【20代・30代必見】実家暮らしの貯金額はいくら?貯金や投資方法も解説

リリース日:2026/04/15 更新日:2026/04/15
矢野翔一
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矢野翔一

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

関西学院大学法学部法律学科卒業。有限会社アローフィールド代表取締役社長。保有資格:2級ファイナンシャルプランニング技能士(AFP)、宅地建物取引士、管理業務主任者。

不動産賃貸業、学習塾経営に携わりながら自身の経験・知識を活かし金融関係、不動産全般(不動産売買・不動産投資)などの記事執筆や監修に携わる。

実家暮らしは生活費が抑えられるはずなのに、思うように貯金が増えないと悩む人も多いでしょう。将来のためにまとまった資金を用意したいと考えても、具体的な目標額や方法がわからず不安を感じる人も少なくありません。

ここでは、実家暮らしの20代・30代における平均貯金額、無理なく資産を増やすための貯金・投資方法について紹介します。

この記事でわかること!
  • 20代実家暮らしの平均貯金額と目標設定
  • 実家暮らしでの節約ポイント
  • 貯金できない原因と収支改善のための対策

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  1. 実家暮らしの貯金額はいくら?
  2. 実家暮らしで貯金が増える理由
  3. なぜ実家暮らしの支出は低いのに貯金ができない?
  4. 【20代・30代必見】実家暮らしの資産形成方法とは?
  5. まとめ

実家暮らしの貯金額はいくら?

実家暮らしの貯金額の目安として、手取り月収の20~40%を目標とするケースが多いです。年間では100万円以上を目標にする例もありますが、収入や家計状況により適切な金額は異なります。

 

世論調査では、20代の単身世帯の金融資産保有額の平均(金融資産を保有していない世帯を含む)は255万円、30代で501万円です。実家暮らしは家賃負担が少ない傾向にあるため、家計状況や家族への負担分によって差はありますが、支出を見直すことで貯蓄割合を高められる可能性があります。

 

また、実家に入れるお金の相場は月3〜5万円で、これは食費・光熱費の実費相当と考えられます。家庭内のルールにもよりますが、この固定費をあらかじめ差し引き、残りをいかに浪費せず貯蓄に回せるかが重要です。

 

まずは、自分の収入にあわせた無理のない目標を立てることから始めましょう。

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実家暮らしで貯金が増える理由

実家暮らしで貯金が増える理由は、一人暮らしと比べて生活の基礎コストが低く抑えられ、可処分所得(自由に使えるお金)が多く残るためです。

 

一般的に、生活費の中で最も大きな割合を占めるのは住居費です。一人暮らしの場合は、収入の3分の1ほどが家賃に消えることも珍しくありません。

一人暮らしと実家暮らしの支出

実家暮らしではこの負担が軽減するケースもあります。総務省統計局の家計調査などによると、単身世帯の1カ月あたりの消費支出は平均で約18.4万円前後といわれています。しかし、実家暮らしであれば、この支出を大幅に圧縮できる可能性があるでしょう。

具体例で実家暮らしと一人暮らしの支出を比べてみましょう。

条件(一人暮らし)

  • 家賃:70,000円
  • 水道光熱費:13,000円
  • 食費:20,000円
  • 通信・日用品:5,000円
  • 家具家電:5,000円

条件(実家暮らし)

  • 実家に入れるお金:30,000円

項目 一人暮らし
(月額)
実家暮らし
(月額)
差額
家賃 70,000円
(都市部目安)
0円
(本人負担がない場合)
+70,000円
水道光熱費 13,000円 0円
(本人負担がない場合)
+13,000円
食費 20,000円 0円
(本人負担がない場合)
+13,000円
ネット・日用品 5,000円 0円(共有) +5,000円
家具家電 5,000円 0円(共有) +5,000円
実家への納入金 0円 30,000円 -30,000円
月間合計 113,000円 30,000円 +83,000円
年間合計 1,356,000円 360,000円 +996,000円

※あくまでシミュレーションとなるため、実際のデータと異なる場合があります。

 

このように、一人暮らしと実家暮らしでは年間約100万円の差が生まれ、実家暮らしは経済的メリットがあるといえるでしょう。

 

さらに、金額面だけでなく時間的・精神的な余裕が生まれることも間接的に貯金が増える要因です。家事を分担して自分の時間が増えれば、その時間を副業やスキルアップの勉強にあてられます。その結果、収入アップにつながることも期待できるでしょう。

 

