元証券マンに聞く!NISAで失敗を回避して10年スパンでコツコツと資産形成を進めるコツ

リリース日:2025/05/07 更新日:2025/05/26
あきにい
お話を伺った人
あきにい

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

元証券会社勤務。独立後、Xでの発信活動を中心に、Xの運用サポート、資産運用の相談、kindle本の出版などを手掛ける。著書に「カバでもわかる 新NISA投資初心者でも失敗しないお金の増やし方」(kindle)など。

「今年こそは資産形成を始めたい」と思いながらも早数カ月が経過し、「いつ始めるのが良いのだろう」「どうやって始めれば良いのだろう」と二の足を踏んでしまっている人もいるのではないでしょうか。今回は、元証券会社勤務で、現在Xやnoteでの発信活動、kindle本の出版などを手掛けるあきにいさんに、NISAで賢く資産形成をする方法について伺いました。

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  1. 証券マンから独立。お金や投資についての発信&出版活動中
  2. 初心者におすすめな投資法は「NISAの投資信託」
  3. あきにいさんに聞くNISAの常識・非常識
  4. 長期・分散・積立の3原則を理解して、資産形成をコツコツ進めよう

証券マンから独立。お金や投資についての発信&出版活動中

マネ活編集部:まずは自己紹介をお願いします。

 

あきにいさん:元証券会社の社員で、独立した今は「あきにい」という名前で、Xでのお金や投資についての発信活動をメインに、noteやブログへの記事投稿、メンバーシップサービスの展開などをしています。Xの運用サポートやお金、資産運用の相談を受けることも多いです。kindleで本を出版したい人のサポートも行っています。妻も独立していまして、彼女がやっている雑貨などの物販事業の手伝いをすることもありますね。

 

マネ活編集部:kindleで本を出版するサポートとおっしゃいましたが、ご自身でも出版されていらっしゃいますね。

 

あきにいさん:はい。2024年10月から出版を始め、現在4作目を出しました。

初心者におすすめな投資法は「NISAの投資信託」

マネ活編集部:多くの方からお金の相談を受ける中、あきにいさんがおすすめしている資産形成、投資は何ですか?

 

あきにいさん:2024年から始まった新NISAの非課税制度を利用することですね。理由は、投資での収益が非課税であり、資産を増やしやすいためです。

 

NISAで、特に初心者におすすめなのが投資信託です。株式投資よりも失敗リスクが低いので、比較的安心して始められるでしょう。私の周りで、株式投資は、知識がないために損をしてしまい、やめてしまう人が何人もいたんです。その点、アメリカのS&P500は過去20年を振り返ってみると年利回りが7%前後と、安定成長を遂げています。

 

今、全般的にNISAで成績が良い方も、投資信託を買っている方が多い印象がありますし、まずはNISAの投資信託から資産を築いていくのが良いのではないかと思いますね。とはいえ、投資は投資であり「絶対」がないということは、NISAの投資信託でも変わりません。そのことはまず頭に入れておいてほしいです。

 

マネ活編集部:フォロワーさんなどからNISAについてよく寄せられる質問には、どういったものがありますか?回答と共にお話いただきたいです。

 

あきにいさん:1番多いのは「投資を始めたいけど、損しそうで怖い」「最後の一歩が踏み出せない」「始めるためにどうしたら良いのか」など、始める前段階の質問です。

 

この回答は「少しでも良いので、NISAの基礎的な仕組みを勉強し、知識を身に付けましょう」となります。知識を身に付けると投資する理由や目的が明確になるんです。私が出したkindle本の1冊目も、基礎知識やまず身に付けておくべきマインドについて触れています。

 

マネ活編集部:差支えのない範囲で、どういったことを身に付けておくべきなのか教えていただけますか?

 

あきにいさん:まずは投資の3原則を説明しています長期・分散・積立ですね。投資の第一歩としては、そこを理解していただくことが大切です。あと、私が常に強めにお伝えしているのは、先ほども申し上げた「投資には絶対がない」ことです。

 

次に寄せられがちな質問として、「ネットなどの口コミを信用して投資しても大丈夫なのか」があります。ネットでは個別銘柄を名指ししておすすめしている情報がありますが、それをそのまま鵜呑みにするのは危険です。

 

そもそも「絶対」と言い切れる投資法はないうえ、投資はその人のリスク許容度によって適した商品が変わるんです。そのため、初心者がネットの口コミを信用して投資するのは時期尚早です。投資は年収、資産額、属性も加味したうえで行うのが原則だと知っておいていただきたいですね。

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※NISA口座数 楽天証券第1位:日本証券業協会「NISA口座の開設・利用状況」および各社公表資料等より算出(2024年3月末時点)

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マネ活編集部:「おすすめの銘柄はどれですか?」と聞かれることもあるのではないでしょうか。

 

