「僕の仕事仲間で一般的にどう見ても見た目が残念で、洋服もダサく、お金も全然持ってなくて、将来性も人望もあまりなく、家がお金持ちというわけでもない、性格もかなり面倒臭い男性(50代)がいるのですが、常に彼女を取っ替え引っ替えしており、しかも微妙に二股・三股もかけているのではないか？という程モテています。彼はなぜモテるのでしょうか？

男の自分からはわからないけど、女の人には伝わるモテ要素があるということですよね。あ、『絶倫だからじゃないですか？』という答えは、なしでお願いします。彼が絶倫かどうかは知りませんが、それはモテた先にある話なので…なぜそこに持ち込める女性が次々寄って来るのか、その理由が知りたいのです。」(40代・殿方・お勤め人)

経済力とモテ度はある程度比例するような気がする占い師ですが、世を見渡すと経済的にそれほどでもないのにやけにモテている方は、結構な割合で存在しています。というか、占いのお客様はこの知人のことを相当嫌いなんですね。まとめると吉◯三の歌みたいになってます。

「おしゃれで無エ、お金も無エ、将来性もまったく無エ、人望無エ、見た目・性格いいわけ無エ、おらこんな彼嫌だぁ～♪おらこんな彼嫌だぁ～♪　」

ええ、ええ、見事に吉◯三の世界観ですよね。そんな、大嫌いなオトコがモテてる！？許せない！意味わかんない！といった感じでしょうか。モテ要素には様々あり、私はその方にお会いしたことがないので何とも言えないのですが、その方が相手の女性達が求めている「something」を提供しているのは間違いないですね。

占い師がこれまで見てきたお金を持たずとも女性にモテモテだった方々の特徴を書き出しますと、これはよく言われる話なのですが、皆さん「褒め上手、聞き上手、会話上手」というのと「モテている自分演出上手」「私がいないとこの人ダメになる演出上手」な感じでした。

人間は他人がほしいものをほしがる性質があるので、「モテていそう」というだけで価値があるのです。そして、モテてしまうのです。また、特に女性は母性本能があるため、これを刺激されるようなことがあると吉◯三の歌状態な男性であっても、ハマってしまったりするのです。付き合っているお二人が幸せ気分であれば何でもいいと思うのですが、ヒモのような男性にはちょっと気を付けたいものですね。