楽天証券の口座開設の手順を分かりやすく解説、口座を使うメリットとは?
楽天証券と楽天銀行のマネーブリッジにデメリットはある?

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

新たに投資を始めようとしている人の中には、証券口座と銀行口座をセットで利用しようとしている人もいるのではないでしょうか。楽天証券と楽天銀行をセットで利用することで、資産管理の手間を減らし、金利やポイントの優遇を受けることが可能です。ここでは、口座連携サービスである「マネーブリッジ」のメリットや注意点、手続きの流れを詳しく解説します。
「マネーブリッジ」にデメリットはある?

楽天証券と楽天銀行の口座連携サービスである「マネーブリッジ」のデメリットはほぼないです。むしろ、優遇金利や自動入出金(スイープ)機能など多くのメリットがあります。
「新たに銀行口座を作るのは面倒」と考える方もいるかもしれません。しかし、楽天証券と楽天銀行はセットで利用することで最大限のメリットを得られるため、合わせて口座を用意しておくのがおすすめです。
「マネーブリッジ」のメリット

楽天証券と楽天銀行を連携させることで、資産運用がよりスムーズになりお得な特典も得られます。ここでは、「マネーブリッジ」の具体的なメリットを詳しく解説します。
普通預金に優遇金利が適用される
楽天銀行では「マネーブリッジ」を設定することで、楽天銀行の普通預金の金利が年0.20%(税引後 年0.159%)から最大年0.28%(税引後 年0.223%)にアップします。(※)
まとまった資金を持っている人にとっては、投資に使わない期間の資金を有効活用できるのがメリットです。
※普通預金金利は今後変更する可能性があります。
※お預入れ後の金利は、金融情勢等により予告なく変更する場合があります。
※普通預金金利の商品詳細説明書はこちら
※下記利息例は、500万円を1ヶ月間(※1ヶ月=30日間で計算した場合)普通預金に預け入れた場合、得られる利息(税引後)です。
836円=300万円×0.223%×30日/365日+200万×0.175%×30日/365日
※第一生命支店・OKB支店・NCB支店・JRE BANK口座の各支店は優遇金利対象外となります。
※利息には、源泉分離課税20.315%(国税15.315%、地方税5%)が課せられます。
※普通預金金利は変動金利です。
※本金利は前月末終了時点でマネーブリッジの設定が完了されているお客さまに、当月1ヶ月間適用する優遇金利です。
例)1/10に設定→2/1から優遇金利が適用開始
2/15に設定解除→3/1より通常金利が適用
※普通預金(マネーブリッジ利用者)商品説明書はこちら。
※マネーブリッジにご登録いただいた場合に年0.28%(税引前)の優遇金利が適用される残高には上限があります。普通預金残高300万円以下:年0.28%(税引後 年0.223%)
普通預金残高300万円を超えた分:年0.22%(税引後 年0.175%)
※2025年3月1日時点
自動入出金(スイープ)サービスでスムーズに取引ができる
「マネーブリッジ」では、自動入出金(スイープ)機能が利用できます。これは、楽天証券の口座で資金が不足している場合に、楽天銀行の口座から自動的に資金が移動する仕組みです。
通常、証券口座の資金が不足していると入金手続きをする必要があり、間に合わないと取引のタイミングを逃す可能性があります。しかし、自動入出金(スイープ)を活用することで楽天銀行の残高から自動的に資金が移動するため、スムーズな取引が可能になります。
自動入出金(スイープ)の主なメリットは以下の2つです。
- 証券口座で金融商品を購入する際の資金不足時に楽天銀行の口座から自動で入金され、取引の機会を逃さない
- 保有する金融商品を売却、分配金・配当金などを受け取るなどで証券口座にある資金は、毎営業日夜間に楽天銀行の口座へ自動出金される
自動入出金(スイーブ)を活用することで、投資のたびに資金移動をする必要がなくなり、ストレスなく取引を進められるでしょう。
「ハッピープログラム」で楽天ポイントが貯まる
楽天銀行の「ハッピープログラム」にエントリーすることで、楽天証券での取引や楽天銀行の利用で楽天ポイントが貯まります。
楽天証券を利用することで、投資信託の残高や株式取引の手数料に応じて楽天ポイントが進呈されるため、取引をしながらポイントを貯められる点が魅力と言えるでしょう。また、楽天銀行の利用でも、振り込みや給与受取などで楽天ポイントが貯まります。
ハッピープログラムの主なメリットは以下の2つです。
- 株式や投資信託の購入金額や手数料に応じて楽天ポイントが貯まる
- 給与受取や口座振替の利用でポイントが貯まる
楽天グループのサービスを活用している人にとって、ポイント還元を受けながら資産形成ができる点は大きな魅力と言えるでしょう。
残高表示サービスで資産をまとめて確認できる
残高表示サービスでは、楽天証券のWebサイトやアプリから楽天銀行の資産を確認できます。これにより、銀行と証券の資産を一括管理できるため、投資資産の把握がしやすくなるでしょう。
残高表示サービスとは、楽天証券のログイン後画面に、お客様の銀行口座の銀行口座残高を表示するサービスです。この機能により、楽天証券と楽天銀行・みずほ銀行間の入出金をよりシームレスに行ないやすくなります。
残高表示サービスの主なメリットは以下の2つです。
- 銀行と証券の資金をまとめて確認できる
- 投資・預金のバランスを見ながら資産運用ができる
資産状況を手軽にチェックできることで、投資の判断がしやすくなり、より効率的な資産運用につなげられるでしょう。
「らくらく入金」・「らくらく出金」でリアルタイムに資金を移動できる
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「マネーブリッジ」を利用する際の注意点

