簡単でおいしい!子どもも喜ぶ人気のキャベツレシピ5選!
献立のレパートリーを増やすためにも、余らせてしまいやすいキャベツのレシピは要チェックです。キャベツの栄養や価格、子どもも喜ぶ人気のキャベツレシピを厳選して紹介します。献立のレパートリーを広げましょう。
キャベツの栄養
キャベツにはたくさんの栄養が含まれていますが、そのなかでも代表的な成分をまとめました。
1. ビタミンU
ビタミンUはキャベジンという名称で呼ばれることもあり、キャベツから発見された栄養素です。胃腸薬の名前になるほど有名な栄養素で、胃や腸の粘膜を修復する働きや、胃や腸が潰瘍を引き起こすのを防ぐ働きがあります。
2. ビタミンC
キャベツにはビタミンCが豊富に含まれていて、疲労回復や抗酸化作用があることから風邪の予防効果が期待できます。病気になりにくい体を作ったり、ストレスに対する耐性を高めたりしてくれるでしょう。ビタミンCは熱に弱いので、効率的に摂るのであればキャベツは生で食べるのがおすすめです。
3. ビタミンK
ビタミンKは骨の健康と関係の深い栄養素で、キャベツにも豊富に含まれています。カルシウムと一緒に摂取すると骨を強化する働きが期待でき、成長期のお子さんには必要不可欠な成分です。また、ビタミンKにはケガをして血が出たときに傷口を凝固させる働きもあります。鼻血が出やすいお子さんは、キャベツ料理でビタミンKを摂取しましょう。
4. カルシウム
キャベツにはビタミンだけでなくカルシウムも含まれていて、骨や歯を生成する働きが期待できます。体が大きくなる成長期の子どもにおすすめです。カルシウムには神経が興奮するのを抑制する働きがあり、キャベツを摂取することでイライラの解消にもなります。カルシウムはミネラルの一種ですが、リンやカリウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富です。
キャベツの平均的な価格
キャベツの料理を作るには、多くの場合スーパーなどで購入しなくてはなりません。このとき気になるのが価格でしょう。スーパーや八百屋さんへ行けば一年中キャベツを買えますが、季節によって値段は変わってきます。
キャベツは庶民の味方の食材でそれほど高くないものの、年によって値段が高騰するときがあります。高いときだと1玉500円以上、安いときなら1玉100円ほど。平均すると200~300円の間が相場です。冬場に高くなり、春から夏にかけて安くなると覚えておきましょう。
普通は1玉ごとで販売されていますが、店舗や季節によっては半分にカットされた状態で売られることもあります。価格が安いときに購入して、メインの献立としてキャベツ料理を作れば節約にも役立ってくれそうです。
キャベツを使った簡単レシピ5選
キャベツは生で食べても、炒めたり煮込んだりしてもおいしく食べられる食材です。春キャベツと冬キャベツの2種類に大きく分けられますが、どんな季節の料理にも利用できます。人気のキャベツレシピをご紹介しますので、メインの献立や弁当のおかずとして作ってみてください。
(1)りんごとキャベツのごま和え
10分ほどで簡単にできるので、忙しいときでも手間をかけずに作れます。カロリーは72kcalと、ダイエットをしているときにも嬉しいメニューです。
【材料】
キャベツの葉 2枚 ※キャベツの葉は太めがおすすめ
りんご 1/6個
薄切りハム 2枚
ゆず 大さじ1
練りごま白 大さじ1/2
【作り方】
1. キャベツの葉、りんご、ハムをすべて千切りにします。
2. ゆずと練りごま白を混ぜ合わせて、千切りにした3つの食材と和えて完成です。
(2)豚肉とキャベツの味噌炒め
いつも冷蔵庫の中にある食材を加え、蒸すだけでできる簡単メニューです。忙しくて時間のない人におすすめします。
【材料】
キャベツ 4枚ほど
たまねぎ 1/2
えのきやしめじなど好みのキノコ 1/2パックずつ
好みの野菜 好きな分量
