してからでは入れない保険もあるので、妊娠を考えると同時に保険のことも考えておきたいですね。

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宮島ムー
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(2級FP技能士)/宅地建物取引士
宮島ムー

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

関西に住む子育て中の主婦です。 お金や不動産に興味があり、日商簿記1級・FP2級・宅建などの資格を独学で取得しました。 記事ではなるべく専門用語を使わず、わかりやすく説明するよう心がけています。

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