世界から見た日本|外国人から見た日本人のイメージは?日本人ならではの行動とは

リリース日:2020/11/25 更新日:2022/06/15
金子賢司
この記事を書いた人

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東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はジャザサイズ。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

今や世界的にも人気のある観光地となった日本。そんな日本に対して外国人はどんなイメージを持っているのでしょうか?データをもとに検証すると,日本人では気づかない意外な視点が見えてきます。

  1. 世界から見た日本人のイメージは?
  2. 世界から見ても「日本のトイレは綺麗」!
  3. 世界から見た日本人は「サバサバしている」と思われている?
  4. 世界的に見ても「日本人は何よりも仕事が大事」と思われている?
  5. 世界から見た日本は投資についての考え方が異なる
  6. 参考サイト

世界から見た日本人のイメージは?

かつて東日本大震災の混乱の中でも秩序を持ってお店の前に並ぶ姿や、2018年サッカーワールドカップの日本対ベルギー戦のあとで日本人サポーターがゴミ拾いをしている場面が世界で大きく報道され、日本人の国民性が非常に評価されたことがありました。

 

特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)がまとめた「クールジャパン再生産のための外国人意識調査」では、欧州、アジア、北米の3大陸を対象に日本の印象についてアンケートを取りまとめています。「日本人の際立った魅力は?」という質問に対する回答で、どの地域でも際立っていたのが「礼儀正しさ」と「信頼感」という結果になっている点は非常に誇らしいことです。

世界から見ても「日本のトイレは綺麗」!

世界から見ても「日本のトイレは綺麗」!

トイレメーカーとして有名な住宅設備機器メーカーTOTOが2015年に実施した「外国人のトイレに関するアンケート」によると、「日本の公共トイレは自国のトイレよりも清潔だと思うか?」という質問に対して、「とても清潔・清潔」というポジティブな意見が93.6%という結果になりました。

 

また、訪日外国人が日本の宿泊施設に期待している点を尋ねたところ、1位は接客で57.8%でしたが、2位は56.5%でトイレでした。また、「宿泊施設で重視する設備」という質問に対しても、1位がWi-Fiで84.4%、2位が浴室で75.3%、そして3位はトイレで74.0%という結果になっています。

 

コロナウイルスが拡大するまで、日本への観光客は2011年度以降増加を続け、2018年にはついに3,000万人を超えました。日本の観光名所が素晴らしい点が背景にあるのはもちろんですが、トイレの魅力も一翼を担っているのかもしれません。

 

しかし、一方で日本古来の和式トイレは使い方がわからない、清潔感がないなどの意見も多く、駅や公園で和式トイレを見かけると私たち日本人が想像している以上に戸惑う外国人が多いようです。

世界から見た日本人は「サバサバしている」と思われている?

世界から見た日本人は「サバサバしている」と思われている?

VIPOの調査の中で、「日本に不足しているものは何か」という質問に対し、最も多かったのが日本人とは意思疎通がしにくいという意見です。

 

物事にとらわれずにあっさりしている性格をサバサバしていると表現しますが、日本人は外国人から見るとサバサバしており、コミュニケーションが取りにくいと思われているという結果になっています。

 

日本人は外国人に比べて感情表現が苦手なことや、日本にボディランゲージやハグで挨拶をする文化がないことなどが関係しているのでしょう。日本人は礼儀正しくて魅力的と感じる外国人もいれば、礼儀正しさの中に距離感を感じてしまう外国人もいるようです。

世界的に見ても「日本人は何よりも仕事が大事」と思われている?

世界的に見ても「日本人は何よりも仕事が大事」と思われている?

VIPOの調査の中で、日本人の際立った魅力について尋ねています。外国人は日本人に対して「緻密さ、きめ細かさ」「信頼感」「専門性をきわめる」「時間や約束を守る」など勤勉なイメージを持っていることがわかります。

 

確かに、Northstarが行った調査の国別の有給休暇取得率は2018年まで3年連続で日本が最下位です。2018年の労働時間がG7(先進7か国)の中でアメリカ、カナダ、イタリアに次いで4位となっているのも、統計値にパート労働者の労働時間を含めているからです。パート労働者のデータを取り除いた一般労働者の実際の労働時間は年間2,000時間を超え、日本が圧倒的1位になります。

 

このようなデータが実際に存在するため、世界から見て「日本人は何よりも仕事を大事にしている」というイメージができあがったのかもしれません。

 

また、1つの会社で定年まで勤め上げるという終身雇用の文化も実は日本特有のものです。かつては銀行金利が高く、会社勤めをして給料を稼いで銀行に預けておけば、利息がついて10年~20年で倍になることも珍しくありませんでした。老後の生活費も安泰であることから終身雇用は日本に浸透していったと考えられます。

世界から見た日本は投資についての考え方が異なる

利息に関連して、投資についての外国と日本の考え方を比較しましょう。まず、2020年10月現在、日本の一般的な普通預金の金利は0.001%となっています。これでは、100万円を預けても、1年後は10円しか利息がつきません。

 

それにもかかわらず、日本銀行調査統計局の調査によれば、依然として日本は資産を現金や預金で保有する比率が約54%という結果になっています。アメリカの約14%や、ユーロ圏の35%とは大きな違いです。投資商品で金融資産を保有している比率は、日本が約13%なのに対し、アメリカが約50%、ユーロ圏が約28%となっています。日本人がいかに多くの資産を現金で保有しているかがわかります。

 

過去に日本人は預貯金や保険というリスクの低い商品でもお金が増えるという経験をしているために、元本が減る可能性がある投資という方法にいまだに抵抗があるのかもしれません。

 

しかし、日本の金利を取り巻く環境は、従来と大きく異なっています。世界から見た日本のイメージを知ったことをきっかけに、投資でお金をふやすという選択肢も取り入れてみてはいかがでしょうか。
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参考サイト

日本銀行調査統計局「資金循環の日米欧比較」 2020年8月20日
2020.11.24
https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjhiq.pdf

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