豚肉 200g
味噌 大さじ2
酒 大さじ1
砂糖 小さじ1
マヨネーズ 大さじ1
ニンニクチューブ 1cm~
【作り方】
1. キャベツの葉の部分を一口サイズに千切ってフライパンに並べ、硬い芯の部分は千切りにして上にのせます。
2. 千切りにしたたまねぎ、ほぐしたえのきやしめじも上にのせていきます。
3. 湯通しして脂を抜いた豚肉を一番上にのせます。
4. 味噌、酒、砂糖、マヨネーズ、ニンニクチューブを混ぜ合わせてタレを作ります。そのタレとフライパンの上の食材を混ぜ合わせて、端っこへ寄せてからフタをします。
5. 点火してフライパンを温めてから弱火で蒸し焼きにします。
6. 火が通りはじめたらフタを開けて1回混ぜ合わせ、まんべんなく火を通せば完成。
(3)キャベツとツナのナムル
メインのメニューに1品追加したいときに、簡単に作れるキャベツメニューです。
【材料】
キャベツ 1/4個
ツナ缶 1缶
ニンニク 1かけ
鶏ガラスープ 大さじ1/2
塩 小さじ1/2
あらびきこしょう 適量
ごま油 大さじ2
【作り方】
1. 水洗いしたキャベツを大まかにカットして3分ほど電子レンジで熱を加えます。
2. 水切りしたツナ缶をボウルに移します。
3. ニンニク、鶏ガラスープ、あらびきこしょう、ごま油をボウルに入れます。
4. キャベツと和えて、塩で味付けして完成。
(4)キャベツの香ばし天津飯
冷蔵庫の中にある食材だけで、短時間で簡単にメインメニューが作れます。
【材料】
油 大さじ 1/2
キャベツの葉 2枚
たまねぎ 1/4個
冷やご飯 茶碗1.5杯
塩 ひとつまみ
卵 2個
水 100cc
酒 大さじ1
鶏ガラスープの素 小さじ1弱
砂糖 小さじ1/4
片栗粉 小さじ1/2
【作り方】
1. 大きくカットしたキャベツとたまねぎをフライパンにのせて、油で軽く炒めます。
2. 塩を軽くかけた冷やご飯を軽く炒めたら、器に盛りつけします。
3. 半熟状態に焼いた卵を盛りつけしたご飯にのせます。
4. 水、酒、鶏ガラスープの素、砂糖、片栗粉を混ぜ合わせたものを加熱したフライパンに入れます
5. フライパンの中のものにとろみが出てきたら、卵の上からかけて完成
(5)キャベツのカレー煮
キャベツは鍋料理にも最適で、大人も子どもも人気のカレー味のキャベツメニューが下ごしらえなしで簡単にできます。
【材料】
キャベツ 1/2個
たまねぎ 1/2個
合いびき肉 150g
ニンニクのみじん切り 1かけ分
しょうがのみじん切り 1かけ分
カレールー 80g
オイスターソース 大さじ1
サラダ油 大さじ1
水 カップ3
【作り方】
1. キャベツの硬い部分を取らずに4等分のくし形にカットします。たまねぎは繊維の方向に3~4mm幅で薄くカット。アルミ箔の真ん中に穴を開けた落としぶたを作っておきます。
2. サラダオイルを入れて加熱した鍋にニンニクとしょうがを入れて、香りが出るまで中火で加熱します。
3. 合いびき肉を追加して、色が半分ほど変化したところで、たまねぎも加えて混ぜながら炒めます。
4. たまねぎがやわらかくなってきたら、カットしたキャベツを鍋の中に並べます。
5. 水を入れて準備しておいた落としぶたを置いて、その上にフタをして15~20分ほど中火で加熱します。
6. キャベツがやわらかくなるまで煮込んだら火を止めて、カレールーとオイスターソースを入れて4~5分間煮込んで完成。
キャベツは栄養面で優れているだけでなく、ダイエットなどにも効果が期待できる野菜です。調理も簡単にできて、メインの献立や弁当のおかずにもなります。
ほかにもレシピを知りたいという方は、楽天レシピをチェックしてみてください。1年を通して手軽に買えて、栄養満点なキャベツ料理のレパートリーをもっと広げてみましょう。
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。