遠方の「いい宿」で過ごすのが最高に幸せ。毎月旅する私のご褒美旅行

リリース日:2022/07/20 更新日:2022/08/16
ミニマル
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ブログ「sometimes」にて旅行や外食について記録しています。主に温泉宿、リゾートホテルなど宿泊施設について書いています。好きな観光のジャンルは美術館、芸術祭、庭園、桜・紅葉などです。

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

ブロガーのミニマルさんが、遠方(地方)のいい宿に泊まるご褒美旅行を紹介します。温泉や地元食材を使った料理を堪能するだけでも特別感があるとのこと。1万~3万円台で泊まれるおすすめの宿「友家ホテル」「三水館」「四季の郷喜久屋」を例に、その魅力を紹介します。

  1. 旅が好きになったきっかけ
  2. 私のご褒美旅行は「宿のくつろぎ空間」と「地元の食」
  3. 1.友家ホテル(新潟県・大湯温泉):山あいの温泉地でぬる湯とカルチャーに触れる
  4. 2.三水館(長野県・鹿教湯温泉):地元の素材を生かしたレベルの高いお料理に感動
  5. 3.四季の郷喜久屋(新潟県・鷹ノ巣温泉):山菜づくしのお料理を味わえる最高のおこもり宿
  6. いつもと違う空間に身を置き、贅沢なひとときを過ごしてみませんか

体験した旅やグルメをブログに記録しているミニマルと申します。国内旅行が趣味で、ほぼ毎月どこかに出かけています

旅が好きになったきっかけ

私が定期的に旅をするようになったきっかけは2つあります。

 

1つは、福島県のリゾートホテル「ホテリ・アアルト」に泊まったこと。

 

私は当時、北欧インテリアが好きでインテリアにこだわりのある「ホテリ・アアルト」に憧れていました。「アアルト」とはフィンランド語で「波」という意味だそうですが、私はフィンランドの建築家・デザイナーであるアルヴァ・アアルトをすぐに連想します。

 

そして、このホテルの館内にはアアルトがデザインしたスツールなどの北欧家具があり、室内も北欧インテリアのナチュラルな雰囲気に統一されています。

自分の好きなインテリアに囲まれながらゆっくりと一泊滞在することで心にゆとりができ、とても幸せな気分になりました

 

きっかけはインテリア目当てでしたが、地元食材にこだわった美味しい創作料理と温泉にもすっかり魅了されました。

地元の新鮮な食材をふんだんに使った料理に感動したことを覚えています。

 

もう1つのきっかけは、旅行ブログです。さまざまなブロガーが、宿泊した宿についてそれぞれの視点でレビューする内容が面白く、当時からよく読んでいました。

 

とにかく温泉の質や新鮮さにこだわる人もいれば、食にこだわる人、ラグジュアリーな空間と時間、接客を求める人など。今でもこのようなブログを読み、行きたい宿をリストアップし、チャンスがあればいつでも行けるように備えています。

私のご褒美旅行は「宿のくつろぎ空間」と「地元の食」

こうして振り返ると、私が旅に求めることは

・宿の建築やインテリアにこだわりがあり、
 お部屋からの景色を楽しんでゆっくりくつろげること
・その宿で地元の食材を活かした料理を味わえること


なのかなと感じます。もちろん周辺の観光地をめぐることも楽しみの1つですが、「宿泊先」が私の旅において重要な要素になっていることは間違いありません。

 

また旅が終わると次の旅の計画をして、それを楽しみに毎日を過ごしています。旅そのものはもちろんですが、旅の計画そのものが趣味と言っていいほど好きです。

 

旅に行けそうな日があれば、宿予約サイトで宿に求める条件を入力し、検索。その時点では行く地域が決まっていないことが多いので、地域を複数選択できる宿予約サイトがお気に入りです。条件に合った宿の写真を見たり、評判を調べたりして宿を決め、旅のしおりを作成

 

そして必要なお金も計算しておきます。宿泊費や高級なレストランのコース代金は、対応していればクレジットカードで事前決済をしておくことが多いです。多額の現金を持ち歩かなくてすみますし、事前にお金がどれくらい必要か計算しやすいです。

 

「現地で払うお金」「クレジットカードで事前決済したお金」で分けて整理し、帰ってきてからも実際いくら使ったかをメモしておきます。使ったお金が事前の予定とほぼ同じだと「予定通りだったな!」と自己満足です。

 

こんなふうに旅を楽しんでいます。今回は過去の旅行体験から私にとって最高の思い出となった「おすすめして間違いのない宿」を3つご紹介します。宿を目的に旅に出かけるのもおすすめですよ。

1.友家ホテル(新潟県・大湯温泉):山あいの温泉地でぬる湯とカルチャーに触れる

友家ホテルは新潟県魚沼市の大湯温泉という、山あいのひなびた温泉地にあります。「今ではない、いつか。ここではない、何処か。先週とは違った休日を提供する」というコンセプトのもと、外観はいかにも昭和な建物なのですが、一歩足を踏み入れるとびっくり。