ここでは、具体的にどのような費目が削減できるのか詳しく見ていきます。

家賃・食費・光熱費の削減

削減効果の大きい費用

削減効果が最も大きい費用は、家賃、光熱費、食費の3つです。特に家賃は毎月固定で発生し、光熱費と食費は家族で共有することで効率化できるでしょう。

家賃

都心で一人暮らしをする場合、ワンルームでも7〜10万円程度の出費が必要です。これに対し、実家暮らしであれば、家に入れるお金を3〜5万円払ったとしても毎月数万円単位の差額になります。年間で50万円以上の差が生まれる計算です。

 

更新料や火災保険料などの住居関連の諸経費もかからないため、その経済的メリットは非常に大きいといえるでしょう。

光熱費

電気代やガス代の基本料金は人数に関係なく世帯(契約)ごとに発生するため、家族で共有することにより1人あたりの負担額は割安になります。

負債の分類

食費に関しても、1人分の食材を買って自炊するより、家族分をまとめて調理するほうが1人あたりのコストは低くなる傾向があります。

 

食材を余らせて廃棄するロスも減ることから、経済的かつ合理的です。

 

このように、実家暮らしでは生活の固定費を構造的に下げやすい場合があり、家計管理に取り組むことで貯蓄しやすくなる可能性があります。




なぜ実家暮らしの支出は低いのに貯金ができない?

実家暮らしで貯金できない主な原因は、生活費の余力を貯蓄ではなく、支出が増えてしまうことです。その結果、本来貯まるはずのお金が無意識のうちに消えてしまっていることが多いです。

 

「実家はお金が貯まる」という一般論に安心して、貯蓄の目的や計画がないまま過ごすと、貯蓄のペースを上げることが難しくなる可能性があります。 一人暮らしで家賃として支払っている金額を実家暮らしの人はそのまま趣味・交際費・被服費などにあてがちです。

 

つまり、余っている分だけ使ってしまうということです。

 

また、生活費の負担が小さい分、将来に向けた家計の見通しや自立に向けた準備が後回しになりやすい場合もあります。ただし、将来の状況が変わる可能性もあるため、早期に対策を講じることが重要です。

 

ここでは、貯金ができない典型的な2つの原因とその対策について解説します。

収支を把握していない

収支を把握していない状態とは、自分が月にいくら使っていて、いくら残っているのかを数値化できていないどんぶり勘定の状態を指します

 

実家暮らしの場合、家賃の引き落としなどで口座残高が激減するタイミングがないため、支出管理が甘くなる傾向があります。

 

「給料日前になぜかお金がない」「何に使ったか思い出せない」という現象は、収支把握ができていないのが主な原因です。具体的な出費として以下のものがあります。

  • コンビニでのちょっとしたお買い物
  • サブスクリプションサービスを複数契約
  • カフェ代

お金を支払う際は少額でも、積み重なって数万円単位の出費となっている可能性があります。

 

対策として、まずは1カ月だけでいいので、すべての支出を記録することが有効です。家計簿を付けるのが面倒な場合は、後述するように支払いをキャッシュレスに統一し、アプリで履歴を自動管理する仕組みを作ることも有効です。

 

支出を見える化することで、削減できる支出が見つかる可能性があります。

明確な目標貯金額がない

明確な目標貯金額がない状態とは、貯金の目的(結婚、引越し、老後資金など)や期限が決まっておらず、余ったら貯めようという受動的な姿勢でいることです。

 

漠然とお金を貯めようとするのではなく、まずは生活防衛資金として手取りの3〜6カ月分を貯めることを最初の目標に設定してみてください。これだけでも備えがあれば、病気や急な出費にも対応でき、安心して投資などの次のステップへ進めます。

 

目標が決まれば、そこから逆算して月々いくら貯める必要があるのかが明確になります。そして、必要額は給料が入ったらすぐに別の口座へ移す「先取り貯金」を行うのがおすすめです。使えるお金の上限を強制的に決めることで、貯蓄を続けやすくする仕組みづくりにつながります。

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【20代・30代必見】実家暮らしの資産形成方法とは?

