移住にかかるお金は準備次第「移住女子」著者・伊佐知美さんが選び直したライフスタイル

リリース日:2020/12/21 更新日:2022/06/06
伊佐知美
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伊佐知美

1986年新潟県生まれ。編集者、フォトグラファー。三井住友VISAカード、講談社勤務を経てWaseiに入社し、「灯台もと暮らし」の創刊編集長を務める。2016~2020年は世界一周の旅をしながらのリモートワークに挑戦し、これまでに国内全都道府県、海外70カ国100都市ほどに足を運んだ。著書に。移住者にインタビューを行った『移住女子』(日本版:新潮社)。2020年夏から自身も沖縄県に移住。

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

移住にあたって気になるお金周りの準備や移住の実態について専門家にインタビュー。 暮らし方や働き方が大きく変わった今、出社前提の働き方から解放され、住む場所自体を見直した方もいるでしょう。内閣府が2020年5~6月に東京・大阪・名古屋圏を対象に行った地方移住の関心度に関する調査では、20代30代の働き盛り世代のそれぞれ2割近くが「コロナ禍により移住への関心が高くなった」と答えています。今回お話をうかがった伊佐知美さんは、多くの移住者に話を聞いた「移住女子」の著者。また、自身も2020年夏に東京・沖縄の二拠点居住を開始された当事者です。

更新日:2020/12/21
  1. 地方移住=生活コスト削減…とも限らない?
  2. コロナ禍で住処を再考する人も。移住のタイミングはいつ?
  3. どこに住む? 準備は? 費用は? それぞれの移住スタイル
  4. 移住には「失敗」がない。自分に合うか見極めるだけ

地方移住=生活コスト削減…とも限らない?

マネ活編集部:伊佐さんが沖縄移住に至るまで、どういった経緯があったのでしょうか。

 

伊佐:社会に出た20代は、会社員として月曜から金曜まで働く暮らしを送っていました。ただ、同じ時間に電車に乗って毎日同じ場所に通勤するといった生活を3年後も5年後も10年後も続けるのかなと思ったときに、「何か、違うな」と思って。

「じゃあ、自分はどうしたいの?」を考えてみて浮かんだのが、旅をしながら文章を書いて働きたいという想いでした。それまでも国内出張でリモートワークのようなことはしていたのですが、2016年4月からは海外にも足を延ばし、無期限の旅暮らしを始めたんです。途中からは「旅×仕事」の日々が肌に合いすぎて、「拠点はなくてもいいのでは?」という気持ちになり、無拠点でホテルや友人の家、Airbnbなどを転々とする「借りぐらし」を送っていました。

 

マネ活編集部:拠点を定めない暮らしから、沖縄に移住を決められたのはなぜですか?

 

伊佐:借りぐらしの日々は楽しかったのですが、旅を続けつつも、どこかに基地みたいな拠点を構え、そこで季節の変化を感じながらローカルに根ざしたプロダクトを作るという夢も一方であったので、どこかのタイミングで、世界のどこかしらで腰を据えて暮らそう、という思いはもともとありました。そこで、本来ならば2020年5月からスペインのバルセロナで暮らそうと思っていたんです。そこに、新型コロナウイルス感染症が拡がってしまいまして...。スペインは特に感染拡大がひどかったので、今はタイミングではないかなと考え直し、沖縄を選びました。

沖縄は初めて片道切符で一人旅をした場所なんです。もともと夏が好きで夏の国を旅していた私にとって、日本の最南端の県である沖縄は、好きな場所であり自然な選択でした。

 

マネ活編集部:では、移住先はスムーズに決められた?

 

伊佐:沖縄をメインにしつつも、東京にも拠点があるので、行き来は発生しますし、人生で旅をやめることはないと思うので、アクセスは重視。なので、沖縄県内の離島もたくさん検討しましたが、本島にすることまでは割とすんなり決められました。まずは中心地である那覇市・首里エリアで知り合いのマンスリーマンションを借りて滞在。沖縄で本当に暮らせるのかをシティエリアで試しながら、住みたいローカルエリアを車で回ったり、ネットで出てこない物件を沖縄出身の人と一緒に探してもらったりしていました。いわゆる二段階移住で、私がこれまで移住の方法の一つとして勧めていたことを地でいった形ですね。

 

マネ活編集部:今お住いのエリアに最終的に落ち着くまで、どれくらいの時間をかけられたのでしょうか。

 