「マネーブリッジ」には、基本的にデメリットはありません。しかし、連携サービスを活用する際は、以下の点に注意しましょう。
- 楽天銀行の残高を定期的に確認し、不足しないように管理する
- 自動入出金(スイープ)サービスを利用する際は事前に設定を確認する
- 必要に応じて楽天銀行に十分な資金を残しておく
これらのサービスは「取引の手間を省き、投資のチャンスを逃さない」ために設計された便利な仕組みです。残高を定期的にチェックしながら活用することによって、より快適に楽天証券と楽天銀行を利用できます。これらの点に気を付けつつ、楽天証券と楽天銀行の連携サービスを最大限に活用しましょう。
楽天証券と楽天銀行の口座を同時に開設する流れ

楽天証券と楽天銀行は1回の手続きで同時に口座開設が可能です。楽天証券の口座開設を進める際に「楽天銀行口座を同時に開設する」を選択すれば、スムーズに申し込めます。
1. 楽天証券の口座開設を申し込む

- 楽天証券の公式サイトにアクセス
- 「新規口座開設のお申し込み」をクリックまたはタップ
- 申込フォームに必要事項を入力
- 「楽天銀行口座を同時に開設する」を選択
2. 本人確認書類を提出する
スマホやパソコンからオンラインによる本人確認が可能です。本人確認書類をアップロードし、オンライン上で本人確認をすれば最短翌営業日に口座開設が完了します。
有効な本人確認書類の一例は以下のとおりです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 各種健康保険証
- パスポート
- 在留カード
3. 口座開設の審査を待つ
楽天証券と楽天銀行の審査が完了した後、登録したメールアドレス宛に「口座開設完了のお知らせ」が届きます。
4. 初回ログインと設定を行う
楽天証券・楽天銀行のサイトまたはアプリにログインし、以下の初期設定を行います。
- マネーブリッジを設定
- 自動入出金(スイープ)を設定
- ハッピープログラムにエントリー
楽天証券と楽天銀行を同時開設することで、各種サービスをすぐに活用でき、資産運用をより便利に行えるでしょう。

まとめ
このテーマに関する気になるポイント!
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楽天証券と楽天銀行の同時連携で確定申告は簡単になりますか?
楽天証券と楽天銀行を連携させると、取引履歴や残高情報を一括管理できるため、確定申告の準備が簡単です。ただし、確定申告自体が不要になるわけではありません。
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楽天証券と楽天銀行の連携解除は可能ですか?
はい、楽天証券と楽天銀行の連携(マネーブリッジ)はいつでも解除可能です。ただし、連携を解除すると、優遇金利や自動入出金(スイープ)などの特典が利用できなくなります。
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楽天証券と楽天銀行の同時開設で審査落ちすることはありますか?
楽天証券と楽天銀行の口座開設には、それぞれ審査があります。そのため、両方の審査に通らない場合、同時開設はできません。
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楽天証券と楽天銀行のログイン方法は共通ですか?
楽天証券と楽天銀行では、それぞれ異なるログインIDとパスワードを使用します。
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。なお、本コンテンツは、弊社が信頼する著者が作成したものですが、情報の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問等には一切お答えいたしかねます。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。あらかじめご了承ください。
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