冬アイスの体験をワンランク上に。お取り寄せアイスで“旬”をもっと身近に感じられるようになった話

リリース日:2022/07/20 更新日:2022/08/16
シズリーナ荒井
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シズリーナ荒井

アイス食歴36年。5万個以上のアイスを食べ歩き、年間4,000種類のアイスを食す、日本最強のアイスマニア。また、アイスのおいしさを引き出すアイス研究家として、テレビ番組をはじめ、さまざまなメディアに出演。コンビニやスーパーに売っているアイスをよりおいしく楽しく食べる方法を紹介した『魔法のアイスレシピ』(KADOKAWA刊)も発売中。

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

冬だからこそおすすめしたい「お取り寄せアイス」を、アイス研究家・シズリーナ荒井さんが5個紹介します。あえて寒い時期に食べる「冬アイス」が近年じわじわ人気。「アイスの旬は冬」と語る荒井さんは、さらにお取り寄せをすることでワンランク上のアイス時間になると感じているそうです。

  1. アイス好きの私があえて「冬」に「お取り寄せアイス」を推す理由
  2. 冬アイスを最大限に楽しめる、おすすめ「お取り寄せアイス」たち
  3. 「食べ方」にこだわると、お取り寄せアイスはもっと楽しくなる

「アイス好きをもっとアイス好きに」をモットーに、日々アイスクリームのおいしい食べ方を研究しているシズリーナ荒井と申します。

 

初めてアイスに出会ったのは1歳1カ月のとき。少々早めのデビューですが、そこから今までに5万2,000個ものアイスを食べ続けています。

 

さて、アイスといえば夏! というイメージを持ちがちですが、最近では「冬アイス」という言葉も生まれるなど年中アイスを楽しむ人も増えているように感じます。あえて寒い時期に暖房を効かせた部屋で食べるアイスは、夏とはまた違うおいしさがありますよね。

 

また、2020年以降は新型コロナウィルスの影響で今まで以上に通信販売の利用が増え、ご当地アイスや今まで牧場でしか食べられなかったアイスまで自宅にいながら注文できるようになったと思います。

 

私自身、これまでスーパーやコンビニで買える市販のアイスのみならず、北は北海道から南は沖縄まで日本全国の手作りアイスクリームを食べ歩いてきましたが、最近では現地に行かずとも「お取り寄せ」で楽しめるようになってきたのはうれしい限り。

 

みなさんもスーパーやコンビニで流通している市販アイスを購入し、すでに冬アイスを楽しんでいる人は多いと思いますが、私が冬の時期アイスを食べるとき、特におすすめしたいのはこの「お取り寄せアイス」なんです。

 

というのも、「お取り寄せアイス」は、冬の時期こそ格別な体験が得られる! アイスを楽しむのにうってつけなんです。

 

そこで今回は、ワンランク上の冬アイス体験を楽しめる「お取り寄せアイス」の魅力と、ぜひお取り寄せして欲しいおすすめのアイスをご紹介します。

アイス好きの私があえて「冬」に「お取り寄せアイス」を推す理由

夏にはさっぱりとしたアイスキャンディーやかき氷系のアイスを見かけますが、冬になると濃厚なアイスを見かけることが多いのではないでしょうか。そんな濃厚アイス、まさに冬の時期にこそ楽しみたい味わいなんですよね。

 

牛は厳しい冬を乗り越えようと脂肪を蓄えるため、冬の時期は「脂肪分の高い、濃いミルク」を搾乳することができます。一方、夏は暑さに弱いため水分を多く取るので乳脂肪分は低くなってしまいます。

 

つまり、冬に作られるアイスは濃いミルクを使って作られるため、濃厚な味わいのアイスを楽しみたいなら、この時期がピッタリなんですよ。個人的には、アイスの旬は「冬」なんじゃないかなと思います。

 

スーパーやコンビニなど、今や1年中、どこでもアイスが気軽に購入できるようになりました。もちろん冬以外にもアイスはいつ食べてもおいしいです。でも、せっかく冬にアイスを楽しむなら、その時期の原料(生乳)を使い、かつ製造してすぐに発送することが多い「お取り寄せ」アイスがおすすめ。

 

