楽天証券の口座開設の手順を分かりやすく解説、口座を使うメリットとは?
楽天証券の口座開設の手順を分かりやすく解説、口座を使うメリットとは?
株式や債券、投資信託など、長期的な資産形成に必要となるのが証券会社の口座。ここではオンラインや郵便で、楽天証券に口座を開設する手順を説明しています。取引でポイントを獲得できるシステムや、キャンペーン情報も確認できます。
楽天証券の口座を使うメリット
まず、証券会社一般に言えることですが、さまざまな金融商品を利用できることが証券会社の口座を開設するメリットとなります。銀行の口座だけでは、普通預金や定期預金の利用が中心になっているかと思いますが、いまは低金利の時代です。銀行預金は安全性が高いものの、長期的にみるとインフレによる資産の目減りも懸念されます。モノの値段が上がるスピードに、資産価値の上昇が追い付かない状態になってしまうのです。
たとえば、物価が1年に1%上昇する間に、預金の利息が0.1%しか増えないということもあり得ます。そういった場合にも、証券会社を通じて余裕資金を株式などで持っておけば、インフレリスクに対備えることができるのです。
また、特に楽天証券の口座を使うメリットとして挙げられるのが、ポイントプログラムの存在です。長期的な資産形成の方法として、投資信託の積み立てを考えている方は多いでしょう。楽天カードを使って投資信託を購入すれば、ポイントを受け取ることが可能なのです。
まず、投資信託の積み立てに楽天カードでクレジット決済すると、楽天ポイントが付与されます。最低買付金額は100円。小額から積み立てをスタートできます。もう1回は、投資信託の保有残高の達成に応じてポイントが付与されます。これは、投資信託の残高10万円ごとに、毎月4ポイント受け取れるというものです。年間では48ポイントとなり、これだけでも低金利時代には無視できない数字と言えるでしょう。
貯まったポイントは、投資に回すこともできます。獲得した楽天ポイントだけでも、現金を組み合わせても、投資信託や株の購入が可能です。ポイントが資産形成に寄与する仕組みです。ポイント投資を行い条件を満たすと楽天市場での購入がポイント最大+1倍になる特典もあり、普段のお買い物にいかせます。
口座開設のキャンペーンの種類
楽天証券では、口座開設のキャンペーンが行われています。口座を開設してキャンペーンにエントリーし、そのうえで条件を満たすと特典を受けられるため活用しましょう。
まず、マネーブリッジ(自動入出金)の設定により、現金1,000円がもれなく受け取れるキャンペーン。楽天証券と楽天銀行に口座を開設して、エントリーするのが条件です。マネーブリッジを設定しておくと、楽天証券で株などを買うときに、楽天銀行の預金残高から自動で不足分を入金できます。また、楽天銀行の預金に優遇金利が適用されるので、長期的にメリットを得られるでしょう。(2022年4月時点)
また、最近よく耳にするiDeCo。時期によっては楽天証券でiDeCo口座を開設することで、200ポイントプレゼントというキャンペーンも開催されています。iDeCoは、個人型の確定拠出年金です。自分で積み立てを行い、国民年金や厚生年金などの公的な年金に上乗せします。積立金額は所得控除の対象となり、所得税や住民税を節約することが可能です。月々5,000円から始められ、60歳以降受け取れるようになります。キャンペーンを機に検討するのもいいでしょう。
さらにもう一つ、楽ラップの利用に関するキャンペーン。楽ラップの新規申込金額と、対象期間中の積み立てによる増額の合計金額に応じてポイントが受け取れるというものです。楽ラップは、ひとことで言うとロボアドバイザーです。16の質問に答えることで、その人に合った投資信託やポートフォリオの提案をしてくれます。売買や管理も方針にしたがって自動で行われるので、手間や時間を節約できるサービスと言えるでしょう。資産運用が難しくて苦手と感じる場合、手軽な資産形成の手段として活用できそうです。
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口座開設の手順
最後に、口座開設の手順を確認しておきます。口座開設はWebまたは郵便でします。まず、楽天証券のホームページにある口座開設のボタンをクリック。オンライン申込の場合、本人確認書類のアップロードを、PCやスマートフォンから行うことになります。本人確認書類として使えるのは、運転免許証・住民票の写し・印鑑登録証明書・各種健康保険証・パスポート・在留カード・特別永住者証明書・住民基本台帳カード・個人番号カード(表面のみ)です。本人確認書類の画像をスマホやスキャナーで保存し、本人確認書類のアップロードボタンを押します。
口座開設申込完了まで最短5分程度。口座開設手続きが完了すると、数日後にIDやパスワードなどログイン情報のお知らせが書留郵便で送られてきます。それから、ログイン情報のお知らせをもとに初期設定を行うことになります。初期設定完了後、マイナンバー登録をアプリか郵送で行うことが必要です。
本人確認資料を郵送したい場合は、口座開設の申込で「郵便での口座開設」を選択します。口座開設資料が送られてくるので、総合取引口座申込書・マイナンバー通知届出書・所定の本人確認書類を同封し、返送します。あとはオンライン申込の場合と同様、送られてくるログイン情報にしたがって初期設定を行うという手順で完了です。銀行などから投資資金を入金し、取引スタートとなります。画像のアップロードが難しい場合など、郵送が便利かもしれません。
長期的な資産形成では、銀行口座だけでなく証券口座も作っておくのがよいでしょう。楽天証券ならポイントでの優遇があり、投資をより効果的にすることもできそうです。ロボアドバイザーの楽ラップや、個人型確定拠出年金のiDeCoではキャンペーンも行われているので、これらをきっかけに早めに積立投資を始めるのがおすすめです。
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