 

ロビーは明るさが抑えられた照明でとても雰囲気があります。昭和な内装も残しつつ、都内のおしゃれなアンティークインテリアショップのような、いつもと違う空間に高揚感を覚えました。

BGMも温泉宿のイメージには程遠いソウルやR&B、ヒップホップなどおしゃれ。想像以上の空間に驚きました。ロビーには北欧や国内の名作家具がたくさんあります。

他にも廊下や階段の踊り場など、館内のいろいろなところに北欧やミッドセンチュリー家具、アート作品があり、それらが壺や掛け軸と共存しています。古いもの、新しいもの、おしゃれなものが入り混じって、オーナーさんのセンスにより素敵で面白い空間になっているのだなと感じました。

 

別館の1Fには大量の本や漫画があります。近年の人気の作品から、昔懐かしい作品まで幅広いラインナップでした。

他にもブラックミュージックの専門誌やインテリア雑誌、サブカル系の書籍が大量に並びます。温泉宿の定番・卓球はもちろん、ビリヤード、昭和のアーケードゲームやテレビゲーム、ボードゲームなどもあり退屈する暇がありません。ターンテーブルとミラーボールまでありDJパーティーもできるそうです。

いろんな娯楽が詰まった空間に、私もついつい時間を忘れてしまうほど楽しめました。

 

お部屋の第一印象は、広い! 私が泊まったお部屋は本間12.5畳+奥の間10畳とのことでした。

奥の間の北欧のヴィンテージキャビネットがかわいくて、こうやって普段は触れることのない家具を見られるのも旅行の楽しみの一つ。好奇心を刺激されます。ソファーも北欧ヴィンテージ。クッションは座ったり、オットマンにも使えて快適でした。

建物は古いですが、お部屋の中はきれいにリノベされており、清潔で不快な匂いもなく快適でした。とても居心地のいい空間です。

 

温泉はぬるめ。いつまでも入っていられそうで、とても気持ちのいい温泉です。ぬる湯ですが、湯上りは体がぽかぽかしてしっかり温まります。渓流を眺めながら入れる温泉もあり(館内にいくつか温泉があります)、至福のひとときですね。

男女入れ替え制の大浴場 龍神の湯

夕食はお部屋で。地元の食材を使った手作り感のあるおいしいお料理に感動。ご飯は魚沼産コシヒカリでした。

クリーミーな胡麻豆腐、牡蠣のオイル漬け、ぜんまいの煮物、お鍋は地元の巨大なめこ汁

1万円台前半から泊まれるリーズナブルなお宿で、本当に帰りたくないくらい居心地がよいお宿でした。古いものをただ捨てるのではなく、利用して今のものと組み合わせるというのは私の生活にも生かせそうで、そんな気づきもくれた旅行でした。

2.三水館(長野県・鹿教湯温泉):地元の素材を生かしたレベルの高いお料理に感動

長野県の鹿教湯(かけゆ)温泉の一角にある三水館は、レベルの高い料理やセンスあふれるインテリアに、いろいろな宿ブログでも絶賛されているお宿です。はなれの蔵を除くと、1万円台後半で泊まれる温泉宿です。

 

普段は高級宿に泊まっているような方が絶賛していたり、何度もリピートしている方が複数いたりして、長年憧れていました。しかしその当時、私が泊まれる土曜日は半年先まで予約でいっぱい。正直半年先の予定なんてわかりませんでしたが、半年以上も前に予約。期待値のハードルが上がりまくった状態での訪問となりました。

館内すべての内装や家具がセンスよく統一されています。

ロビー

実際に行ってみるとホームページで見たものより家具や内装が安っぽかったり、テレビの配線が見えていたりしてがっかり……ということもありますが、三水館は隅々まできちんと整備されていて、「期待していた通りだ!」とうれしくなったのを覚えています。

 

見てすぐわかるような有名ブランドの家具などはないようでしたが、センスのよい木質の家具が並び、それを見るだけで気分が上がります。ティッシュボックスのケースも木製と抜け目がなく、上質なものでそろえられています。

ロビー(左) 私が泊まった蔵の2階のお部屋(右)

三水館で有名なのが、お料理です。野菜中心の家庭田舎料理で、できるだけ地のものを使っているそうです。とても心残っている夕食の一部をご紹介します。

 

山菜の天ぷらは食感よくサクサクしています。おひたしは濃くはありませんがしっかりと味がしみています。見た目は素朴で野菜ばかりですが、地元の食材を使った初めての味覚に出会えるのは、本当に心が豊かになります。ちなみに箸置きは自然の小枝です。すごく素敵です。

