NISAの魅力は?毎月いくら投資してる?投票結果からわかったリアルな話

リリース日:2024/09/11 更新日:2024/09/11

楽天カードが運営する「みんなのマネ活」では、さまざまなテーマで「みんなのホンネ」にせまる投票を実施し、リアルな声をうかがっています。
今回は新NISA(少額投資非課税制度)に関連するテーマでのトピックをまとめました。

2024年1月からNISA制度が改定され、非課税保有期間が無期限に、NISA口座の開設期間も恒久化されました。さらに、年間投資枠や非課税保有限度額が引き上げられるなど、今回の改定は投資をする人にとっては嬉しいものになったのではないでしょうか。

新NISAの解禁とともに、皆さんの意識や行動がどのように変わっていったのかを見てみましょう。

  1. NISAって、みんなはどうしてる?
  2. 新NISAの特徴でもっとも魅力的だと感じるものはなんですか?
  3. 新NISA、つみたて投資枠と成長投資枠、どっちを選ぶ?
  4. ぶっちゃけ、月にどのくらいNISAに投資してる?
  5. まとめ

NISAって、みんなはどうしてる?

第8回「みんなのホンネ」お題【NISAって、みんなはどうしてる?】の結果

第8回「みんなのホンネ」は「NISAって、みんなはどうしてる?」というお題で投票を行いました。新NISA解禁直後の2024年1月5日から行ったこの投票は一体どんな結果になったのでしょうか。早速見ていきましょう。

【アンケート調査概要】

  • 調査方法:楽天カード オウンドメディア「みんなのマネ活」上でのWebアンケート
  • 調査期間:2024年1月5日~2024年1月24日
  • 有効回答者数:220名
  • 小数点第二位以下四捨五入

第2位は「良く分からないからはじめていない」、そしてダントツの第1位は…!

今回用意した選択肢は4種類、「やってます!」「新NISAからはじめます!」「はじめるつもりだけど、まだ……」「良く分からないからはじめていない」のいずれかに投票していただきました。

 

もっとも多かった回答は「やってます!」で、54.1%の人が投票してくれました。過去の「みんなのホンネ」の結果からも「みんなのマネ活」のサイトをご覧になっている皆さんはマネーリテラシーが高い傾向にあるということがわかっています。新NISA口座での投資もすでに半数以上の人が取り組まれているのは、さすがの結果といえるでしょう。

一方で、第2位は「良く分からないからはじめていない」で21.4%でした。投資に対する「何となく怖い」というイメージの先行や「銀行の預貯金と違ってリスクがあり、資産が目減りするかも」という不安があるのかもしれません。

 

日本証券業協会が公開した「NISA口座の開設・利用状況(2024年3月末時点)」の資料によると、全金融機関を対象とした2024年3月末のNISA口座数は2,323万口座で、2023年3月末の1,874万口座と比較し約1.2倍に増加しています。


つみたて投資枠での2024年1~3月の買付額は8,346億円。2023年1~3月の2,764億円と比較すると約3.0倍と大幅に増加しています!これは驚異的な数字ともいえるでしょう。2024年から開始された新NISAにより、投資への機運が高まった背景があるとみられます。

 

つみたて投資枠の投資対象として選べる商品は、つみたてNISAに引き続き金融庁の基準を満たした「長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託」です。投票では「良く分からないからはじめていない」を選んだという人も、チェックしてみてはいかがでしょうか。

新NISAの特徴でもっとも魅力的だと感じるものはなんですか?

第10回「みんなのホンネ」お題【新NISAの特徴でもっとも魅力的だと感じるものはなんですか?】の結果

第10回「みんなのホンネ」は「新NISAの特徴でもっとも魅力的だと感じるものはなんですか?」というお題で投票を行いました。皆さんの注目を集めている新NISA。早速結果を見ていきましょう。

【アンケート調査概要】

  • 調査方法:楽天カード オウンドメディア「みんなのマネ活」上でのWebアンケート
  • 調査期間:2024年2月7日~2024年2月21日
  • 有効回答者数:42名
  • 小数点第二位以下四捨五入

第2位は「ひとりあたりの非課税保有限度額が1,800万円までに」、そして堂々の第1位は…!