あきにいさん:「この銘柄はどうですか?」と聞かれることはありますね。投資信託の中には、あらかじめ定めた指数に連動した運用成果を目指すインデックスファンドと、定めた指数を上回る運用成果を目指して運用されるアクティブファンドがありまして、アクティブファンドは半導体やAIなどテーマ型の投資信託も多く、利回りの良いものもあるのです。ただ、どの商品も必ず高利回りが続くとは言い切れません。過去を振り返り、「これがこうなった」という事実しかお伝えしないようにしています。

 

リスクがあると知っておくことは大切ですが、最初に失敗するのは悪いことではありません。そこでやめてしまうのではなく、経験を積んでいく糧にしてほしいですね。「少し知識を付けたあとは、ぜひ投資を楽しんでください」とお伝えしています。

 

マネ活編集部:まずはNISAの投資信託がおすすめということでしたが、ほかの投資方法に惹かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

あきにいさん:多いですね。ただ、おすすめはしていません。株式は1つの銘柄への投資になるため、リスクが100%になります。投資信託は分散投資になるため、その分リスクが低くなるんですよ。

 

また、株式市場に投資信託があるETF(上場投資信託)というものもあり、こちらも投資先としてどうかと聞かれることがあります。ETFは株式市場で取り引きされるため、投資信託より株式寄りのリスクになります。特に米国株ETFは為替相場の影響も考える必要があるため、中級者以上になってから組み込むことを考えてほしいですね。

 

マネ活編集部:どこまでが初心者レベルで、どこからが中級者なのか、判断材料はありますか?

 

あきにいさん:決算書が読めるようになったら脱・初心者といって良いのかなと思います。決算書が読めないと、3カ月後の予測が不可能ですから。年度の事業の進行度を確認したり、キャッシュフローの状況を見て配当を出しすぎていないかチェックしたり、コツをつかんできたら見るべき数値が自分の中で明確化できます。「ここを見る」と読み方を定義づけられるようになったら、より面白くなってくると思いますよ。株式の上下変化をチャートで見られるようになっても、面白みが増すのではないかと思います。

 

マネ活編集部:ありがとうございます。NISAは国も資産形成のために打ち出している制度ですが、「国が勧めているからこそ不安だ」という声が寄せられることはないですか?

 

あきにいさん:確かに、国の株式が増え、流通が増えるといったように、国にもメリットがあるため、思惑があるのだとは思います。そういうと何か裏があるように思われるかもしれませんが、市場を見ている人間としては、使わないと損な仕組みだと思いますよ。

 

2024年8月に暴落した際、2024年初頭に始めたものの投資をやめてしまった人がいたり、やめなくとも「このまま持っていて大丈夫か」と質問をしてきた人がいたりしました。それに対して、「基本的にNISAは10年20年サイクルで見るものであり、1年2年単位のトレンドでは見なくて良いよ」とお答えしました。一喜一憂して慌てて売ってしまうのではなく、じっくり持っておくものだということもご理解いただきたいですね。

 

マネ活編集部:始める年代についてはいかがでしょうか。「長期」と聞くと、「もう今から始めるのは遅いのでは」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

あきにいさん:早いほうがもちろん良いです。でも、最近はお子さんの教育費が落ち着いた40代後半や50代の方からも「資産運用をやってみたいんだけど」とご相談を受けることも多いですよ。

 

投資信託は10年以上運用すれば元本が戻る計算です。50代でも10年は投資できると思いますが、20代の方よりも時間が少ないため、投資信託と債券や国債を合わせて持ち、リスク度合いを下げるようアドバイスしています。20〜30代は投資信託100%で良いですが、50代は60〜70%にし、残りを債券にするといった具合ですね。

 

20代の方は、背を押さなくとも自分で始めている方が多い印象です。ビットコインなども躊躇なく買い、効率的に運用されている方を見ます。やはり年を重ねるごとに腰が重くなってくるのと、上の世代になるほど、「投資は怖いものだ」という常識が根強く残っているところもあるのかもしれません。

 

マネ活編集部:始めるタイミングについてはいかがですか?暴落のニュースを見ると、「始めるべきタイミング」を見極めたくなりそうです。

 

あきにいさん:確かに買うタイミングは大きいですが、迷っていていつまでも始められないよりは、毎月少額でも一定金額で買っていくことをおすすめします。ただ、「投資を始める前に半年から1年分の生活資金を確保しておいてください」ともお伝えしていますね。給料から余裕資金として出せる分を積み立てて運用してほしいなと。開始時期が遅れるのは、それだけ目標金額への到達期間が延びるだけになるので、ぜひ早めに始めてほしいです。

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あきにいさんに聞くNISAの常識・非常識

マネ活編集部:ここからは、NISAで失敗しないための常識・非常識について伺いたいと思います。まずは常識から教えてください。

 

あきにいさん:3つご用意してきました。1つ目は、「すぐに結果を求めない」。やり始めてすぐは、株価や投資信託の状況をつい見てしまい、成果をすぐに求める人が多いんです。ただ、投資は成果が出るまで一定の期間が必要ですし、基本は「長期目線」なので、そのつもりで取り組んでください。

 

