戸籍謄本をコンビニで取得する方法!取得する場合の注意点も
パスポートの取得や結婚、相続などの際に必要になる戸籍謄本は、コンビニでも取得することができます。コンビニで戸籍謄本を取得する方法や事前の準備について解説します。注意点についても合わせてご紹介するので、参考にしてください。
コンビニで戸籍謄本を取得するために必要なもの
コンビニで戸籍謄本を取得するためには、マイナンバーカードと手数料が必要です。
手数料は自治体ごとに決められているものですが、数百円程度でそれほど高いものではありません。
マイナンバーカードも、写真等の必要書類さえ揃えておくと無料で作れます。ただし、作成までにはある程度時間がかかります。「今すぐ戸籍謄本がほしい!」と思ったとしても、マイナンバーカードはすぐに作れるものではありません。コンビニでの戸籍謄本取得サービスを利用したい方は、あらかじめ準備しておきましょう。
コンビニで取得する方法
戸籍謄本をコンビニで取得する方法は下記の通りです。
もし問題があれば、レジで返金してもらいましょう。問題がなければこれで手続きは完了です。
|
|
居住地と本籍地が違う場合の手続き方法
居住地と本籍地が違う場合は、事前に登録をしておく必要があります。登録はインターネット上からも行えますが、マイナンバーカードを読み取るためのICカードリーダが必要になるため、コンビニのマルチコピー機で登録するのがおすすめです(セイコーマートなど一部コンビニでは対応外です)。
以下参照の戸籍証明書交付の登録申請サイトで登録完了を確認することができます。
「利用登録状況確認画面」で申請番号を入力すると、現在の状況の確認ができます。
コンビニで戸籍謄本を取得する場合の注意点
コンビニで戸籍謄本を取得するのは、マイナンバーカードさえあればそれほど難しいことではありません。しかし、注意しなければならないこともあります。
・すべての自治体が対応しているわけではない
コンビニでの戸籍謄本取得は、対応している自治体としていない自治体があります。対応していない自治体に本籍がある場合は利用することができません。対応自治体は以下の参照サイトで確認できます。
・利用できる時間帯は6時半から23時まで
23時以降、6時半までの夜間はコンビニで戸籍謄本を取得することはできません。
・無暗に取得しない
窓口で戸籍謄本を取得するときは、何のために取得するのかを聞かれますが、コンビニではこのような確認がありません。意味もなく戸籍を取ろうとする人はいないと思いますが、気軽に取得できるからといい安易に戸籍謄本を取るのは避けましょう。正当な理由なく戸籍謄本を取得すると、罰せられる恐れもあります。
戸籍謄本の有効期限
戸籍謄本は、明確な有効期限が書かれている書類ではありません。しかし、実際に利用する場合は、発行した日から○カ月以内という制限が設けられている場合があります。たとえば、パスポートを申請するには、申請日前6カ月以内に取得された戸籍謄本(または戸籍抄本)が必要です。また、相続については、相続する理由(被相続人の死亡)が発生した後で取得する必要がありますし、金融機関によっては3カ月以内等の制限を設けていることもあります。
「いざというときのために持っておこう」と余分に戸籍謄本を取得しておいたとしても、結局無駄になってしまう可能性もあるということです。戸籍謄本は必要なときに必要な分だけ取得できる準備をしておくのが安心で確実です。
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
この記事をチェックした人にはコチラ!
|
|