みんなのホンネにおいて、「新NISAの特徴でもっとも魅力的だと感じるもの」で第1位に選ばれたのは「投資利益に対する非課税期間が無期限に」で47.6%でした

 

そもそもNISAとは、Nippon Individual Savings Accountの頭文字を取ったもので、個人の貯蓄や投資を促す目的で導入されたイギリスのISA(Individual Savings Account)をモデルとした制度です。ISAの頭に日本(Nippon)のNを追加し、NISA(ニーサ)と呼ばれています。

 

NISAの最大の特徴は税制優遇で、投資の運用益が非課税になること。これもイギリスのISAをモデルに考えられました。

 

投資で受け取る利益は主に配当金と譲渡益(売却益)がありますが、それぞれ所得税15%と住民税5%、合わせて20%の税金がかかります。2037年12月末まではここに復興特別所得税が加わり、合計で20.315%の税金がかかることになります。


しかし、NISAの制度を使えば、NISA口座を通じた投資で得た運用益は非課税になり、上記の税金がかからなくなります。

 

2023年以前は、一般NISAは5年、つみたてNISAは20年と非課税保有期間が限られていたのが、新しいNISAによって期間を気にすることなく投資を行えるようになったのは大きなメリットといえるでしょう。

 

また、第2位に選ばれたのは「ひとりあたりの非課税保有限度額が1,800万円までに」で21.4%の人に投票いただきました。これまで一般NISAは最大で600万円(年間非課税投資枠120万円×5年として計算)、つみたてNISAは最大で800万円(年間非課税投資枠40万円×20年として計算)が上限でした。例えば、旧制度のつみたてNISAと、現行制度のつみたて投資枠を比較すると、1,000万円も枠が増えたことになります。貯蓄の中で投資の割合を増やしたいと思っている人にとっては、好都合といえるでしょう。

 

投資初心者だけでなくベテラン投資家にとっても、大変メリットが大きくなったといえる2024年のNISA制度の改定。まだチェックしていないという人はこの機会にぜひ詳しく見てみてはいかがでしょうか。




新NISA、つみたて投資枠と成長投資枠、どっちを選ぶ?

第12回「みんなのホンネ」お題【新NISA、つみたて投資枠と成長投資枠、どっちを選ぶ?】の結果

第12回の「みんなのホンネ」投票は「新NISA、つみたて投資枠と成長投資枠、どっちを選ぶ?」というお題で行いました。これまでのNISAでは一般NISAかつみたてNISAのどちらかしか選べなかったものが、2024年からは制度の併用ができるようになりました。さて、皆さんはどの枠で今後NISAを利用したいと考えているのでしょうか。

【アンケート調査概要】

  • 調査方法:楽天カード オウンドメディア「みんなのマネ活」上でのWebアンケート
  • 調査期間:2024年3月6日~2024年3月21日
  • 有効回答者数:99名
  • 小数点第二位以下四捨五入

「つみたて投資枠」が35%を占める中、新NISAでもっとも多く選ばれたのは…!

第1位は「両方」で49.5%、半数近くの人が2つの投資枠を併用し投資を行っていると投票してくれました!これは新NISAで投資枠の併用が解禁されたことで、皆さんが制度を有効活用していることを反映しているとみてよいでしょう。

 

続いてが「つみたて投資枠」で35.4%、「成長投資枠」を選択した人は11.1%でした。

 

一方、日本証券業協会が公開した「NISA口座の開設・利用状況(2024年3月末時点)」の資料では、2024年1~3月の全金融機関を対象としたNISA買付額は成長投資枠(83%)、つみたて投資枠(17%)でした。成長投資枠のほうが年間投資枠が大きいことなどがこの結果に表れているものと思います。


新NISAでは「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の併用が可能になっただけではなく、旧NISAから年間投資枠や非課税保有額の増額などの条件も緩和されました。より広範な投資スタイルに対応できるようになった新NISAでの運用が楽しみですね。

ぶっちゃけ、月にどのくらいNISAに投資してる?

