日本人は奥手すぎ!?投資デビューについて
大人になっても何か新しいことを始めるときは、不安と期待に満ちあふれています。例えば習い事、留学やボランティアを始める人もいるでしょう。投資デビューもそんな新しいチャレンジのひとつです。
投資を始める年齢は?
投資経験がある30~50代女性へのアンケートによると、投資を始めた年齢は平均32.96歳でした。同じ質問を男性にしたところ平均は36.38歳。(「東証マネ部!」調べ)この年齢は、ちょうど大きなライフイベントに差し掛かる年齢です。結婚や出産を経て将来のために貯金するようになったという人や就職や転職をきっかけに投資を始めたという声が聞かれました。
男女ともに投資を始める平均年齢が30代というのは、他国と比較してあまり早いとは言えないでしょう。例えば、アメリカでは幼少期から投資や金融の教育が始まります。自分の資産を殖やす方法と守る方法を若いうちから学ぶことの重要性が、当たり前に知られているのです。
日本の個人投資家に聞いても、もっと若い時から投資を始めたかったとアンケートに回答しています。若い頃から投資を始めていれば少額であっても長期になるため、時間をかけることでまとまった金額になります。
資金に余裕ができたときには投資についての知識や経験が豊かになっているとも考えられ、早くに投資を始めることで世界経済や政治に興味を持ち視野が広がるというメリットもあるでしょう。
思い立ったが吉日
投資を始めるきっかけを待っていると、タイミングを逸して時間だけがすぎてしまいます。
投資デビューは少額でも問題ありません。投資信託であれば数万円から始めることができますし、株式であっても10万円ほどで購入できる株がたくさんあります。投資を始めるのであれば、生活に必要なお金はそのままにして、まずは余剰資金を活用するといいでしょう。
投資を始めることで自分のライフプランやお金に対する考えを見直すチャンスになるかもしれません。
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