定時退社を正義に!定時に帰れるようにする仕事の進め方と心構え

リリース日:2020/08/27 更新日:2020/08/27

働き方改革によって以前より定時退社しやすくなってきました。しかしまだまだ従来の残業、長時間労働を良しとする風潮は残っています。今回は、定時退社のメリットや定時退社を実現させるための仕事の進め方、心構えをご紹介します。

定時退社を正義に!定時に帰れるようにする仕事の進め方と心構え
  1. 定時退社できるとどんなメリットがあるのか
  2. 定時退社できるようにする仕事の進め方
  3. 残業は美徳ではない!定時退社をする心構え

定時退社できるとどんなメリットがあるのか

定時退社できるとどんなメリットがあるのか

定時退社をすることによって、働き方にメリハリができ、プライベートの時間も充実して仕事にも好影響が出るというのはよく聞く話です。ここでは、定時退社することにより得られる3つのメリットをご紹介します。

 

(1)メリハリのある仕事ができる

定時退社をする以上、定時までにその日の仕事を終わらせなければなりません。「定時までに終わらせる」ために仕事を効率的に進めようとするので、生産性が上がります。残業が当たり前だったときとは時間の使い方が全く違うことに気づくでしょう。

 

(2)プライベートが充実する

定時退社をすることにより、それまで仕事をしていた時間を自由に使うことができるようになります。趣味に時間をあてることもできれば、友達や恋人に会うこともできます。資格の取得など自己啓発に時間を使えば、仕事にも活用できて収入アップやキャリアアップにも繋がるかもしれません。

 

(3)モチベーションアップ

定時退社ができる働き方をするということは、自分でコーディネートをしたタスクの進め方で仕事をしていくということです。これにより自己満足度が向上し、仕事の達成感も高まります。毎日の仕事で達成感を得られますので、次の仕事に取り組むモチベーションも上がります。

 

プライベート時間の充実と相まって、翌日の仕事もはかどるという好循環を生み出すでしょう。

定時退社できるようにする仕事の進め方

定時退社できるようにする仕事の進め方

定時退社には多くのメリットがあり、定時退社することにより翌日の仕事にも良い影響が出るという好循環がうまれます。では、実際に定時退社するためにはどのように仕事を進めれば良いのでしょうか。

 

ここでは、定時退社を実現する仕事の進め方をご紹介しましょう。

 

(1)優先順位を決める

まずは優先順位を決めます。よく言われることですが、仕事の優先順位は「重要度」と「緊急性」で決めると良いでしょう。

 

「緊急で重要」、「緊急だけど重要じゃない」、「緊急じゃないけど重要」、「緊急でも重要でもない」という順番で仕事を分けていくと、今自分がするべきことの仕事が見えてきます。当然「緊急で重要」な仕事から片づけていきます。「緊急じゃないけど重要」な仕事に関しては、退社後のプライベートな時間でゆっくり考えてみても良いかもしれませんね。

 

(2)仕事のルーティン化

仕事をルーティン化してしまいましょう。ルーティン化は「習慣化」「自動化」と読み替えても構いません。

 

出社して、デスクに座ってから「何しようか」と考えるのは時間の無駄です。デスクに座ったらPCのスイッチを入れ、起動している間にコーヒーを淹れて、メールチェックして…というように、毎日始業時に同じ行動をとると、自然に仕事モードに気持ちが切り替わります。

 

仕事をルーティン化をすることで、次に何をしようかと考える時間が省け、考えることによる脳へのストレスも軽減できます。仕事に取り掛かるまでに時間がかかるという人はぜひ試してみてください。

 

(3)周囲に伝える

やることをやったら、定時で帰ることを周りに伝えておきましょう。これは職場の雰囲気や周囲との関係性にもよりますが、連携して取り組む仕事があれば伝えておいた方が良いでしょう。

 

「私は定時に帰る」という意思表示をすることによって、賛同してくれる仲間が増えるかもしれません。定時退社をする仲間が増えれば増えるほど、退社しやすくなるでしょう。

残業は美徳ではない!定時退社をする心構え

残業は美徳ではない!定時退社をする心構え

2019年4月より一連の働き方改革関連法が施行され、多様な働き方が認められつつありますが、まだまだ従来の働き方をよしとする職場も多く存在します。特に残業に関しては「職場に残っていることが良い」「長い時間仕事をすることが良い」とする風潮はいまだにあります。

 

そもそも残業がよしとされた時代は、人手不足で長時間労働をしなければならないという高度経済成長期からバブル期過ぎまでです。当時は、製造業中心で大量生産・大量消費によって経済が成長していたため、長時間労働によって生産量を増やすビジネスモデルがよしとされていました。

 

しかし今は大量生産の製造業中心から、サービス業中心の経済にシフトチェンジしています。つまり、企業にとっては従来の長時間労働によるメリットは既に享受できなくなっているのです。

 

また働く人にとっても、長時間労働を受け入れる理由がなくなってきました。長時間労働が人事考課に影響する時代は終わろうとしています。にもかかわらず職場で無駄に長時間過ごすことに意味があるでしょうか。ぜひこの機会に自分の働き方を見直し、自分にも会社にも真に貢献する効率的な定時退社の実現を考えてみましょう。

 

定時退社した後の時間の使い方は様々です。今では資産運用に興味を持つ人も増えており、保険を活用した積立や株式投資での運用も注目されています。空いた時間での将来の資産を作るための投資を考えてみてもいいかもしれません。資産運用なら、楽天生命楽天証券の詳細をチェックしてみてはいかがでしょうか。

Tsun
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(2級FP技能士)
Tsun

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

現役の生命保険営業マン。FP2級資格を保有し、個人のライフプラン、マネープランから適切な保険の組み立てを提案しています。個人的にはFXでのデイトレードを得意とし、現在も積極的に運用中。

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