入院中の暇つぶし方法として、スマホを活用するのがおすすめです。ここでは、スマホで楽しめる過ごし方の中から、以下の7つを紹介します。

• 動画を見る
• 音楽を聴く
• 読書をする
• 音声メディアを聴く
• ネットサーフィンをする
• ニュースを読む
• ゲームをする

どれも気軽に楽しめる方法ですので、ぜひお試しください。

ドラマやアニメ、映画やバラエティなどが、今では動画アプリなどで見られます。特にシリーズものの作品は続きが気になり、つい連続して視聴してしまうことも多いのではないでしょうか。入院中は長い時間安静にしていることが多いので、動画の鑑賞は退屈にならない過ごし方のひとつです。

時間を有効に使う方法として、好きな音楽を聴くこともおすすめです。J-POPや洋楽、アニメソングやK-POPなど、スマホを使えばどのような曲でも聴けます。音楽アプリで好きな曲をダウンロードしておけば、オフラインでも聴けます。

音楽鑑賞は簡単な操作で楽しめて、体にも負担がかかりません。そのため、入院中の過ごし方としておすすめです。

長時間過ごす際の定番といえば「読書」でしょう。スマホやタブレットの書籍アプリを活用すれば、数万冊の書籍の中から読む本を選べます。小説やビジネス本だけでなく、漫画や雑誌など、さまざまなジャンルが1つのアプリで完結するため、便利です。

ポッドキャストやラジオなどの音声メディアも人気です。お気に入りの配信者が見つかれば、楽しみ方の幅も広がります。聴くだけで手軽に過ごせるので、入院中の過ごし方としておすすめです。

スマホがあれば、ネットサーフィンも楽しめます。ネットサーフィンとは、インターネット上のさまざまなサイトを閲覧して情報を集めることです。普段何げなく使っている言葉や、ふと気になったことなどをまとめて調べるのにも便利です。

仕事や家事で忙しい普段はなかなか調べられなかったことも、入院中の時間を使って調べてみてはいかがでしょうか。

芸能やスポーツ、政治や経済情報を知るために、ニュースを読むのもおすすめです。トレンドや政治・経済情勢などを知れるため、退院後にも役立つ過ごし方といえるでしょう。

今やスマホアプリのゲームは数え切れないほどあります。パズルやRPG、シューティング、カードなど、さまざまなジャンルのゲームで時間を楽しく過ごせます。お気に入りのゲームが見つかれば、入院中も退屈せずに過ごせるでしょう。

スマホがなくても楽しめる暇つぶし方法もたくさんあります。ここでは、スマホなしで楽しめるおすすめの過ごし方を7つ紹介します。

• 読書をする
• 勉強をする
• 日記をつける
• 絵を描く
• 手芸をする
• おもちゃで遊ぶ
• 人と話す

ただし、ここで紹介する暇つぶし方法は、事前の準備が必要となるものもあるため、その点は注意しましょう。

ご自身がお持ちの本や雑誌、漫画などを持ち込む、あるいは病院内にある売店で購入することで読書ができます。特に、書籍を持ち込む場合、自宅では読めずにいた本をまとめて読むことができるでしょう。購入したまま読んでいない本がある人は、入院中が読書のチャンスです。

入院中はまとまった時間が取れるため、退院後の資格取得を目指して資格試験の勉強に集中してみるのもおすすめです。目標があれば、入院生活も前向きに捉えられるかもしれません。

また、日頃から気になっている分野の勉強をしてみるのも良いでしょう。入院中の暇を有効活用し、普段忙しくてなかなかできないことに取り組むのもおすすめです。

入院中の出来事や思ったこと、退院後やってみたいことなど、日記をつけることもおすすめです。日記をつけることで、普段は気づかなかったことに新たな発見があるかもしれません。普段日記をつけていない人でも、始めてみると意外と続けられることもあります。

