【今更聞けない】電子マネーってなに?メリット・デメリット、使い方を解説

リリース日:2022/07/20 更新日:2024/09/10

キャッシュレス化の影響で普及が進んでいる各種電子マネー。しかし、今まで現金での支払いがメインだった方にとっては難しさを感じることもありますよね。今回は、電子マネーの使い方やメリット・デメリットなど、基本部分を解説します。

  1. 電子マネーとは?
  2. 電子マネーの使い方
  3. 電子マネーのメリット・デメリット
  4. 電子マネーの種類
  5. 電子マネーを使って効率的に決済しよう!

電子マネーとは?

「電子マネー」とは、私たちが普段使っているお金を電子化したもので、「電子貨幣(でんしかへい)」とも呼ばれています。お金を電子化する方法にはいくつかあります。

・電子マネー専用カードに入金(チャージ)する
・電子マネー機能付きクレジットカードを使用する
・スマホで電子マネーアプリを使う

一度電子化したお金は、店頭での支払い時に専用の機械にかざすことで、現金のように使うことができます。基本的には事前にチャージしておき、使うたびに残高が減っていく仕組みです。後払いできるタイプも少数ですが存在します。

また、ソーシャルゲームやオンラインショッピングで使用できる、ネットワーク型電子マネーと呼ばれるものもあります。

電子マネーの使い方

電子マネーを使い始める時に必要な登録を済ませる

電子マネーを使い始める時は、お金を電子化するための準備が必要です。「電子マネー専用のカード」を使いたい場合は、そのカードを数百円で購入することになります。

「電子マネーのためにわざわざお金をかけたくない」という方は、年会費無料の電子マネー機能付きクレジットカードを発行すると良いでしょう。電子マネー付きのクレジットカードとしては、楽天カードが有名です。楽天カードから電子マネー「楽天Edy」をチャージするときと、楽天Edyで支払う時にポイントが付与されるため、ポイントの二重取りができます。

また、電子マネー対応のスマホを利用して電子マネーを使い始めることもできます。専用アプリをダウンロードして、店頭で現金をチャージするか、銀行口座またはクレジットカードから入金します。

電子マネーのポイントを貯める・チャージする

電子マネーのポイントの貯め方、チャージの仕方もご紹介します。ポイントは電子マネーの買い物金額に応じて付与されます。例えば、楽天Edyでは200円(税込み)ごとに楽天ポイントを1ポイント獲得できるので、20,000円(税込み)の買い物では100ポイントが貯まります。

電子マネーをチャージしたい時は、「現金チャージ(店頭レジやATM)」、「クレジットカードチャージ」などがあります。クレジットカード機能付きの電子マネーであれば、残高が一定以下になったときに自動でチャージしてくれる「オートチャージ機能」も使えるので、手間もかかりません。

電子マネーを使って支払う

電子マネーの準備、チャージなどが済んだら、後は実際に使ってみましょう。使い方は簡単で、レジにおいてある専用の機械に電子マネー対応のカードやスマホをかざすだけです。

インターネット上でも、対象店舗であれば電子マネーを利用することもできます。「電子マネーの残高が多いから先に使ってしまいたい」といった時にも便利です。

画像出典:fotolia



電子マネーのメリット・デメリット

電子マネーのメリット

電子マネーのメリットは、ポイントが付くことや現金を持ち歩かなくて良いことだけではありません。他にもまだまだ複数のメリットがあります。

・支払い処理が早い
現金を頻繁にATMから引き出さなくても良い
・お金を盗まれにくい
・支出額の把握が楽になる
スマホアプリと連動した支払い履歴から利用状況を確認できる
衛生的(現金に触れることがない)
・手持ちの現金がなくとも、オンラインチャージでとっさのときに便利

まず現金を使用しないため支払いが早く、わざわざATMに行く必要がなくなることはご想像の通りでしょう。現金を持たないということは、盗難・紛失防止にもなります。

また電子マネーは入れておいた分が減っていくので、支出額を把握しやすいです。スマホアプリと連動させれば、履歴から「いつどこで買い物をしたか?」が確認できるため、家計簿をつけなくともお金の流れがわかります。

ほかにも、現金に触らなくて良いので手が汚れず、衛生的です。オンラインチャージできる仕組みにしておけば、現金のようにいざというときなくなって困る心配もありません。

電子マネーのデメリット

メリットの一方で、デメリットがないわけではありません。まず単純に、機械操作に煩わしさを感じる方にとっては抵抗感があるでしょう。そこまで複雑な操作が必要なわけではありませんが、スマホやパソコンが苦手な方にとっては、ややハードルが高いかもしれません。

加えて、いったん入金すると払い戻しできないこともデメリットと考えられます。電子マネー対応のカード単体では残高がまったくわからないため、無限にお金が入っているような感覚でつい使いすぎてしまうこともあるかもしれません。

電子マネーの種類

最後に、電子マネーを使うにあたって知っておきたい「電子マネーの種類」も紹介します。

プリペイド型

プリペイド型とは、事前に電子マネー対応のカードやスマホに電子マネーをチャージして支払うタイプのことです。一般的な電子マネーはこのプリペイド型で、Suicaや楽天Edyなどが該当します。

ポストペイ型

ポストペイ型はプリペイド型とは逆に、後からお金を支払うタイプのことです。後からお金を支払うと言っても、口座から自動で引き落とされるので、クレジットカードを使う感覚に近いかもしれません。数としては少数派で、「大手のネットショッピングには使えない」などの制限もあります。

電子マネーを使って効率的に決済しよう!

電子マネーと現金、クレジットカードをうまく使い分ければ効率良くポイントを貯めたり、素早く決済できるようになります。さらに便利なサービスもあり、たとえば楽天Edyでは貯めた楽天ポイントを楽天Edyに移行できます。つまり、「ポイントをそのまま電子マネーとして使用できる」ということです。同じ金額のものを買うのであれば、現金やクレジットカードだけでなく、電子マネーもぜひ活用してみてください。




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yeah.peach
この記事を書いた人
yeah.peach

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

元金融系SE。現在はフリーランスとして、Webライティング、Webディレクター業務、受託開発、などで生計を立てている。主な執筆ジャンルはIT(プログラミング、IT転職、受託案件)、金融(投資、税金、クレジットカード、保険)など。




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