2つ目は「相場の上げ下げに振り回されない」。株式相場の動きは、金利や為替、世界情勢などの影響を受け、上下しながら変化していくものです。その動きに一喜一憂せず、10年20年という長期スパンでコツコツ積み立てていくことが大切です。

 

マネ活編集部:先ほどから何度も繰り返されている「10年スパン」「長期」での投資ですね。3つ目は何でしょうか。

 

あきにいさん:3つ目は「できるだけ早く始める」ですね。成果が出るまでに一定の時間が必要だからこそ、始めるのは早いほうが良いという話です。NISAの非課税枠は年間360万円なので、積立投資枠に月10万円、成長投資枠に月20万円投資することで月30万円までを活用できます。

マネ活編集部:積立投資枠から進めていくだけでも月10万円。なかなかのハードルですね。

 

あきにいさん:そうですよね。ただ、「月10万円も用意できないから始められない」ではなく、できる範囲でコツコツ積立投資を進めていっていただきたいです。投資には複利があるため、元本が多ければ多いほど、利益が増えるんです。「非課税枠1,800万円を少しでも早く埋められるよう、コツコツ10年でも15年でもやっていきましょう」とお伝えしたいですね。

 

マネ活編集部:ありがとうございます。では、「非常識」についてはいかがですか?

 

あきにいさん:こちらも3つ考えてみました。考えるにあたって大切なのは「NISAで1番儲かっている人は、買って放置している人」であること。株価に左右されることなく、コツコツ買い増すことが成功への近道なので、「放置すべきではない」が1つ目の非常識になります。

 

マネ活編集部:定期的にチェックしたほうが良いということはないんですか?

 

あきにいさん:1カ月に1回は見るなど、定点管理をすることをおすすめしてはいます。過去からどういう風に増えてきているのかをグラフ化すればモチベーションにもつながるでしょうから。今は証券会社のアプリでこれまでの損益も見られるようになったので、手軽に確認できますよ。ただ、性格的に株価の上下に振り回されて不安になってしまうタイプなのであれば、その頻度を落とすのもひとつの手でしょう。まずはじっくり続ける姿勢を身に付けてほしいので、手放してしまいたくなるくらいなら「放置」もありです。

 

マネ活編集部:右往左往してしまうくらいなら、あえて情報を遠ざけておくということですね。2つ目はいかがですか?

 

あきにいさん:2つ目は「常識を持った30~50代よりも20代のほうが抵抗感なく進めている」です。「学んでからにしよう」「もっと知識を身に付けてからしよう」と考えがちですが、それで始められないようでは意味がありません。もちろん最低限の知識は身につけておいてほしいですが、20代のすんなり始められるスタンスも重要だなと思います。

 

3つ目は「NISAは、実は税金がかかるものもある」です。

 

マネ活編集部:え、そうなんですか?

 

あきにいさん:米国株や米国ETFは別途10%の税金がかかるんです。投資信託で米国株が含まれている投資信託は、実は現地で10%の税金がかかっているんですよ。

 

マネ活編集部:なるほど…。

 

あきにいさん:税金はかかりますが、日本株か米国株かと聞かれると、個人的には長期的な資産形成をするなら米国株が有利だなと思いますね。投資信託、S&P500には指数があるのですが、日本が過去20年で3倍くらい伸びているところ、アメリカは7倍強と高い成長性を誇ります。やはりアメリカは世界の中心ですから、日本よりも流れるお金が多いのでしょう。活躍している企業が多い分、成長力があると考えます。

 

米国株のS&P500と比べ、通称「オルカン」といわれるオールカントリー、つまり全世界タイプのものもあります。こちらはリスク度合いを考えるとアメリカだけのものよりも低くなるでしょう。

 

繰り返しになりますが、年齢や年収、資産額、属性によって、投資商品や割合を考えることをおすすめしています。株式と不動産と金など、株式以外のものも含めて分散投資する方法もありますので。

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長期・分散・積立の3原則を理解して、資産形成をコツコツ進めよう

マネ活編集部:あらためて、読者に投資の魅力についてメッセージをお願いします!

 

あきにいさん:日本では、投資というと危ない、破産するのではというネガティブな認識が広がってきました。ただ、今回お話ししたように、長期・分散・積立の3原則を理解したうえで、「絶対はない」と頭に入れたうえで始めれば、相場の上げ下げがあっても「いつか上がる」と長期目線でコツコツ投資を進めていけるのではないかと思います。ぜひ、NISAの非課税制度を理解して資産形成を進めていってください。

 

投資の目的はそれぞれです。同じNISAでも、老後資産のために始める方がいれば、住宅資金や、子供の大学資金という割と近い未来のために始める方もいるでしょう。基本を押さえたうえで、それぞれの目的に合わせて考えていただければと思います。ぜひ、投資を楽しんでみてください。

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。なお、本コンテンツは、弊社が信頼する著者が作成したものですが、情報の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問等には一切お答えいたしかねます。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。あらかじめご了承ください。




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