趣味や自分自身を見直すきっかけにもなるため、おすすめです。

絵を描くことが好きであれば、入院中の暇つぶしにしてみるのもおすすめです。入院中はまとまった時間があり、集中できる環境です。手軽な「塗り絵」もあり、退院後の趣味につながることもあります。

編み物やフェルトなど、手芸も入院中の過ごし方のひとつです。手芸は、上達すれば、作品を売り出すこともでき、場合によっては副業にもつながることもあります。趣味の定番としても人気が出ており、これを機に始めてみるのもおすすめです。

入院中の時間を利用して、おもちゃで遊ぶこともおすすめです。おすすめのおもちゃは、以下のようなものが挙げられます。

• パズル、立体形状のパズル
• プラモデル
• カードゲーム

子供の頃の趣味を思い出すきっかけにもなるでしょう。

もしスマホもほかの準備もできない場合は、周囲に配慮しながら人と話すのもおすすめです。病院には、同じように話し相手を探している患者さんがいるかもしれません。人と話すことで気力や活力が得られることもあります。

お金もかからず、準備も不要で、気分転換になる過ごし方といえるでしょう。

入院中の過ごし方には、最低限必要なものや、あると便利なものなどがあります。ここでは、入院生活を快適に過ごすための持ち物について詳しく解説していきます。

入院中にスマホは欠かせない持ち物です。特に、長期間の入院であれば、タブレットがあると便利です。タブレットはスマホと比べ、画面が大きいため見やすく、操作しやすいメリットがあります。使い慣れれば、退院後もさまざまな用途で活躍するでしょう。

動画アプリやゲームアプリなどでデータ通信を多く使用する場合は、Wi-Fiルーターがあると便利です。データ通信を長時間行えば、すぐに通信制限がかかってしまい動画やゲームが満足にできず、またほかのデータ通信が必要なサービスも利用しづらくなります。

そのため、持ち運びサイズのWi-Fiルーターがあると便利ですので、必要に応じて持参を検討しましょう。入院期間によっては、期間限定でレンタルWi-Fiを利用するのもおすすめです。

ただし、病院によっては、持ち込みが禁止されている場合もあるため、入院前に確認するようにしましょう。

これもスマホを使う際に欠かせません。特に、動画や音楽などを楽しむ場合は必須です。スマホのスピーカー機能を使うと周囲に迷惑がかかる場合があります。病院であることを忘れず、マナーを守って利用しましょう。

勉強には勉強道具が、絵を描くためには紙と筆が必要です。売店で購入できる場合もあれば、ご家族やご自身で持ち込むこともできます。入院が事前にわかっている場合、道具を準備しておくと安心です。

入院中の暇つぶしで最も大切なのは、「病院にいる」という意識を持つことです。この点をふまえて、以下の3つの注意点を確認しましょう。

• 無理をしないこと
• ほかの患者に迷惑をかけないこと
• データ通信制限に注意すること

入院の目的は「治療」や「療養」です。入院中の過ごし方が楽しくても、夢中になりすぎて無理をしないようにしましょう。夜更かしや体調がすぐれない場合は控えて、しっかり体を休めてください。

医師や看護師、ほかの患者がいる環境で、迷惑がかかるようなことは避けましょう。ここで紹介している暇つぶし方法も、マナーを守ることが大切です。

前述したように、スマホを使用する場合、データ通信の使用量には注意が必要です。動画やゲームを長時間利用すると、通信制限がかかる可能性があります。通信制限がかかると、連絡手段としてもスマホが使いにくくなるため、注意が必要です。

ここまで入院中の暇つぶし方法についてご紹介しましたが、近年は入院日数が短くなる傾向にあります。しかし、入院には食事代や交通費、消耗品代などさまざまな費用がかかり、入院時の平均自己負担額は「約20万円」にものぼります。

入院中の時間を有意義に過ごす工夫も大切ですが、同時に、急な医療費や雑費に備える「もしもの備え」も重要です。スマホで動画を見たり電子書籍を読んだり、ゲームを楽しむ場合は、通信費やアプリの課金が発生することもあるため、費用面にも注意が必要です。