働きアリの法則とは?人間社会にも当てはまる現象を詳しく解説

リリース日:2022/04/11 更新日:2022/05/30
菊地祥
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菊地祥

エサを探しよく動く働きアリ。アリの集団はよく動く働きアリによって支えられています。しかし、全体の2割しか動かない特徴を持っています。今回は、働きアリの法則の意味や、人へ当てはめた場合の考え方について紹介します。

  1. 働きアリの法則とは?
  2. 働きアリの法則は人間にも当てはまるの?
  3. 組織には「働かないアリ」も必要って本当?
  4. 働きアリの法則を仕事に活かすには
  5. こんな場面でも活かせる「パレートの法則」

働きアリの法則とは?

まずは、働きアリの法則の意味を紹介します。

 

・よく動くアリは全体の2割
働きアリの法則とは、集団を「よく働く・普通・働かない」に分けたとき、働きアリが全体の2割、普通のアリが6割、働かないアリが2割になるという性質のことです。アリの世界だけでなく人間社会のあらゆる場面でも同じような状況が見られるのではないでしょうか。

 

 ●働きアリ:全体の2割。よく働き、エサを探したり赤ちゃんアリの世話をしたりする
●普通のアリ:全体の6割。働きアリと同じくエサを探すこともあるが、働かないこともある
●働かないアリ:全体の2割。動かない

 

・働き者の働きアリを残しても法則は変わらない
よく働く働きアリが2割ならば、そのアリのみが集まると非常に効率的になると考えるところでしょう。しかし、よく働く働きアリのみを集めても、その中から6割の普通のアリ、2割の働かないアリが出てしまいます。つまり優秀なアリのみを残しても、すべてのアリが働くわけでは2:6:2になってしまうのが特徴です。

 

・働かないアリを残すと働きアリが出てくる
働きアリの法則では、働かないアリや普通のアリのみを残しても、2:6:2に分かれて動く
ようになります。

 

●働かないアリのみ残す:働かないアリの中から、2割のよく働くアリと6割の普通のアリが発生する
●普通のアリのみ残す:2割の働かないアリと2割のよく働くアリが発生する


このように、どの役割のアリを残しても、自然と2:6:2に分かれるのが特徴的です。また、このような特徴は、後半で紹介する私たち人間社会にも関係しているので参考にしてみてください。

働きアリの法則は人間にも当てはまるの?

働きアリの法則とは?

働きアリの法則は、元々経済学で用いられている用語です。働きアリだけでなく、人間そして人間社会や経済など、あらゆる場面でこの法則が成り立つとされています。つまり、働きアリの法則を知れば、私たちの生活や仕事をより効率的に過ごすために活用できる可能性もあるといえるでしょう。

 

例えば、以下のような法則を見出すことができます。

 

例)
●学校(1クラス):成績のよい生徒2割、60点や70点の普通の生徒6割、赤点前後の生徒2割
●会社:よく動き売り上げに貢献している社員2割、普通の社員6割、動かないもしくはミスをよくする社員2割


各環境によって多少の違いはあるものの、どの年代・場所・環境・業種でも、約2割が全体を支えている構造です。

組織には「働かないアリ」も必要って本当?

働きアリの法則は人間にも当てはまるの?

働きアリの法則を見てみると、2割の働かないアリによって効率を下げられていると考えるところです。しかし、働きアリだけでは、疲労などによって集団を維持できません。

 

働かないアリは、働きアリと交代することがあり、以下のような動きで集団を維持してくれます。

 

1. 働きアリが疲れる
2. 働かないアリに交代し、働きアリが休む
3. 働かないアリは働きアリに切り替わり、よく動くようになる
4. 集団の生活を維持
5. 1~4を繰り返す

 

働かないアリは単に働かないのではなく、人間社会でいう「休憩しているアリ」でもあります。そう考えれば「働かないアリ」という役割は、社会を維持するために必要です。

働きアリの法則を仕事に活かすには

組織には「働かないアリ」も必要って本当?

働きアリの法則は、自然現象だけでなく私たちの社会や、仕事にも活かすことができます。また、働きアリの法則は「パレートの法則」とも呼ばれていて、売り上げや仕事の成果にも2割という数値が浮かび上がります。

 

具体的にいうと、2割が要因、8割(6割と2割を含む)が結果という法則です。

 

例えば、以下のようなケースに当てはめることが可能です。

 

例)
1. 依頼された業務を、1日の2割の時間で作業方法や内容をまとめる
2. 2割の時間でまとめた作業方法を実行した場合、8割の完成度・正確性になる

 

業務の内容と時間、結果を働きアリの法則に当てはめることで、作業の見通しを立てやすくなったり効率を上げたりすることも期待できます。

こんな場面でも活かせる「パレートの法則」

働きアリの法則を仕事に活かすには

働きアリの法則、別名パレートの法則は、さまざまな場面に活かしたり当てはめたりできます。

 

例)
●売り上げの8割は、2割の顧客が支えている
●製品の機能のうち、消費者は2割のみしか使用していない
●売り上げの8割は、自社商品の2割で成り立っている
●Webサイトのアクセス数の8割は、2割のページが流入元
●国土の2割に人口の8割が集中
●勉強において2割の基礎を身に付けることで、得点8割を獲得

 

パレートの法則を活用するときは、物事を要因と結果に分けて考えるのがポイントです。また、要因が2割、結果が8割という法則です。つまり少数の要因が、大きな結果を生み出しているともいえるでしょう。

 

働きアリの法則は、社会や経済などマクロな状況でも当てはまりますし、私たちの生活や仕事、学校、勉強など身近なところにも当てはまるので、仕事や勉強の効率化にも活用可能です。

 

例えば最近仕事に加えて育児や家事で忙しい女性も、働きアリの法則を使い時間や体力、経済的余裕を生み出すことができます。また、余裕が出てきた方は、楽天証券でプロに運用してもらえる投資信託など、資産運用も検討してみてはいかがでしょうか。詳細をチェックしてみても良いでしょう。

このテーマに関する気になるポイント!

  1. 働きアリの法則とは
    集団を「よく働く・普通・働かない」に分けたとき、働きアリが全体の2割、普通のアリが6割、働かないアリが2割になるという性質のことです。

  2. 働きアリの法則を仕事に活かすには
    業務の内容と時間、結果を働きアリの法則に当てはめることで、作業の見通しを立てやすくなったり効率を上げたりすることも期待できます。

  3. 働きアリの法則は別名何というか
    パレートの法則

  4. パレートの法則を活用するときのポイントは?
    物事を要因と結果に分けて考えるのがポイントです。

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