伊佐:移住しようと決めたのが7、8月で、今の家を契約したのが9、10月くらいです。移住のためにすべきことの流れを大体把握していたのと、幸いなことに、現地に知り合いが多くいたので、私は決めてから本格移住までかなり短いほうだと思います。ただ、頭で理解していたことと、実際の移住にはギャップがあると言いますか、戸惑うところもありました。

 

マネ活編集部:どういったことでしょうか。

 

伊佐:まずは家賃ですね。地方移住イコール家賃を含めた生活コストが下がる話は、多く見聞きするじゃないですか。例えば、私の出身地の新潟県だと、家賃は東京で10万円相当の部屋が5万円と下がる一方、暖房費用や車の維持費用がかかるなど、一言で生活コストが「下がる」と言い切れない部分もあるんですよね。そして、家賃も必ずしも下がるわけではない。真剣に家を探し始めて、理想と照らし合わせて初めて気づいたのですが、実は沖縄の家賃は全然安くないんですよ。肌感としては神奈川県くらいの相場だと思います。

 

あとは、配送料ですね。沖縄って本当に島なんだなと思いました。都内なら明日配送とされているものでも基本一週間かかることが多い気がします...。そういえば、先日、熟考を重ねた末にマットレスと枕を買ったのですが、都内なら配送料無料なのに、沖縄だと離島料金が加算されて1万2,500円。届けてもらうのに枕と同じ値段がかかりました(笑)。

 

ただ、大好きな沖縄での暮らしは本当に最高なんですよ。息をしているだけで幸せ。本当に肌に合う場所をやっと見つけられた、生活拠点を決められて良かったと思っています。

 

沖縄での生活は、さまざまな場所を旅してきた伊佐さんが選んだ暮らしだった

コロナ禍で住処を再考する人も。移住のタイミングはいつ?

マネ活編集部:伊佐さんはご自身が移住する前から移住者の方に多くの取材をされていますが、移住に対するニーズや感じ方に変化はありますか?

 

伊佐:印象に残っているのは、2011年の3.11、東日本大震災以後ですね。震災により「お金があっても買えない、どうしようもない局面があるんだ」と実感を得た人が多かったのではないでしょうか。ライフライン含め、今まで信じてきた土台がなくなったことで、東京ではない地方に目が向いた人が出てきたと感じます。

 

地方は生活費も安いし、水や野菜など食べ物がおいしい。子育て世帯からすると、子どもにとっての環境も良い。東京には消費をする遊びがたくさんありますが、地方には生産する遊びがあります。移住を決断する背景には様々な事情があると思いますが、私が取材させていただいた方たちは、「その場所だからこそ生み出せる、人生の遊び・余白」みたいなことに惹かれて、とおっしゃる方が多かった印象です。

 

マネ活編集部:大きな変化が自分の暮らしを見つめ直すきっかけになったんですね。

 

伊佐:何かしら影響があるのだと思います。あとは、転職などライフステージの変化もですね。仕事を辞めて空白の時間ができたとき、「どこかに行こうか」と考える人は多い印象があります。それで行った先で「住んでもいいんじゃない?」と決断するとか。引っ越す前提で旅をする方もいますね。また、私が取材などでお聞きする範囲では、きっかけは失恋で(笑)というパターンもじつは多い気もしています(笑)。結婚や出産など、自分で決めたリミットが見えているときに思い切って動けることもあるのかもしれませんね。

 

でも、何か切羽詰まったことがあって動くパターンは男女関係ないです。夢や理想だけを追いかけている段階では、「移住してみたいかも」で留まりがちかもしれません。私自身、理想や憧れだけの動機ではやっぱり動きづらかったなと感じます。ハッピーだけじゃない理由がある人のほうが、行動に移す理由を自覚しやすい、という側面は実際にあるのでしょう。

 

マネ活編集部:そうした側面で言うと、2020年に大きな変化となったコロナ禍はいかがでしょうか。リモートワークを導入した会社も増え、今住んでいる場所でなくても働き続けられるようになったとも言えます。伊佐さんは移住への動きに変化を感じていらっしゃいますか?