だから、冬こそお取り寄せアイスをして欲しいというのが、アイス研究家としての本音です。

冬アイスを最大限に楽しめる、おすすめ「お取り寄せアイス」たち

ここからは、数あるお取り寄せアイスから、冬の時期にこそ食べて欲しい、濃厚系でミルクの味わいを存分に楽しめるアイスをいくつかご紹介します。

1. 味の違いで四季を楽しむ。「ウーノアイス」

「ウーノアイス」(宇野牧場)

北海道の北西部にある天塩町(てしおちょう)サラキシで育った牛のミルクを使っている「ウーノアイス」。とにかく濃厚で鮮度にこだわったアイスクリームで、食べきりサイズの袋に充填されているのが特徴。そのため、ミルクのおいしさや風味を逃さない、できたてのアイスクリームが楽しめます。ねっとりした食感も個人的にたまりません。

 

季節によって牛が食べる草が変わるため、牛乳の味自体も変わるのだそう。そんな牛乳を使用したアイスクリームも当然味わいが変わり、さまざまな時期にアイスで四季を感じることができます。

 

これまで何回も食べてきましたが、たしかに食べる時期によって味わいや香りが微妙に違い、その変化自体を体験できるのも楽しいです。特に冬の時期のウーノアイスは、濃厚さが光ります。ミルクのコクってこんなにアイスで楽しめるのか! という驚きの体験が得られました。

2. 素材のよさを最大限に生かした「美瑛シングルオリジンミルク」

「美瑛シングルオリジンミルク」(HiO ICE CREAM)

東京・自由が丘にアイスクリーム専用のアトリエを持つ「HiO ICE CREAM」では、日本全国を飛び回り、農家や牧場に自ら足を運んで選んだ素材を独自に仕入れ、自分たちの工房でアイスクリームを作っています。そんなアトリエで出来る「クラフトアイスクリーム(R)」の味わいは、まさに格別。定番のミルクはもちろん、季節のフレーバーなどがラインナップされています。

定番商品の「美瑛シングルオリジンミルク」は、アトリエで作られるさまざまなアイスクリームのベースにもなっているミルクアイス。北海道・美瑛町の牧場で搾った生乳だけを使用した牛乳で作られた本商品は、濃厚さはしっかり感じられるのに、後味はすっきり。素材のおいしさを堪能できるアイスクリームだからこそ、冬の時期にこそ一度ぜひ食べていただきたいお取り寄せアイスです。

 

「美瑛シングルオリジンミルク」と並んでおすすめしたいのが「十勝シングルオリジンジャージーミルク」。ホルスタイン種よりもジャージー種の方が乳脂肪分のベースが高いことから濃厚なミルクの味わいが一年中楽しめます。特に冬はミルク本来のコクと味わいをさらに強く感じられるため、とにかくフレッシュなのに濃厚なアイスクリームを探し求めている方におすすめですよ。

3. 濃厚でもふわっとした食感を楽しむなら。「Fior di Latte ミルククラウン」

「Fior di Latte ミルククラウン」(アミコーノ)

東京都内にあるジェラートショップ「アミコーノ」。北海道・訓子府町(くんねっぷちょう)の牧場「ミルククラウン」のミルクを使ったジェラートは、イタリア式のレシピで練り上げたもの。空気を多く含むことでふわっとした食感となります。「Fior di Latte ミルククラウン」も、ミルクの香りが鼻に抜け、濃厚なミルク本来の旨味を楽しむことができる一品。

 

初めて食べた時に濃厚なのに喉が乾かないことに驚きました。濃厚系なアイスは喉が乾くような感覚があるため、普段ドリンクとセットで楽しむのですが、目の前にあるのはアイスだけど口に入れた瞬間牛乳になる……という不思議な体験ができます。

4. 生ソフトクリームを自宅で楽しむ。「きよミルク」

「きよミルク」(あだたらのちち株式会社)
※2022年1月より上記瓶タイプに変更予定

福島県・あだたら地域で育った牛のミルクで1年中製造していて、特に季節によって味わいの変化が楽しめるのが、あだたらのちち株式会社の「きよミルク」。夏と冬の味わいの差を楽しむなら、きよミルクが一番なんじゃないかなと思います。ちなみに土日に営業する工場直売所では、きよミルクのソフトクリームが提供されています。

 

