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クリックポストとは?料金やメリット、ほかの配送サービスとの違いについても紹介
小型の荷物を送るときに、「クリックポスト」という配送サービスがあるのを知らない人もいるでしょう。クリックポストは、全国一律185円で簡単に荷物を送れる便利な配送サービスです。ここでは、配送費用を抑えられるクリックポストの料金やメリット・デメリット、ほかの配送サービスとの違いなどについて解説します。
クリックポストとは?
クリックポストは、サイズが「長さ34cm×幅25cm×厚さ3cm以内」で、重さ1kg以内の荷物に対応したサービスです。寸法だとイメージがつきにくいかもしれませんが、簡単に言うと、A4サイズ用紙の面積で厚さが3cmより薄い荷物を想像すると良いでしょう。
クリックポストは、以下の6つの特徴があります。
- 送料が全国一律185円(税込み)
- ネットで運賃決済できる
- 宛名ラベルの手書きが不要
- ポストから差し出せる
- 郵便受けに配達できる
- 追跡サービスがある
クリックポストは、全国一律185円(税込み)で差し出すことができます。利用方法も簡単で、クリックポストの専用サイトにログインして、サイト上で支払手続きや宛名ラベルの作成ができるため、小型の荷物を送るのに便利です。また、クリックポストは郵便ポストに投函できるサイズであるため、郵便局の窓口へ行く必要もありません。
クリックポストと定形外郵便(規定内)の料金の違い
クリックポストは、「定形外郵便(規格内)」とサイズや重さの設定が同じです。ただし、定形外郵便は荷物の重さによって料金が以下のように異なります。
なお、2024年10月1日に郵便料金が改定になり、定形外郵便の郵便料金も値上がりするため、以下の表では改定前と改定後の両方の料金を記載しています。
クリックポストと定形外郵便(規定内)の料金
クリックポスト | 定形外郵便(規定内) | |
(重さ) | 改定後
(括弧内は改定前) |
|
一律185円 | 50g以内 | 140円 (120円) |
100g以内 | 180円 (140円) |
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150g以内 | 270円 (210円) |
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250g以内 | 320円 (250円) |
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500g以内 | 510円 (390円) |
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1kg以内 | 750円 (580円) |
定形外郵便の料金は2024年10月1日から変わるため、改定後の料金を例に見てみましょう。
例えば、同じサイズで重さが100g以内の荷物をそれぞれのサービスで配送した場合、定形外郵便のほうが安く配送できます。一方で、同じサイズで重さが100g以上の荷物については、クリックポストを利用したほうがお得といえるでしょう。
特に、フリマアプリやネットオークションなどで出品した商品を配送する場合など、利用回数が多いほどよりお得に配送できるサービスを選択することで、大幅なコスト削減に繋がるでしょう。
クリックポストで送れるもの・送れないもの
送料が一律で安価な便利なクリックポストですが、送ることができる荷物とそうでない荷物があります。クリックポストで送ることができる荷物は、以下のようなものです。
- 衣料品
- サプリメント
- CD、DVD、ゲームソフト
- 雑誌、書籍
など
基本的にサイズが長さ34cm×幅25cm×厚さ3cm以内、かつ重量1kg以内に収まれば配送に対応しています。逆に配送ができない荷物は、次のようなものです。
- 信書、現金、貴金属などの貴重品
- 爆発物・毒劇物などの危険物
など
配送中の事故などにより商品が届かなかった場合の補償がないため、貴重品などを送るのには向いていないでしょう。信書は書留やレターパック、現金は現金書留、貴重品などはゆうパックといったように、ほかのサービスを使って配送する必要があります。また、衝撃に弱い商品の配送も避けたほうが良いかもしれません。
ほかの配送サービスとクリックポストを比較
クリックポストとほかの日本郵便の配送サービスとの違いを一覧にまとめてみました。
日本郵便の配送サービスの例
サービス名 | 料金 (括弧内は2024年9月までの料金) |
対応サイズ | 重さ制限 |
クリックポスト | 一律185円 | 長さ34cm×幅25cm×厚さ3cm以内 | 1kg以内 |
定形外郵便 (規格内) |
140円~750円 (120円~580円) ※重さにより変動 |
長さ14~34cm×幅9~25cm×厚さ3cm以内 | 1kg以内 |
定形外郵便 (規格外) |
260円~1,750円 (200円~1,350円) ※重さにより変動 |
3辺の合計が90cm以内 (長さ14cm×幅9cm以上) |
4kg以内 |
ゆうパケット | 250円~360円 ※重さにより変動 |
3辺の合計が60cm以内 (かつ長辺34cm×幅3cm以内) |
1kg以内 |