実家暮らしの資産形成方法とは、浮いた固定費を活用し、家計管理の効率化と長期的な投資を組みあわせて資産拡大のスピードを高める方法です。

 

まずは支出を見直し、そこで生まれた浮いたお金を投資に回すというサイクルを取り入れることが、20代・30代からの資産形成の有力な進め方のひとつといえるでしょう。

 

ここでは、具体的なアクションプランについて紹介します。

家計管理と節約術を徹底する

まずは、管理の手間を減らし、支払いで利益を生み出す仕組みを作りましょう

 

貯金ができない要因として、支出の把握ができていないことや管理が負担に感じられることがあげられます。これを解決する助けとなるのが、クレジットカードです。

 

カード会社のアプリや家計簿アプリと連携させた場合、銀行口座の残高やカードの利用状況が自動で反映され、収支をリアルタイムで見える化できます。使いすぎ防止のアラートを設定することで、家計管理が苦手な人でも管理が続くでしょう。

 

さらに、カード払いはポイント還元というメリットがあります。スマホ代や定期代、日々のお買い物をすべてカードにまとめれば、年間で数千円〜数万円相当のポイントが還元される可能性があります。

クレジットカード利用の流れ

若いうちに利用実績(クレジットヒストリー)を積むことは、将来の信用力の証明になります。クレジットカードを持っていない人は、今のうちにメインカードを作っておくのも良いでしょう。

 

クレジットヒストリーの詳細は「クレジットカードヒストリーの確認方法と注意点」をチェック!

投資(NISA)をする

国が用意した税制優遇制度を活用し、貯蓄した現金を効率よく運用して増やしましょう

 

前述の生活防衛資金がある程度貯まった場合、余剰資金は銀行預金に寝かせずに、投資に回すことをおすすめします。現在の超低金利時代においては、銀行に預けていてもお金はほとんど増えません。一方、投資信託の長期積立はリターンが見込める場合がありますが、運用成果は商品や相場環境によって変動し、元本割れの可能性もあります

 

特にNISA制度は、運用益が無期限で非課税になり、資産形成の追い風となっています。もちろん、投資には元本割れのリスクがありますが、20代・30代という若さは時間を味方に付けることができるため、長期運用によるリスク軽減効果が高いといわれています。まずは少額からでも、投資の経験を積んでおくことが良いでしょう。

 

NISAの詳細は「NISAは楽天証券がお得!投信積立と楽天カード決済のポイント」をチェック!

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まとめ

平均や相場を知ることはあくまでもスタート地点であり、重要なことは実家という環境を生かしていかに効率よく資産を築くかという行動にあります。

 

実家暮らしは、家賃や光熱費といった固定費を抑えられるため、一般的に貯金がしやすい環境です。20代・30代のうちに、手取りの2割以上、収入や家計状況によっては、貯蓄率を高められる場合もあります。無理のない範囲で目標を設定しましょう。

 

しかし、目的のない貯金、どんぶり勘定のままでは、せっかくのメリットを浪費してしまう可能性があります。まずは、家に入れるお金などのルールを家族としっかりと話し合い、そのうえで自分の収支を把握することから始めましょう。

 

そして、日々の支払いをクレジットカードに切り替えて管理を自動化し、ポイント還元という恩恵を受けながら、浮いた資金はNISAなどを活用すると良いでしょう。この仕組みを作ることで、貯蓄しやすくなる場合があります。

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楽天カードアプリを使用すると、いつでもどこでもご利用明細の確認ができます。いつどこでなにを購入したのか一目で分かります。

 

将来の自立や理想のライフスタイルの実現のために、まずは今月の支払方法の見直しから始めてみてはいかがでしょうか。

 

※この記事は2026年3月時点の情報をもとに作成しております。

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このテーマに関する気になるポイント!

  • 手取り18万円で一人暮らしは経済的に厳しいですか?

    手取り18万円での一人暮らしは、家賃や生活費を考慮すると経済的に厳しいと感じる可能性が高いです。

    一般的に家賃は手取りの3分の1が目安とされますが、都市部では家賃だけで手取りの多くを占めることも珍しくありません。食費や光熱費、通信費などを加味すると、貯蓄に回せる余裕が小さくなる可能性があります。

  • 社会人が実家に入れるお金の目安はいくらくらいですか?

    社会人が実家に入れるお金の目安は、月3万円から5万円が平均的とされています。これは食費や光熱費の一部を負担する実費相当と考えられます。

    家庭のルールや収入、実家の経済状況によって変動するため、家族と相談して決めることが大切です。

  • 大学生を持つ親の平均年収はどのくらいですか?

    大学生を持つ親の平均年収に関する公的な統計は一概にはありませんが、文部科学省の調査などによると、私立大学に通う学生の家庭では平均世帯年収が800万円前後、国立大学では900万円前後というデータが見られます。

    ただし、これはあくまで平均であり、家庭の経済状況は多様です。




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