年商数十億円、大物経営者のケチ自慢
今回は元大物経営者さんのドケチ話を紹介したいと思います。その方が起業したのはなんと50歳を超えてから。会社はあれよあれよという間に大きくなり、20億円程の規模の会社になります。
ケチから学ぶ偉人の考え方
現在は引退してのんびりされているその方。占い師はたまにお食事やお茶をするのですが、起業当時のケチケチ話をする時、とても楽しそうです(そしてなぜか自慢げ…)。
そのケチ話を「この人、めっちゃセコイわ~」と聞くのではなく、「会社をゼロの状態から立ち上げて、あそこまで大きくした偉人のケチ話というのは、きっと学ぶところが大きいはずだ!」と思って聞くのとでは、大きな違いがあります。というわけで、ここからは占い師の印象に残っているケチ話を紹介させていただこうと思います。
ケチをするにも「三方良し」
その方は会社の従業員さんへ毎日のように夜食の差し入れをしていたそうなのですが、その差し入れがちょっと変わっていました。事務所近くのおにぎり屋さんで【半額】になったおにぎりを買い占めて差し入れとしていたという…。さらにお店に行くのが早過ぎて【半額】になっていない時には、半額タイムまで待つという徹底ぶり。
「ケチ臭ッ!」と取ることもできますが、これはおにぎり屋さんも助かりますし(廃棄しなくていい・半額でも売上に貢献)、お腹が空いている従業員さんも助かりますし(無料でご飯)、差し入れする側も出費が抑えられるので、まさに「三方良し」なのです。
ちなみに「三方良し」とは、商売上手な近江商人の心得を言ったもので「売り手」「買い手」「世間」の三つが「良し」となる状態のことを言います。ただのケチではなかったのです。
また、時間の使い方という点でもとても、「はぁ~なるほど…」というケチ話がありました。
事務所を借りる時は◯◯◯が遠い部屋を選ぶ
その方は事務所や店舗のための部屋を借りる際、心に留めておいたことがあったそうです。
方角?日当たり?違います。トイレへの距離です。トイレに遠ければ遠い程、好物件だそうです。それはなぜかというと、トイレが近いとちょくちょくお手洗いに出かけてしまうんですよね。がしかし、トイレが遠いと面倒になるので少し我慢するようになり、「トイレ休憩が減る=その分の時間を仕事に使える」ということになります。
確かにおっしゃる通りですね…。がしかし、トイレを我慢し過ぎると膀胱炎等の病気も心配されるため、これは無理のない範囲でと思いますが…普段の細かいお金と時間の使い方、大事ですね。
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著者:占い師 いけのりさん
1980年、秋田県生まれ。 一橋大学商学部卒業後、金融会社を経て楽天市場へ入社。ハードな会社生活の中で、“精神安定剤”としての占いの魅力にハマり、独学で人相学・手相占いを研究。2013年株式会社青山ストーンラボを設立。代表取締役社長(兼占い師)として、占い、人相学・手相講座の講師などを務める。 これまでに占った人数は、7,000人以上。コミュニケーションを円滑にし、対人関係を良くするための人相学の普及活動に力を入れている。独りニュースサイト「いけのり通信」の更新がライフワーク。
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