 

伊佐:感じていますね。もともと移住やノマドワークに興味関心があり実践していた人ではなく、「場所を問わずに働くことに興味はあるけれど、仕事があるから自分には無理」と言っていた知人友人たちから「家じゃなくても仕事ができるんじゃない?」といった声が聞こえ始めました。

 

完全な移住でなくとも、いわゆるワーケーションや週末移住など、短期間だけ自宅外の場所でリモートワークをしてみたいという声も多く聞くようになりました。これまで「自分の人生には別荘や移住なんてない」と思っていた人たちが、短期間だけやってみたい、やれるかもしれないマインドになったんだなと感じています。

 

マネ活編集部:短期間滞在ならハードルが下がりますね。

 

伊佐:もちろん、いきなり移住を決める人もいなくはないです。内見をせずにオンラインだけで物件を決めて動く人もいますね。

 

「行きつけの旅先」が移住先の候補になることも多いです。もしアドバイスさせていただけるとしたら、旅行では2泊3日程度しか滞在しないことも多いので、まずは1週間など、少し長い期間滞在してみるといいかもしれません。観光や遊びではなく、そこで暮らして働くイメージを持つための滞在ですね。あとは、フリーアドレス(固定の定住先を持たない無拠点生活)を試してみるとか。今は月2万円で月10泊まで滞在できるHafH(ハフ)など、短期滞在に適したサービスも多くあるので、まずは気になる土地に実際に行ってみることをおすすめします。

 

自ら二段階移住を実践して、気に入った物件を見つけた

どこに住む? 準備は? 費用は? それぞれの移住スタイル

マネ活編集部:移住には、地元に帰るUターンと縁もゆかりもない土地に行くIターンとがあります。それぞれ、移住前に知っておいたほうがいい点や移住プランの立て方には違いがあると思うのですが、いかがでしょうか。

 

伊佐:UターンとIターンは一緒に語られることが多いのですが、私の肌感覚としてはまったくの別物だと思います。
例えばわかりやすい例でいうと、Uターンの場合は、地縁があるので、地元の職に就きやすいことが多いんですよね。でも一方で、地縁があるのはデメリットでもあります。就職したはものの、相性があまり合わなかったときに、しがらみがあって辞めづらいといったケースですね。その点、比較するとIターンは身軽です。ただ、何のつながりもない状態から関係を構築していくのには、また別の大変さがあると思います。

 

マネ活編集部:それぞれ、メリットとデメリットが表裏の関係なんですね。独身や既婚、子どもの有無など、個々の状況による移住判断の違いについてはいかがでしょうか。

 

伊佐:特に大きく変わるのはお子さんがいるかいないかですね。既婚でもお子さんがいらっしゃらない場合は、独身に近い動き方ができるので。今、お子さんがいる、あるいは将来的に考えている場合、土地選びの視点が変わります。一番の理由は教育ですね。学校が通える範囲にあるのか、遊ぶ場所、水のきれいさ、小児科など、病院の有無も。小学校はあっても高校が通学可能圏内にないとか、そうした視点は子育て世帯だからこそもたれていると感じます。

 

あとは、お子さんがいると移住に補助金が出たり、保育料が安くなったりする自治体もあるため、補助の有無や内容を判断材料の一つにされている方もいます。とはいえ、「この土地が好き」や「こういう教育が受けられる場所だから」など、お金の軸以外の部分についても考えたうえで決められる方のほうが、多い印象はありますが。

 

マネ活編集部:お金の話が出ましたが、移住を決断される方たちのお仕事事情に関してはいかがですか? 共働きの場合、双方が移住可能な状況でないと厳しいこともあるのでは…。

 

伊佐:新型コロナウイルス感染症の影響でリモートワークが増えたので、そのまま今の仕事を持っていける人も増えたとは思います。でも、そうしたケース以外では、カップル・夫婦のどちらか片一方が移住先で安定した仕事に就いていらっしゃったり、「地域おこし協力隊」の制度を利用されていたりする人も多いです。

 

たとえば、東京でデザイナーをしていた人が、地域おこし協力隊で3年間雇用のデザイナー職に就いて定額収入を得て、副業と合わせて生活費の見通しを立たせる。一方、パートナーは一旦仕事を辞めて、3年の間に移住先で仕事を新たに探すというパターンです。片方が地域おこし協力隊などで地元の人と関係性を作れていれば、新たな仕事も見つけやすいと伺うことが多いので、人間関係構築の面でも、孤独になりづらくていいんだなぁと感じます。

 

他にも、地域おこし協力隊は自治体によって家賃が格安だったり、家が見つかるまで補助してくれたり、車も支給してもらえたりと、金銭面的にかなり助けてくださることが多いと聞きます。私は今回、沖縄移住はそういった制度を利用せず実施したので、初期費用はかなり違ってくると思います。

 