第14回「みんなのホンネ」お題【ぶっちゃけ、月にどのくらいNISAに投資してる?】の結果

第14回の「みんなのホンネ」投票は「ぶっちゃけ、月にどのくらいNISAに投資してる?」というお題で、皆さんにホンネをぶっちゃけてもらいました。

 

投票してくださった皆さんの、リアルなお財布事情に迫ります!

【アンケート調査概要】

  • 調査方法:楽天カード オウンドメディア「みんなのマネ活」上でのWebアンケート
  • 調査期間:2024年4月3日~2024年4月17日
  • 有効回答者数:123名
  • 小数点第二位以下四捨五入

NISAに投資するならどのくらいの金額が妥当…?気になるみんなの投資額は?

第2位は同率の19.5%で「0円~1万円未満」「1万円~3万円未満」でした。

 

そんな中、最も多い票を得たのは「7万円~10万円未満」で20.3%の方に投票いただきました。2位と僅差ではあるものの、毎月7万円以上の金額を投資に回している方も少なくないようです。

 

※楽天グループのネット証券、楽天証券の2023年12月期決算説明会資料によると、「楽天証券での新NISAのつみたて投資枠利用者のうち、3分の1超が積立設定額を旧つみたてNISA上限額の3万3,333円以上に設定している」という結果があります。

2024年の改定で年間投資枠が最大360万円(つみたて投資枠、成長投資枠を合わせた金額)となった新NISA。もちろんNISAも投資のひとつなので、価額が変動するリスクはあるものの、年金問題や老後2,000万円問題など未来への不安がある中、「少しでも資産の増える可能性のある手段をとりたい」と思う人は多いのでしょう。

 

「みんなのマネ活」にも新NISAをわかりやすく解説した記事を多数掲載しています。通勤中や帰宅後のスキマ時間に記事を読んで知識を身に付け、ぜひ学びや気づきのきっかけにしてみてください。

まとめ

まとめ

みんなのマネ活ユーザーは「投資への意欲が高く、永続的な制度に魅力を感じており、貯金より投資に前向きな人」が比較的多い

今回は「みんなのホンネ」の投票のうち、「NISA」に関連するテーマで投票を募った回をまとめて紹介しました。


投票の結果から「みんなのマネ活」のサイトをご覧になる皆さんは「NISAに前向きで積極的な人が多い」ことがわかりました。

 

  • NISAをすでにやっている人が多い
  • 新NISAでは非課税保有期間が無期限になったことに魅力を感じている
  • つみたて投資枠と成長投資枠の併用をしている人が多い
  • NISAで月に3万円未満、もしくは7万円~10万円投資している人が多い

改めて各回の「みんなのホンネ」で多かった回答を見ると、皆さんのホンネに頷けると思います。

 

投資の目的は人によりさまざまですが、収入以外にも資産を増やす手段を持とうとする姿勢はマネーリテラシーの高いマネ活ユーザーの皆さんに今後も持ち続けていただきたいものです。

NISA口座による投資は、楽天証券などの証券会社で行えます。楽天証券なら、NISAを含めた投資信託の積立を楽天カードクレジット決済で行うと、カードの種類に応じて最大2%(※)の楽天ポイントが貯まります。クレジットカードで積み立てができ、さらにポイントも貯まる便利でお得なサービスです。

 

楽天ユーザーに嬉しい楽天証券楽天カードをぜひチェックしてみてください。

 

※種類ごとの還元率についての詳細はこちら楽天ブラックカードにてポイント倍率が2%となります。
※信託報酬のうち販売会社が受け取る手数料(代行手数料)が年率0.4%(税込み)未満のファンドが対象となります。代行手数料が年率0.4%(税込み)以上のファンドは、楽天ブラックカードは2%還元、そのほかのカードは一律1%還元です。

 

※この記事は、2024年6月時点の情報をもとに作成しております。




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