スマートレター | 一律210円(180円) | 25cm×17cm(A5サイズ)以内 | 1kg以内 |
レターパックライト | 一律430円(370円) | 34cm×24.8cm(A4サイズ)以内 | 4kg以内 |
レターパックプラス | 一律600円(520円) | 34cm×24.8cm(A4サイズ)以内 | 4kg以内 |
配送する荷物のサイズ・重さ・種類・配送目的などによって、どの配送サービスを利用するのが良いのかは異なります。自分の送りたい荷物について、利用できる配送サービスや料金などを比較して、より適したサービスを選択すると良いでしょう。
クリックポストのメリット・デメリット
便利でお得なクリックポストですが、その反面いくつかのデメリットもあります。正しく活用するために、メリットとデメリットを押さえておきましょう。
クリックポストのメリット
料金が全国一律185円と安い
上記でも紹介しましたが、クリックポストはサイズが「長さ34cm×幅25cm×厚さ3cm」以内で、かつ重量が1kg以内の荷物なら185円の費用で配送できます。
荷物の追跡ができる
例えば普通郵便(定形外郵便)などは、料金を追加で支払って「書留」などのオプションを追加することで、荷物の現在地や届け先に配達されたかどうかを確認できます。一方でクリックポストは、追加で料金を支払わなくても荷物の追跡が可能です。配送先に無事に届いたかを確認でき、安心でしょう。
決済がインターネット上で可能
普通郵便の場合、窓口でお金を支払うかあらかじめ切手を買っておく必要があります。クリックポストはインターネット(クレジットカード)での決済となるため、自宅などで支払いを済ますことができ便利です。
手書きで宛名ラベルを作成する必要がない
スマホやパソコンから送り先情報を入力すると、クリックポスト専用の送り状を印刷できます。印刷したものを荷物に貼り付けるだけで済むため、送り先を書く手間が省けるでしょう。
【クリックポストのデメリット】
速達や配達日時の指定ができない
185円(税込み)という低価格で配送でき、土曜日・日曜日・休日も含めて毎日配達されます。ただし、速達や配達日時の指定などができないため、なるべく早く届けたい場合や配達日時を指定したい場合などは、ほかの方法で配送すると良いでしょう。
Yahoo! JAPAN IDやAmazonアカウントがないと利用できない
クリックポストはYahoo!やAmazonとの提携によって成り立っているサービスです。そのため、Yahoo! JAPAN IDやAmazonアカウントが必要であり、決済方法としてYahoo!ウォレットやAmazon Payの利用登録(クレジットカード登録)が必要となります。
配送の準備を自宅で完結させるにはプリンターが必要
クリックポストはネット上で送り先を入力し、その後に発行される送り状でのみ配送が可能です。そのため、配送の準備を自宅で済ませるにはプリンターが必要になるでしょう。プリンターがない場合はコンビニでのネットプリントなど、別途費用のかかるサービスを利用しなければなりません。
クリックポストを活用してお得に荷物を送ろう!
クリックポストは、ネットで簡単に支払手続きや宛名ラベルの作成ができ、全国一律の185円(税込み)で荷物を送れるサービスです。また、郵便ポストから差し出すことができるため、小型の荷物を安価で簡単に配送できるでしょう。
近年、フリマアプリやネットオークションなどで気軽にお小遣い稼ぎができるようになってきていますが、送料などにかかる経費はしっかりと抑えたいところです。「郵送方法はどれを選んでも大差はない」と考えるのではなく、最もコストのかからない方法で配送するなどの工夫を重ねることが、賢く利益を得るための近道になります。リサーチ不足で損をしてしまわないようにしましょう。
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このテーマに関する気になるポイント!
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クリックポストとは?
クリックポストは、サイズが「長さ34cm×幅25cm×以内、かつ厚さ3cm以内」、重さ1kg以内の荷物に対応したサービスで、料金は全国一律185円(税込み)です。
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クリックポストで送れるものと送れないものは?
衣料品やサプリメント、CD・DVD、雑誌など、規定のサイズや重さに収まるものは配送可能です。ただし、信書や現金、貴重品、(爆発物・毒劇物などの)危険物などは送れないため注意しましょう。
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クリックポストのメリットとデメリットは?
メリットには、「料金が安い」「荷物の追跡ができる」「決済がインターネット上で可能」「手書きで宛名ラベルを作成する必要がない」などがあります。デメリットは、「速達や配達日時の指定ができない」「Yahoo! JAPAN IDやAmazonアカウントがないと利用できない」「配送の準備を自宅で完結させるにはプリンターが必要」などです。
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