早起きは三文の徳を実践しよう!おすすめの朝活5選
「早起きは三文の徳」はことわざの一つとして知られています。早く起きると三文分のお金を得するという意味ですが。実際に朝早く起きると、どんないいことがあるのでしょうか。この記事では朝活のメリットを見ていくとともに、気持ちのいい一日をスタートさせるための朝の過ごし方5選をご紹介します。
「早起きは三文の徳」の語源
会話をしているときに「早起きは三文のとく」と言われたら、どんな文字を思い浮かべますか?「得」を思い浮かべる人もいれば、「徳」を思い浮かべる人もいるでしょう。実は、これはどちらも間違いではありません。「早起きは三文の徳」とすることが多くありますが、「得」でも正しいのです。
「徳(得)」とは、「何かしらの良いこと」のことです。「得」と「三文」が並ぶと、金銭的なメリットが思い浮かびますが、実際には、お金に関わらず「良いこと」という意味なのですね。
それでは「三文」はどのくらいの価値かと言うと、これはあまり高額ではない、ごくわずかな金額のことです。よく100円くらいのことだと言われます。江戸時代の貨幣価値は時代によって大きく移り変わりますが、落語の『時そば』では、おそばが一杯十六文ですから、三文が100円として、500円と少しですね。そう考えると、100円というのはありそうな金額だと言えるでしょう。
要するに「早起きは三文の徳」とは、「早起きをすると、少しだけ良いことがあるよ」という意味なのです。とはいえ「少し」なので、早起きしても少ししか良いことがない、という反対の意味で使われていたという説もあります。
「朝活」とは
「朝活」は、2008年頃に生まれた比較的新しい言葉で、朝の通勤・通学前の時間に勉強や仕事などをする生活習慣・生活スタイルを指します。人が少なく静かな時間に集中して仕事や勉強をすることで、効率を上げられるというのが「朝活」です。
もっとも、朝の時間を有効活用する方法は、仕事や勉強だけではないでしょう。そのため、仕事や勉強に限らず、朝、通勤通学前に行う活動全般を「朝活」と呼ぶのが一般的です。
朝におすすめの活動5選
朝、早起きをして行うのにおすすめの朝活5選をご紹介します。なお、5選にはあえて「仕事」を入れていません。
早く出社して仕事をするのは、フレックスタイム制などの会社に勤める人にとってはメリットの大きいものでしょう。早出をすると、問い合わせの電話やメールの少ない時間に集中して自分の仕事を進めることができます。しかも、その分早く帰ることができれば、夕方から夜の時間はプライベートを充実させられます。
このように、朝活として仕事をするというのもメリットのある方法です。しかし、仕事は朝活の後も続くことです。ここでは、朝、気分転換を兼ねて行えるものをご紹介します。
1. 軽い運動
朝、ウォーキングやヨガ、ストレッチなどの軽い運動をすることで、すっきりと目を覚ましてから1日をスタートさせましょう。ハードな筋トレよりも、軽く体を動かす程度にとどめるほうがおすすめです。
朝食前に体を動かしたり、通勤や通学をしている人であれば、ひと駅手前で電車やバスを降りて散歩してみたりするのも良いものですよ。季節の移り変わりを眺めながら、ゆっくり歩いてみてはいかがでしょうか。
2. 読書
朝、早く起きても、ネットニュースやSNSを眺めているうちに時間が経ってしまうということがあります。スマートフォンや携帯電話は、調べものや見たいもの以外の情報もどんどん入ってくるものなので、電源を付けるとついつい見過ぎてしまうのです。
一方、本であれば、開いても本以外の情報は入ってきません。これは、ゆったり朝の時間を過ごすのにぴったりです。朝、30分程度の短い時間であっても、「この時間は本を開く時間」と決めておくと、計画的に読書ができますよ。おいしいコーヒーと読書の時間を過ごすことで、優雅に1日をスタートさせましょう。
3. 勉強
学生だけでなく、社会人でも資格取得や趣味に通じる勉強をするのは有意義なことです。勉強は年齢に関わらず一生続けられるものですし、仕事や日常生活とは異なるところで頭を使うことは、トレーニングにもなります。
何か学びたいと思っていることがある人や、新しく始めたい趣味がある人は、朝の時間に勉強をしてみましょう。朝の勉強を習慣化させれば、ついついサボってしまうリスクも低減できます。
4. 掃除
朝から掃除をするなんて面倒、と感じるかもしれませんが、掃除も立派な朝活です。朝のうちに軽く掃除をしておくことで、夜は清潔ですっきりした部屋に戻ることができます。仕事を終えて疲れて帰ったときに部屋が散らかっていると、よけい疲労感が高まってしまいます。朝の時点で片付けや掃除をしておけば、夜はゆっくり綺麗な部屋でくつろぐことができるでしょう。
5. プチ贅沢モーニング
毎日というわけにはいかないかもしれませんが、少しだけ贅沢なモーニングを楽しむのもおすすめです。カリカリのベーコンとふわふわオムレツ、バタートースト、フルーツ、サラダを紅茶と一緒にいただけば、自宅にいながらにしてプチ贅沢なモーニングを楽しめます。もちろん、自宅ではなくホテルやカフェのモーニングに行くのも良いですね。
慌てて朝食を食べて家を出るのではなく、余裕を持ってモーニングを楽しむことで、1日の活力を得られるのではないでしょうか。
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