こちら名物の草鍋。にら、あさぎ、クレソンなどたくさん種類があります。かなりの量のお野菜ですが、鍋にするとすいすい食べられます。お出汁もすごく美味しい。

お鍋のあとにも川魚のお刺身やフキの信太煮(しのだに)、桜餅ふうのもち米の蒸し物、川魚のから揚げのあんかけ、生野菜サラダをいただきました。

全体的に全くしつこくはないのですが、きっちりと味がしみていて、食感もよく、すごく美味しかったです。地元の素材そのものも美味しいのですが、調理レベルも相当高いと思いました。

 

量も品数も多く、野菜中心だから満たされないということは全くありません。「薄味」「野趣あふれる」「素朴」な食事のようですが、すごく満足感のあるお料理でした。

 

食材もインテリアもお金をかければいいというものではなく、経験に培われたセンスがあればすばらしいものになるということを学びました。

 

その後、こちらのお食事といろいろ比べてしまって、他のところではがっかりしてしまう……ということがあります。三水館では季節によってお料理が変わるようなので、ぜひ再訪したいです。

3.四季の郷喜久屋(新潟県・鷹ノ巣温泉):山菜づくしのお料理を味わえる最高のおこもり宿

最後は新潟県の秘湯、鷹ノ巣温泉にある四季の郷喜久屋です。

鷹ノ巣温泉は新潟県北部に位置する山あいの温泉地です。なんとこちらのお宿は、宿まで自家用車では行けません。駐車場に車を停めてつり橋を歩いて渡ります。つり橋を渡って行くというのは非日常感があってわくわくしますね

部屋は全8部屋。そのうち5室ははなれで、3室が別邸として一つの建物になっているようです。

私ははなれの「四季亭」に泊まりました。広々としたメインの和室とベッドルームがあり、窓からは荒川渓谷が見えます。

全部屋にかけ流しの温泉がついており、私が泊まったお部屋は内湯と荒川渓谷を眺められる露天風呂がありました。特別感があってすごくうれしかったことを覚えています。温度もちょうどよく気持ち良かったです。

寝室の窓の外にはウッドデッキがつながっていて、吊り椅子、長椅子、テーブルがあります。私が行った時は寒かったのですが、暖かい時期なら外でのんびりと過ごすのも気持ちいいですね。

1つ驚いたこととしては、当時この地域は桜が開花していないはずなのですが、たまたまお部屋の桜が少し咲いていてラッキーでした。こんな思いがけない出来事ものちに思い出になります

夕食はお部屋でいただきます。山菜づくしとのことで、楽しみにしていました。大人になってから、山菜は大好物です。

山菜の盛り合わせでは、いろいろな種類の山菜が白和え、辛し和え、味噌漬け、お浸しなどに調理されています。シャキシャキとした食感でとっても美味しいです。中央の赤こごみが一番歯ざわりがよくて好きになりました。濃過ぎない味付けでお酒もすすみます。

刺身は特に白身が熟成されているのか、もっちりとしてすごく旨味を感じました。上品な量で美味しくいただきました。

他にはシャキシャキの歯ざわりがクセになる山菜の甘酢漬けや、山菜と春野菜の天ぷらなど。旬な食材を味わうことで心が豊かになりました

なんとデザートまで山菜づくし。ふきのとうアイスは少しの苦みが甘さがちょうどいいです。ふきのとうシフォンケーキも手作りだそうで、味わったことのない数々のお料理に感動しました

楽しみにしていた山菜はもちろんですが、全体的にレベルが高く、今まで泊まった温泉宿の中でもトップクラスのおいしい夕食をいただけました。山菜メインですが、お肉やお魚もあり、若い方でも満足できると思います。

ご飯はお部屋出し、お部屋に温泉のお風呂もあるので、最高のおこもり宿ですね。部屋で過ごすだけでも、あっという間に時間が過ぎ、それは贅沢な時間でした。

カップルにはもちろん、ほとんどのお部屋が広く寝室も分けられるのでご両親を誘うのもいいですね。お値段はお部屋によって2万円台から3万円半ばですが、このお部屋の広さとかけ流しの温泉つきであれば大満足です。

いつもと違う空間に身を置き、贅沢なひとときを過ごしてみませんか

毎日、仕事や家事のくり返しの中でときどき地方に行っていい宿に泊まると、解放されたような気分になります。日常ではついスマホを見たり、テレビをつけたりしてしまい、何もしない時間というのがありませんが、たまには宿の部屋から自然を眺めてぼーっとするのもいいですよ。それだけで幸せになります

 

なので、宿で特別何かをするわけでもないですが、これが私にとってのご褒美旅行だと言えます。

 

他の地方の食文化や風土にふれることで刺激にもなりますし、逆に自分の地元が恵まれている部分もわかり、地元の良さに気づくこともできます。私は「次の旅」というご褒美を自分で作って、日々を楽しく生きています。

 

※各ホテルの内容は宿泊当時のものとなります

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