マネ活編集部:伊佐さんパターンなのか、地域おこし協力隊パターンなのかによって、事前に貯蓄しておきたい金額もかなり変わってきますね。

 

伊佐:ケースによって本当に異なってくるので、なんとも言いがたいところではあるのですが、「3カ月分くらいの生活費は持ってきました」という声は多く聞きました。金額にすると、100万円前後ほどでしょうか…?でも、本当に貯金ゼロで移住を決めました!という方にもお会いしたことありますよ。

 

マネ活編集部:それでも移住できてしまうんですね。

 

伊佐:ただ、貯金がない状態で移住された方は、きちんと人間関係を作っていた印象があります。移住って、人間関係をどれだけ築けているかで初期費用が変わる面があるんですよ。たとえば、私は沖縄移住後に車をもらえたんですよね。

 

マネ活編集部:それはまた大物ですね。

 

伊佐:名前で呼び合える間柄の人がいると、「車、欲しいって言ってたよね」と情報をもらえたり紹介してもらえたりするケースがあるんですよ。他にも、「沖縄は引っ越しのときに家具家電を売り払っていく人が多いから、中古屋で割と新しいものが見つかるよ」と教えていただきました。

 

今だと、移住者が営んでいるお店の情報がメディアやSNSで見つけられるので、敬意を払いつつ、失礼でない範囲で、「私も移住を考えているんですけど、お金って結構かかりますか?」と聞いてみてもいいと思います。ワンアクションでも行動に起こしてみると、何かしら情報を得られる。そうやってアンテナを立てていると、漠然とした「移住したい」が自分の日常に近いところまで引き寄せられてくると思います。

 

さすがにお金を一切かけずに移住することは無理ですが、事前調べで費用を圧縮することはできますよ。たとえば、格安航空券だと東京ー沖縄間が片道7,000円くらいに抑えられますし、滞在先もマンスリーマンションだったら月8万円を切るところがあったり、月10泊まで2万円で滞在できるHafHを利用したり。手段を知っているかどうかでかかる費用は大きく変わってくるので、調べたり聞いたりするのは有効だと思います。

移住には「失敗」がない。自分に合うか見極めるだけ

移住には「失敗」がない。自分に合うか見極めるだけ

沖縄からリモート取材を受けてくださった伊佐さん

 

マネ活編集部:移住者すべてが「移住して良かった」という成功のケースばかりではないと思います。伊佐さんがお聞きしたことがある範囲で、失敗談はありますか?

 

伊佐:よく聞かれるんですが、あまり思いつかないんです。というのも、みんな移住先から違う場所に移ったり、元の場所に戻って来たりしても、それを失敗だとはあまり思っていないんですよね。それは「状態の変化」に過ぎなくて、「失敗しました」より「この場所は自分にとっては違いました。だから移動します」というほうが多いです。

 

マネ活編集部:なるほど。実際にやってみなければ合っているかどうかもわからないですもんね。

 

伊佐:「24時間営業のコンビニにすぐ行けて、友達もいっぱいいる東京がいい」と気付いたり、「東京は嫌だけど、地方も向いていなかった。地方都市くらいがちょうどいいのかも」と思ったり。自分だけの「ちょうどいい」がきちんと判断できるようになるとも言えるので、失敗とは言い切れないと思います。強いて失敗談を挙げるなら、デートがしづらいとかでしょうか。

 

人口が少なく、みんなが顔見知りみたいな地域だと、住みづらさを感じると聞くことがあります。車の所在で家にいるいないが可視化されちゃったりとか、デートスポットに行くと誰かしら知り合いに出くわしちゃったりとか。ただ、それも合う合わないは人によります。「匿名性がある程度担保される都市部がいい」のも個人の選択肢の一つです。

 

マネ活編集部:自分が何を求めているのかが大切なんですね。

 

伊佐:私は「沖縄に来て本当に良かったな」と日々思っているんです。今住んでいる場所は、サトウキビ越しに日の出と日暮れが見られます。自然の流れを感じたかったんです。自分が送りたかった生活リズムを求めてここに来たので、そこが満たされてさえいれば、私の場合は配送料が高いことくらい何てことはないんですよ(笑)。

 

移住はライフスタイルをもう一度自分が選び直せるきっかけだと思うんです。今までの生活をリセットするのではなく、これまで重ねてきた生活や時間から、好きなものを選んで組み立てていける。選択が本当に正解かはわかりませんが、やってみたいと思うならやってみる価値はあると思います。

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