夏は初々しい牧草の風味を感じるアイス、冬は超濃厚なミルクアイスと季節によって同じミルクでも別物。超濃厚なため、練乳と生キャラメルの良いところ取りな味わいを楽しむことができる、こだわり系アイスです。

 

この味わいを引き出す秘訣を代表の千葉さんへ伺う機会があったのですが、火曜から金曜日まであだたら地域の生乳を焦がさないようにとろっとろになるまでずっと鍋で煮込んでいるからこそ成せる技なのだそう。

5. 超濃厚な冬アイスならこれ!「冷凍プリンソフト」

「冷凍プリンソフト」(冷凍プリンソフト株式会社)

伊勢で乳製品の製造・販売を行う山村乳業の直営店「山村みるくがっこう」で人気の「ぷりんソフト」を自宅でも楽しめるよう冷凍バージョンにした「冷凍プリンソフト」。プリンとソフトクリームの組み合わせが人気のお取り寄せアイスです。トロッと濃厚で爽やかなあと味なのにコクを強く感じるソフトアイスとプリンの相性は抜群。まさにおいしさの芸術作品です。

 

ちなみに冒頭で冬の時期のほうが濃いミルクになる、とお伝えしましたが、プリンを作るのに欠かせない卵も、寒い時期に取れる卵のほうが栄養分が高いといわれています。せっかくお取り寄せするのなら、ぜひ冬の時期に!

「食べ方」にこだわると、お取り寄せアイスはもっと楽しくなる

ここまで私がおすすめするお取り寄せできて、かつ冬に食べるのにピッタリなアイスたちを紹介してきました。ただ、お取り寄せアイスは、注文から商品が手元に届くまで少々時間がかかるもの。手元に届いたらすぐに食べたくなりますが、私がアイスをもっと楽しむためにしていることもお伝えしたいと思います。

 

お店などで食べるできたてのアイスの温度は、物によって違いはありますが-7℃前後と言われています。しかし、日本の家庭用冷蔵庫の冷凍室は、-18℃以下と定められています。つまり、冷凍室にしまっていたアイスを取り出してすぐ食べると、本来の味わいや食感ではない可能性が!

 

そこで、せっかくならできたてのときのような味わいに少しでも近づけたいと思い、アイスの食べごろ時間を追求するようになりました。

 

具体的には、冷凍庫から冷蔵庫へアイスをうつし、解凍していくという方法です。今回は、紹介した5つのアイスについて、それぞれ冷蔵庫を使ってどのくらい解凍してから食べるのがベストなのか、解凍時間をお教えしたいと思います。

  • 「ウーノアイス」……29分
  • 「美瑛シングルオリジンミルク」…68分
  • 「Fior di Latte ミルククラウン」……58分
  • 「きよミルク」……39分
  • 「冷凍プリンソフト」……56分

※シズリーナ荒井が現地で食べた食感を再現できた! と感じた解凍時間です
※製品温度が-18℃以下で、冷蔵庫の温度が0℃〜4℃の場合での目安時間となります

少し手間はかかりますが、このひと手間をかける時間も、あと少ししたら極上のアイス時間が待っている! と思うと、自然と気分が上がります。

 

もちろんカチカチのアイスの食感などが好き、ということもあると思いますが、特にお取り寄せアイスなどで、いつもと違うアイスを購入したときにこそ、ぜひ食べ方にもこだわってみてほしい。あえて手をかけることで特別感が味わえ、よりワンランク上の冬アイス体験ができるのではないかなと思います。

 
***

 


冬アイスの楽しみ方は人それぞれ。気軽に買える市販アイスももちろんいいですが、より”旬”の味わいを感じられるお取り寄せアイスを、ぜひ取り入れて欲しいなと思います。

 

私はお取り寄せをすることで冷凍庫がパンパンになり、現在は3つの冷凍庫を稼働させてスタンバイしています(笑)。現地を訪れなくても自宅にいながら旬の味を体験できることで、その分現地へ行く時間や費用を他のことに使えますし、自分のタイミングで日本各地のアイスを冷凍庫から取り出して食べることができたり、自分のお気に入りの紅茶やコーヒーと合わせてみたりすることだってできます。

 

普段から冬アイスを楽しむみなさんも、お取り寄せアイスできっとワンランク上の体験をしてみてほしいです!

 

 

 

※掲載している情報は2021年12月7日時点のものです

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