資産運用の基本!初心者がやるべきことと、やってはいけないこと

リリース日:2020/10/22 更新日:2023/08/30
宮島ムー
この記事を書いた人

ファイナンシャル・プランナー(2級FP技能士)/宅地建物取引士

宮島ムー

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ファイナンシャル・プランナー(2級FP技能士)/宅地建物取引士

宮島ムー

関西に住む子育て中の主婦です。 お金や不動産に興味があり、日商簿記1級・FP2級・宅建などの資格を独学で取得しました。 記事ではなるべく専門用語を使わず、わかりやすく説明するよう心がけています。

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

近年の低金利では貯蓄でお金を増やすことが難しく、投資を加えた資産運用の重要性が高まっています。これから資産運用をはじめる初心者に、資産運用の種類を紹介。初心者がまずやるべきことと、やってはいけないことを解説します。

なぜ資産運用が必要なの?
  1. なぜ資産運用が必要なの?
  2. 資産運用の種類
  3. 初心者がまずやるべきこと
  4. 初心者がやってはいけないこと
  5. 証券口座開設からはじめる

なぜ資産運用が必要なの?

なぜ資産運用が必要なの?

仮に大手銀行で100万円を普通預金したとします。2020年9月現在、普通預金金利は年0.001%なので、1年で10円の利息がもらえます。ここから約20%の税金が引かれるため、実際に手に入る利息は8円です。

 

貯蓄でほとんどお金が増えないにも関わらず、物価水準は上がっています。将来的に税金や社会保険料の負担増加も予想されるため、お金を増やすための投資を加えた資産運用が必要なのです。

 

とはいえ、預金は元本割れしないという大きなメリットがあります。これまで資産のほとんどを貯蓄していた人は、その一部を投資に回すところからはじめると良いでしょう。

資産運用の種類

資産運用の種類

主な資産運用の種類を紹介していきます。

 

普通預金
ローリスク・ローリターンの代表。金利は低いものの、元本割れの心配がなく、すぐに引き出せる安心感があります。

 

定期預金
普通預金よりは金利が高めですが、低いことに変わりはありません。どうしても元本割れさせたくないお金を預けるのに向いています。

 

・国債、地方債
預金と同じぐらい安全性が高いものの、金利は低め。途中換金で元本割れのリスクも。個人向け国債は毎月発行で、1万円から購入できます。

 

・保険
貯蓄性の高いタイプの保険は資産運用に役立ちます。万が一の保障があるのも魅力。生命保険料控除を利用して節税することもできます。

 

外貨預金
円預金よりも金利が高いのが特徴。為替の動きによっては大きなリターンが得られますが、逆に損することもあります。手数料がかかるのもデメリット。

 

投資信託
100円単位の少額から購入できるため、気軽にはじめられます。購入手数料無料のノーロード商品も豊富。ただし、銘柄によってはハイリスクなものも。

 

REIT
不動産投資信託のこと。少ない資金で不動産投資できるのが特徴です。

 

株式
一日の取引で利益を得るデイトレードが有名ですが、大きな損失を被る可能性もあり、初心者には難しいです。銘柄によって最低購入額が数十万円~数百万円になる点もデメリット。リーズナブルな銘柄を、配当金や株主優待目当てで長期保有するのがおすすめ。

 

FX
2つの通貨の為替の動きを利用して利益を得る取引。少ない資金でもレバレッジを掛けることで大きな利益が得られる一方、大きな損失を被る危険性も。投資というよりギャンブルに近いという意見もあります。

初心者がまずやるべきこと

初心者がまずやるべきこと

仮に、初心者が100万円の資産運用を考えているとしましょう。

 

・いくら投資に回せるか考える
100万円全額を投資に回すのはおすすめできません。その100万について、使う予定を確認します。すでに使いみちが決まっているお金と、不測の事態に備えておきたいお金は貯蓄しておき、残りで投資するようにしましょう。

 

・リスクとリターンについて知る
資産運用の種類と、そのリスクやリターンを把握します。先ほど説明した資産運用の種類は、下に行くほどハイリスクになります。一つの方法に偏らないよう、複数の種類でバランス良く運用するのが大事です。

 

・シミュレーションしてみる
どれだけリスクを取るかによって、配分を決めます。配分例をみてみましょう。

 

預金60%、債券20%、投資信託20%のプラン。
あまりリスクを取らず、元本を残したい人向けです。

 

 

預金40%、債券20%、投資信託20%、株式20%と、ある程度リスクを取れる人向け。

 

預金20%、債券10%、投資信託30%、株式40%と、この中では一番ハイリスク。
株式に40万円使えるので、選択の幅が広がります。

初心者がやってはいけないこと

初心者が陥りやすい失敗にはどのようなものがあるでしょうか。

 

・資産の大半を投資する
すでに説明したとおり、使う予定のあるお金は貯蓄として確保しておきます。投資は余裕資金から行いましょう。

 

・一度に大金をつぎこむ
資産運用に焦りは禁物。一度に購入すると思わぬ高値で掴んでしまうかもしれません。投資信託を10万円分購入するのであれば、毎月1万円×10カ月など、時期を分散させましょう。

 

・同じ投資先に大金をつぎこむ
投資先は株式、投資信託、REITなど、複数の種類に分けるのが鉄則です。また、10万円分投資信託を購入するのであれば、5つの銘柄に2万円ずつなど、さらに小分けにします。

 

・レバレッジをかける
FXはレバレッジを利用することで資金の何倍もの取引ができます。それだけ利益が増えますが、失敗したときの損失も計り知れません。FXをするときは低レバレッジで少額から行いましょう。

証券口座開設からはじめる

銀行口座は持っているけれど証券口座は持っていないという方は、口座開設からはじめましょう。ネット証券なら店舗に行かなくてもスマートフォンやパソコンで申し込めます。

 

楽天ポイントを貯めている人におすすめなのが楽天証券。楽天ポイントで投資信託や株式が購入できます。さらに、楽天銀行と口座を連携させるだけで楽天銀行普通預金金利がアップするサービスも。まだ開設していない方はチェックしてみてください。

  • 著者:宮島ムーさん

    関西に住む子育て中の主婦です。 お金や不動産に興味があり、日商簿記1級・FP2級・宅建などの資格を独学で取得しました。 記事ではなるべく専門用語を使わず、わかりやすく説明するよう心がけています。
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