• 食べ物系は欠かせない！おいしい株主優待

大阪王将などの大手外食チェーンや冷凍食品を製造しているイートアンド（証券コード：2882）の株主優待は、自社食品や食事券などから1品を選択するシステム。店舗をよく利用するという人には食事券が便利です。また株主限定の餃子は、餃子好きなら見逃せません。

地元の味にこだわった株主優待を提供しているのが日精樹脂工業（証券コード：6293）です。日精樹脂工業の優待品は長野県坂城町の特選ギフト。りんごジャムやドレッシングなどを受け取ることができます。

またテクノクオーツ（証券コード：5217）は投資金額が大きくなりますが、山形県産の高級さくらんぼを受け取ることができます。

• お得に目がない人にオススメの株主優待

優待利回りが高い株主優待も安定した人気を誇ります。秀英予備校（証券コード：4678）では年2回500円相当の図書カードを受け取ることができます。秀英予備校のように必要投資金額低い銘柄も魅力的です。

山喜（証券コード：3598）はメンズワイシャツの生産や販売を手掛ける会社。株主優待でも直営店で使える買い物券を受け取ることができます。仕事でワイシャツを着るという人にオススメです。

• 子どもと楽しい株主優待

子どもと楽しむ株主優待ならサンリオ（証券コード：8136）が人気。サンリオではテーマパークの共通優待券が株主優待になっています。また、ジャパンベストレスキュー（証券コード：2453）でもキッザニアの優待券を受け取れます。

旅行や帰省を考えるならANAホールディングス（証券コード：9202）もオススメ銘柄。割り引き運賃で国内路線片道を利用できます。

3月は決算月で株主優待も豊富です。バラエティ豊かな優待品の中から、自分のニーズに合った株主優待を、個人投資家向け雑誌の最新記事などチェックし探しましょう。

• 子どもたちによろこばれる食料品＆食事券

夏休み前に届くとあって、子どもたちにもよろこばれるので食料品や食事券の株主優待がイチオシです。カゴメ（証券コード：2811）の株式優待は、夏の暑い時期にうれしいジュースや食品などのセットが受け取れます。

また、バーミヤンなどを傘下グループ会社に持ち全国にチェーン展開しているすかいらーく（証券コード：3197）や、ロイヤルホストを運営するロイヤルHLDG（証券コード：8179）などファミリーレストランの優待食事券も人気です。外食費の節約にもなりますね。

寿司店での持ち帰り寿司やおせち料理の割引券が受け取れる小僧寿し（証券コード：9973）や、季節ごとにフレーバーが変わることで人気のサーティーワンアイスクリームの商品引換券が受け取れるB-Rサーティワンアイス（証券コード：2268）や、ハンバーガー類、サイドメニュー、ドリンクの引換券が受け取れる日本マクドナルドHLDG（証券コード：2702）などもあります。

• 夏休みに使える交通・旅行系株主優待

夏休みのおでかけにも使える交通・旅行券の株主優待なら東海汽船（証券コード：9173）がイチオシです。八丈島や式根島、神津島などの伊豆諸島へのアクセスで利用できる乗船割引券は35％割引（7・8月中は25％割引）とお得。

また、藤田観光（証券コード：9722）の株主優待は、全国各地のワシントンホテルなどの宿泊施設が50％割引（割引限度額あり）になる優待券や、プールと温泉が楽しめる箱根小涌園ユネッサンなどの入場料50％割引優待券が割引率が高く人気です。

6月末に受け取れる株式優待では、夏休みに利用できることを狙って家族みんなの楽しみとなるものを選んでみてはいかがでしょうか。

• 9月はお菓子＆食料品メーカーの株式優待が豊富！

お菓子メーカーの株主優待では、江崎グリコ（証券コード：2206）が人気です。グリコやポッキーなどの自社グループのお菓子詰め合わせが受け取れ、子供たちへのプレゼントにもなります。また、他のお菓子メーカーでは、ルマンドやアルフォートなどを取り扱うブルボン（証券コード：2208）や、柿の種やハッピーターンなどの米菓メーカーの亀田製菓（証券コード：2220）のお菓子詰め合わせの株主優待も人気です。

食料品メーカーの株式優待では、ハウス食品G本社（証券コード：2810）はカレールウなどの自社グループ製品の詰め合わせが、日清食品HD（証券コード：2897）はチキンラーメンやカップ焼きそばなどの即席麺の詰め合わせ、エスビー食品（証券コード：2805）はカレーやシチュー、中華系レトルト食品の詰め合わせなどがあります。

• 冬に向けてのお買い物に使える株式優待

9月は、冬に向けて揃えておきたい衣料品の株式優待もあります。グンゼ（証券コード：3002）では株式優待カタログから肌着やパジャマ、靴下などが選べます。ストッキングやタイツ、下着などのメーカーであるアツギ（証券コード：3529）ではオンラインショップで3回まで30％割引で利用できる株主優待を受け取れます。また、三越伊勢丹HD（証券コード：3099）では、全国の三越、伊勢丹やオンラインストアで10％割引される株主優待カードを発行しています。

食べ物系の株主優待のなかでも、9月はお菓子や食料品メーカーの自社商品セットが受け取れるものが多いのが特徴です。

• 株式優待でビール詰め合わせを狙うなら12月

クリスマスや年末年始で何かと消費の多いビールなどの酒類が株式優待で受け取れます。サッポロホールディングス（証券コード：2501）ではサッポロビールやエビスビールなどの詰め合わせが、アサヒグループHLDG（証券コード：2502）では株主限定の特製ビールの詰め合わせが、キリンHD（証券コード：2503）では自社の酒類・清涼飲料詰合せ等4〜5点より1点選ぶことができます。また、3社ともに株式優待品を受け取らない代わりに社会貢献団体や、震災支援活動への寄付などが選択可能です。

• 12月は女性にうれしい化粧品などの株式優待が豊富

化粧品メーカーの株式優待を受けるなら12月が狙い目です。資生堂（証券コード：4911）ではオリジナルカタログから自社商品のスキンケア商品やメイクアップ商品、食料品などが選べます。　ミルボン（証券コード：4919）では、株式保有数に応じてポイントが付与されプラーミアなどのシャンプーセットやヘアセラムなどと交換できます。ポーラ・オルビスHLDG（証券コード：4927）でも同じくポイントが付与され、ポイントの数に応じて、自社グループ関連商品が掲載されたカタログより商品が選べます。また日用品メーカーである、ライオン（証券コード：4912）や小林製薬（証券コード：4967）では、洗濯用品などの自社商品の詰め合わせが人気の株主優待品です。

12月はこのほかにも、楽天（証券コード：4755）で自社グループ企業のサービスクーポンや、楽天イーグルスの観戦チケットが優待特別価格で販売されるなどの優待を受けられます。

上記で紹介した月の他にも、毎月株主優待があります。還元率の高さを見るのも良いですが、自身の生活スタイルや好きなもの、楽しめるものを軸に選んでみるのも楽しいかもしれません。